百町森さまの作品
題「無心」
5・7 | K子さま | 5・16 | フラミンゴさま |
5・5 | kumiさま | 5・2 | kumiさま(阪急) |
5・1 | すいほさま | 5・4 | ニコルの姉さま |
15 | CHIKAさま | 29 | 百町森さま |
6 | すいほさま | 6 | 百町森さま |
フラミンゴさま
春桜賦にかんしては轟さんには申し訳ないのですが どの場面もあの明石照子さん(テーりー)とだぶってしまい懐かしさでいっぱいでした。
太鼓のシーンなどはまさにテーりーそのもので踊りかたまでそっくり。。
ラストの桜のボレロはなぜか春日野八千代さんを思い出してしまいましたが轟さんのあでやかな姿はいつまでも眼に焼き付いています。 1回しか見ていないので猛烈はファンともいえないようですが「風とともに。。」は2回いきますのでしっかりはまってきます。
K子さま
とうとう終わってしまった。 無我夢中で観てきたような・・・、公演中も私の中で様々な感情の変化があって、その時々で見方が変わった公演でもあった。
轟さんがトップになって初めての東京公演、この日が来ることをずっと待っていたような気がする。何年も前から・・・。そんな意味からも、とっても思い入れのある公演だった。
「春櫻賦」では、組子全員を包み込むほどの大きな包容力を感じ、相手役の月影さんを優しく見つめるあの瞳に、轟さんの秘められた魅力を感じた。
ストーリーを考えると理解し辛い部分や疑問などもあり、決して満足のいく作品ではなかったかもしれない。 お芝居のできる生徒さんが多い雪組なだけに、できるだけ多くの生徒さんに見せ場を作ろうという意図があってか、結構多くの生徒さんが見せる役をもらっていたような気はするが、観客の方は、場面があちこちにとんでしまうので筋を追い辛かったかもしれないな〜と正直なところ思った。
でも、出演者の熱演によって、観るたびにお芝居に深みが出てストーリーなんのって考える前に、泣かされたし、心が動かされた。 そして、場面場面に散りばめられた日舞の素晴らしさには、言葉では表現しきれない程の感動と興奮を覚えた。
そして何よりも、その中心にいる轟さんの皆を支える見えない力をいっつも感じていた。
トップとしての貫録・包容力その他もろもろのご苦労・・・。また組の皆さんの轟さんを思う優しい空気に包まれて、とっても雰囲気の良い組に思えるのは、私だけではないはず。
特に好きな場面は、鬼太鼓の場面と津軽じょんがらと櫻のボレロだ。鬼太鼓では、轟さんの力強い太鼓とあの鋭く眩しい瞳に釘付けになり、群舞の舞いには目を奪われた。津軽じょんがらでは、三味線の音色にのせリズミカル且つしなやかに指先にまでやわらかさが浸透している。とっても優しい気持ちになれる場面だ。
そして極めつけは櫻のボレロ、組全体の結束力と中央の轟さんを盛り立てるかのような迫力を持って、客席の方に迫ってくる程の勢いにやっぱり圧倒されっぱなし。中央の轟さんの余裕と自信に満ちた笑みを見ながら、お芝居中の龍山の母ではないけれど「生きてて良かったぁ」って幸せ感を体中で味わっていた。 これぞ日本物の雪組ここにありって感じるひとときでもあった
。あれだけの素晴らしい舞台を披露してくれた皆さんに、心からお礼を言わせて頂きたい気持ちでいっぱいだ。
「LET'S JAZZ」では、ジャズのリズムにのせて、新生雪組を祝福するかのようにのりのいい場面が展開する。
ちょっと重いムードのお芝居から心機一転して、楽しい雰囲気を醸し出す。 群舞の見事さ、伸びやかで聞かせる歌の数々、時にはうっとりと時にはしんみりと見入っていた。
プロローグの月影さん・香寿さん・汐風さん・安蘭さんの掛け声が、味わい深くこのショーの口火を切っていた。ここでのアドリブも結構楽しめた。皆が楽しそうに踊って歌う場面が、なんと言っても組全体の暖かさと優しさが感じられて大好きだ。それぞれの個性を大切にした場面では、思いっきり実力を発揮している香寿さん、汐風さん、安蘭さんがいて、より一層ショーを盛り上げていた。
月影さんは、轟さんとのコンビがまた良く似合い息がぴったりで、2人で顔を見合わせ微笑み合うところなんぞ、人っ子一人入り込む隙さえ与えてはくれないのだ。
観ていてなんとも微笑ましくもあり、胸がいっぱいになってしまう程、嬉しい場面でもある。
そして、特にアフリカとシカゴの場面とラストのデュエットダンスはお気に入りだった。
アフリカでは、轟さんのシャープで吸い込まれそうな瞳から目が離せず、群舞のハードなダンスに、気がつくと体がじっとしてはいない状態。(笑)
シカゴのルイは、このショーの中でも特別な感情を持って観てしまう。轟さんの歌があんなにも上手くルイの気持ちを表現し、観客を引き込んでいく。
日を追う毎に切なさが増して、千秋楽のルイはもう心の中の叫びのようにも聞こえた。なんという巧みな表現力なのだろうか。
ラストのデュエットは、黒エンビと白のドレスでしっとりと優しく、雰囲気は最高だ。あの場面をみると轟さん・月影さんコンビのお披露目だって事を改めて思い知らされる。
素敵な新コンビと、新しい雪組にこれからも大いなるエールを送り続けたい。
そして、こんなに感動を与えてくれた雪組の皆さんに「ありがとう!」
本当に「春櫻賦」「LET’S JAZZ」ともすばらしい舞台でした。
お芝居のストーリーについては、賛否両論。一人一人がきっと違う感想を持っているのでしょうね。
特に宝塚をよく見るファンからは厳しく、はじめてのファンからは好印象を持たれているような気がしました。観客は満足ということを知らないものですものね。常にさらに高いものをと望むもの。まして轟さんを応援し雪組を応援している私たちの願いはどんどん膨らんでいきますものね。演出家の方は大変...。(でも、がんばって欲しい!)
わたしは今回の舞台、ひたすら感動しました。与えられた作品を、いかに自分のものにするか、役を膨らませていくか、そして観客に感動を与えられるか。きっと大変だったことと思います。
敵討ちの要素が強かった大劇場ではラストのまとまりが意外なほどあっけなく物足りなさを感じたけれど、帝劇では敵討ちよりも自分をおさえ今という現実を受入れて未来に向かって進んでいく過程を強く描いていたような気がします。
そんな龍山だから、大和の人々の優しさを素直に感じ、受入れ、戦いを捨て、最後には数馬にさえ戦うことの無意味さを説くほどに変わったのではないでしょうか?
「心を押さえて演じるのでアナジよりもエネルギーがいる」と話されていた轟さんの気持ちがとてもよくわかりました。
越後獅子の子どもたちがたたかれるシーンはいつも心が痛みましたが、最後の子どもたちの笑顔に救われるのです。きっとこの子どもたちも今を受け入れて生きているんだと感じさせられ、あの灰神楽一座の親方も、だれよりも本当は津軽に帰りたかった...「俺、親方のために一生懸命稼ぐよ!」の子どもたちの一言で「津軽へ帰ろう」とやっと勇気がもてた、そんな気がしました。
龍山と小紫、何処に行くの?って大劇場では気になりましたが...帝劇では何故か気にならない...2人なら行く先がどこであれその場所が問題なんじゃない、きっと何かをみつけて、やってくれる!そんな気がしたから。
龍山のくやしさ、憤りを現わす「鬼太鼓」の舞での龍山の力強さ、小紫との心の交流を描いている「津軽じょんがら」の舞での小紫に向ける優しい眼差し、そして最後の桜のボレロではひとひらの桜の花びらの轟さんがぐんちゃん、たーたん、幸ちゃん、とうこちゃん等と出会い満開の桜となり、大地にしっかりと根をおろした桜の大木がまるで新生雪組のようにたくましく、その真ん中には轟さんがいる。最高のフィナーレでした。
そして「LET’S JAZZ」。なにもいうことはありません。あんなに客席を楽しませ、涙させたショーに出会ったことがなかった。どの場面もどの場面も深くて、忘れられそうにありません
。あの生の開演アナウンス、とっても楽しみな企画ですね。そしてオープニングの華やかさ、幸ちゃん・とうこちゃんのミンストレルショーの呼び込みにつられて楽しいショーの世界に。
そして一転してはげしいJAZZの故郷、アフリカのリズム。
轟さん、ぐんちゃんのおじいちゃん・おばあちゃんに笑い即早変わりでの二人のダンス。大汗をかいてお互いにその汗を拭う様子にちょっとヤキモチ...
元気一杯の中詰め、タータンやぐんちゃんとの目配せが楽しそう!いいよ!雪組!
ルイの切なさ、悲しさに涙し、大勢の男役さんを引き連れて踊る轟さんにくぎづけ!そしてお気に入りになったデュエットダンス...いいなぁ2人。ほんとによかったね。いい人と巡り合えて!そうしているうちにもう?フィナーレ?また見たい!!そう思ってしまうショーでした。
でも出演者は大変よね!お疲れ様でした。
この公演でとても印象に残ったのは,轟さんの笑顔でした。
もちろん今までも素敵な笑顔を見せてくださってましたが,ショーではぐんちゃんとのデュエットは中詰めも最後のところも「こんなににこにこされていたかしら」と思いました。
桜のボレロでは今までは最後ににっこりという感じでしたがぐんちゃんに見せる笑顔がますますやさしい感じでよかったと思いました。
ぐんちゃんが雪組に来ると聞いたときから,轟さんと絶対似合う, きっといいコンビになるって思っていたので,お二人の息がますますあってきたのを感じられるのってとっても嬉しい。
もっともっとこのお二人ならではといういい場面を見たいと本当に思います。こんなに楽しい一ヵ月を過ごせたことを心から感謝したいと思ってます。雪組の皆さんにありがとうと,そして劇場でお会いできたWITH
YUの皆様にもありがとうございました。
百町森さま
5日の初観劇の時はほとんど龍山お一人に目が行ってしまい、帰ってから(あら、あの後が気になるわ)なんて思ったのですが、今回はほんの少しだけ余裕を持てました。
3週間ぶりの舞台は随分引き締まった印象をうけました。
立ってる時やセリフのない時の一人一人の仕草、表情が自然でかつ深くなっていたように感じました。轟さんの舞台からはいつも潔さを感じます。彼女の生き方が伝わってくるのでしょうか?
香寿さんの歌、踊り、そしてお芝居。貫禄十分で(雪組によくお帰りくださいました。)なんて思わず感じてしまいました。のびのびと明るくはじけるような笑顔の小紫を見せてくれた月影さん。汐風さんの喜楽坊はまるで役と遊んでいるかのように楽しそう。安蘭さんは一本お芝居に筋が通ったようでこれからが楽しみです。今回個人的には汐美さんに惹かれました。きっとご自身のお人柄もお優しいのでしょう。あまり表情の変わらない美濃を静かにでも優しさが伝わってくる演技で魅せてくれました。
終わり方は以前より気にならなくなりました。娘が龍山と小紫の行く末をあれこれ一人で想像しているのをみるとこれも別の楽しさでいいかも...と今は思っています。
ショ−はやはりヒップとホップにのせられて楽しかったです。
轟さん、香寿さん、楽しそうな中にも、どうだっ!というような自信に溢れた表情で素敵でした。
最後の男役さんだけの群舞が好きです。男役さんの中の轟さんいっそう光って見えました。月影さんとも悔しくなるくらい息があっていてよかったです。みなさんのキラキラした表情に今の雪組さんの楽しさを見るようでした。安蘭さん、汐美さん、貴城さん...。楽しみな方がたくさんいらっしゃって今後舞台を見るのが忙しくなりそうです。
4月12日、午前・午後の部、2公演です。
私が観劇した席は午前はP列55、わかります?右側の一番端。午後はK列7、左端から3番目。違うプレイガイドでとってこの極端さ、席の場所を知った時は口がアングリでしたが、オペラグラスを使わないでも大丈夫と思い、それが救いでした・・・。(私の視力は実は2.0)
もう半分舞台の美しさにボーッとなっていましたので2公演分まとめての感想です。お見苦しいとは思いますがお許し下さい。
「春櫻賦」皆様がおっしゃっていたようにお話の流れが大劇場より自然になっていました。よかったー。幕開き最初から轟さん登場で歌。琉球の色鮮やかな舞台の中央の轟さん美しいです。
やがて、歌いながら、にこやかに視線を投げかけ客席に降りてこられる場面、私の位置からもしっかりお顔がわかり心臓がドキドキしてきました。
お芝居は登場、引っ込みの場面がしっかり見れました。龍山の登場、迫力あります。
謝名鄭迥処刑の場面、花道で処刑前の父の言葉を聞く龍山のせつなさが伝わってきました。秋月数馬、この難しい役を香寿さんさっとこなしていて、立っているだけでもカッコ良く、すごい存在感がありました。
グンちゃんこと月影さん、もうつっぱしるけなげな小紫、かわいくて、かわいくて、特に最後の龍山が「一緒に・・」と言った時、「無理しなくて・・」と言いながら、ビトっと龍山の袖をしっかりつかむしぐさが。これからもふたり一緒に素敵な舞台をお願いしますと言いたくなりました。
喜楽坊遊三、間の取り方がお上手なのでしょうか、本当登場すると場がなごみ、しぐさも上手いですね汐風さん。
今回、他の方のお話にもありましたが、専科・雪組の皆さん舞台に立つすべての方がしっかりお芝居していたと私も思いました。
中央で主な方々が台詞を交わしている時、ふっと舞台の端の方を見てもその場面にあった表情、しぐさをなさっているんです。
貴咲さんは琉球の歌手の歌声と姿が美しい。汐美さんは渋い美しい男役さんです。貴城さんはけなげな阿満丸、兄上を慕う気持ちが伝わって良かったです。
さて、踊り。前回より近くで見れた分、鬼太鼓、津軽じょんがらの迫力を堪能しました。そして桜のボレロ、もうこれはどなたがどうではなく、雪組の皆さん全員見事でした。何度も見たい、帰りたくない、そう思って食い入るように見てました。
あと、桜の踊りの時、轟さんと香寿さんのふたりで舞う場面があるのですが、このおふたり、ビタッ、ピタッときまってすごいです。今度お二人の日舞の場面もっと見たいと思いました。
「LET゜S JAZZ」
あいかわらず、スピーディーで楽しい。ヒップ、ホップの盛り上げもいいですね。組長さん私も大好きです。プロローグの台の上から4人が「ジャズ、ジャズ、ジャズ」と言うところは安蘭さんがはちきれんばかりの元気の良さ。グンちゃんのお衣装ピンクのドレスが加わって、雰囲気が変わって素敵です。
アフリカでは楓さん、五峰さんのキレのいい動きと豊かな表情に思わず目がいきました。
そしてルイ。大好きなルイ。午後の部、間近に登場したルイにもう目を見開き息を呑んで・・・の状態でした。この場面本当にボーッとだったのですが、天国の最初眼鏡をかけた風早さん。そうあの人、風早さんだと思ったのですがその時はちょっと自信がなく、cafeでのお話にやっぱりって(笑)。登場して持ったトランペットをクルクルって回すんです。あーって何となく心に残るシーンでした。
ショーではやんちゃな男の子ととっても紳士の轟さんが見れて楽しかったです。
雪組全員の皆さんの笑顔とはじけるような姿に、いっぱいの元気をもらいました。皆様ありがとうございました。
百町森さま
公演が始まる前は、こちらが緊張してしまい龍山様か゛登場しただけでうるうるしてしまいました。困ったものです。
お芝居もショ-も雪組のパワ-を感じて気持ちの良い時間があっと言う間に過ぎてしまった感じです。 轟さんはもちろん素敵でしたが、他の方たちのしっかりしたお芝居、歌などすべてが上手く重なっているな...と思いました。今度はもっと冷静に見れるといいのですけど。
何しろ今日は本当に久しぶりだったのでお顔ばかり見てた様な気がします。
すいほさま
「春櫻賦」の始まりは、うんと照明が落ちて静かに幕が開いていきました。
列の端に座っていた私の、ちょうど舞台中央との目線の間に、真っ暗で座席の確認できない男性が立っていました。このままではちょっと幕開き見にくいな、でも轟さんはチョンパの時はいらっしゃらないし・・・、なんてのんびりしていたら、照明がついたらなんと中央に立っているのは轟さんではないですか!おじさんの肩越しにお顔が見えて、「早くどいて〜、お願い!」と心の中で叫んでしまったという、興奮状態のまま舞台がどんどん進んでしまいました。
おまけに、サイの踊りの後の歌の場面では、客席に降りて歩いてくださるなんて。私の周りでも「うそー!」という声があがっていました。
台詞に各場面で手直しがあって、話の筋道がわかりやすくなっていたのがなんといっても良かったと思いました。
家族の命と引き換えに琉球に残らなければならない龍山が、なぜ大和に渡ったのか、なぜ一座とはるばる佐渡まで旅をしていったのか、そしてなぜ再三にわたって琉球国王と接触を試みたのか、などが無理なく展開していったように思います。また小紫とだんだんと心が通い合っていく様も描かれていて、その点でもラストシーンに無理なくつながったと思います。
大劇場の時とちょっと変更になった最後の龍山と小紫の場面ですが、大劇場公演を終えて、より息のあってきた轟さんと月影さんの距離を表しているかのように龍山が小紫をそっと引き寄せてあげる、そのしぐさがとっても優しくて東京版もなかなかいいな、なんて思って観ていました。
ショーの方では、ヒップとホップが客席から登場など、盛り上げてくれました。
銀橋がないので、フィナーレなどはちょっと寂しいかなと思いましたが、どの場面も引き込まれて、あっという間にフィナーレでした。
轟さんはあのど金髪ではなくて、ちょっとメッシュのような感じの髪でした。それも素敵です。
劇場が違っても、とても引き締まった、出演者の集中力を感じさせる、魅力あふれる舞台です。最高でした。