真夜中のゴースト  レ・シェルバン

(あなたの KANGEKIROKU)


sakikoさま作

With Yuを開いたばかりの4月26日にメールを下さったsakikoさま
「ほんのお遊びですから」と おっしゃって・・・!

画像では出し切れない繊細な作品です。

   INDEX

観劇日 お名前 観劇日 お名前 観劇日 お名前
9・19 sakikoさん 9・19、20 とむさん 9・20 ゆっこさん
9・19 よしえさん 9・19〜23 Macsさん 9・29 ともこさん
9・20 ぺりかんさん 9・19 うなじさん 10・1 noriさん
9・19〜 K子さん 9月  10月 ラディシュさん 10 ・16 よしえさん
10・2、16 sakikoさん(2) 10・7 ニコルの姉さん 10・20 真希さん
10・21 K子さん(2) (NO.2) ニコルの姉さん 10・26
(NO.2)
とむさん
kumiさん 10・28 ばぐーすさん


sakikoさん  19日初日のごかんげき

   (9月のお便りに続いて)
 なんだかまだ感激さめやらぬ状態で、ぼーっとしております。
ほんとうにお美しい! 
みとれてる間に終わってしまって・・・
今日はもう轟さんだけを追ってまして、全体を見失っておりました。
「真夜中のゴースト」は、正直言って、作品の云々につきましてはまだ語れません。 
ただ、舞台構成が少々散漫で、まとまりに欠けてたような・・・でもこれは、あくまで初見!の私感ですので、まだこれから回を重ねてご覧になってらっしゃる皆様のご感想を楽しみにしております。
轟さんはと云うと、もう素敵!  かっこいい!  ビューティフル!!

「レ・シェルバン」は、もっともっと轟さんに出てきていただきたかったかな。
 でも、いつも中心にいらっしゃるお姿を観て、そして、大きな羽根を背負って大階段を最後に降りてらっしゃるお姿を観て、ほんとうにトップさんなのね!って、実感いたしました。
 後はもう1日でも長くこの日々が続きますように!と祈るばかり・・・(まだ始まったばかりなのにね)

それから、決して期待を裏切ることのないご挨拶!胸いっぱいの初日観劇でした。


とむさん  19日 20日のごかんげき

いまも頭の中はゴースト様の歌が駆けめぐっています。
本当に切ないほどの思いが伝わってきて マリーじゃないけどあんなに美しくて素敵なゴーストなら私も連れていって!と声を大にしていいたいですね。


ゆっこさん    20日のごかんげき

トップお披露目にゴーストの役なんてと思ってみましたが、お話が進むにつれて物語の中に引き込まれていきました。さすがトドさまだね。
印象に残ったのは 後の方で高い所へ出たり入ったりが ユウレイ的でした。
クリミアの戦場場面がとってもカッコ良かった。
トップの人のスゴさは一言のセリフ、一振りのダンスの動き、目線にくぎづけになってしまうところです。ゾクゾクしたり 目がハートになったりしますよね。
ショーのタンゴが素晴らしいです。あの場面をみるだけに足を運んでも良いと思えました。


よしえさん     19日のごかんげき

お披露目公演は殆どあの方にクギ付けでした。
私の席は1階14列2番だったのですが、客席から出ていらした時は少々遠くて、あっ!と思っているうちに後姿を見送っていました。
フィナーレで大階段を降りていらして歌われた時に、目を閉じて歌われた時があったのですが、「トップをかみしめていらっしゃるのかしら、それとも無事フィナーレだってほっとしていらっしゃるのかしら」なんてあれこれ考えていたら私の方が感激してしまい目頭が熱くなりました。

Macsさん      19日から23日までのごかんげき

公演のほうですが、初日ははっきり言って「?」状態でした。
良いのか悪いのか分からなかったのです。他の方もそのようでしたが・・・・
でもこちらに帰ってくる頃にはしっかり轟ゴースト様にハマっていました(^ ^;)
思うのですが、きっと私はトップ披露ということにこだわりすぎていたのではないかな?
だから初めて観た時、とても静かな哀しい作品だったので「あれ?」 と思ってしまったのでしょうね。お披露目公演というと「おめでとう!これから頑張って!」というお祝いムードを想像してしまうのです。それに轟さんの今までのイメージから、トップお披露目はパワー全開で情熱的な役だと、なんとなく思っていたのかもしれません。
ショーにしても、花ちゃんとの絡みもないし、なんだか轟さんがとても孤独に見えてしまったんですよね。でも5日間も見続けていくうちに、トップ披露に対する思い込みは消え、純粋に轟さんが主役の公演を観ている感じでした。
そう思ってみると、今回の作品、私は結構好きですよ。詳しい感想はまたゆっくりと書いて送りますね。
でも、とりあえずこれだけは・・・・「轟さんは立派にトップになられました!この公演、轟さんの魅力満載です」
あと、ようこさんもジゴロの歌、お気に入りなんですね!実は私もです。一番好きなシーンはやはり多数の方と同じく「革命・タンゴ」なのですが、歌に関してはジゴロの歌ですね。
この歌唱は完璧だと思いました。
友人と「この轟さんの歌、凄いね!この歌をこんなに歌いこなせる人、宝塚では後にも先にも轟さんだけだろうね!」って話していたのです。
本当にこのシーンは歌だけでなく、身のこなしから表情の作り方にいたるまで、完璧でした。
究極の男役でしょうね。あと一歩行きすぎると、宝塚の男役ではなくなってしまう・・・そういう危うさもあります。でも、だから究極なんですけどね。

本当にまたすぐにでもムラへ飛んで行きたい気分ですが、やっぱり遠いですね。東京へ来ないのが本当に残念。東京の方々にも、今までとは違った轟さんの魅力を味わってほしかったです。それに次の公演はメンバーも作品も変わってしまいますもの。


ともこさん   29日のご観劇から
今日は5列目46のドセンターで見たのですが・・・!
例の銀橋から手を差し出すウィンクが バッチリいただけました!もう舞い上がってしまった。
ゴースト、人間離れした美しさ!でした。  軍服のところの短いヘアーも徐々に短くスキッとしているような気がします。
ショーのジゴロすごいよね・・・。
そして、タンゴ・・・もうすごく頑張っていますよ!!
お芝居もだんだん”悪くない”って思ってきました。胸キュンでした。やっぱり轟さん最高!!



ぺりかんさん    20日のご観劇から
一度観ただけですのでおおまかな感想しか申しあげられないのですが、とっても良い作品だと思いました。
最近のトップお披露目公演のなかでは、これぞトップというアピ−ル度の高いもので、良かったと思います。引き合いに出して申し訳ありませんが、真矢みきさんの場合はお披露目にしては暗すぎたし、久世星佳さんの場合も風花さんが結構目立っていて、もっとのんちゃんがアピ−ルされるものが良かったのではと思いました。高嶺さんの場合はもう言うまでもありませんよね。
今回花総さんとの絡みが少なくて淋しいような気もしないではありませんが、そのぶん轟さんのトップ度が際立っていました。(みなさまは他の誰がどう絡もうとあの方はトップにしか見えないのよとお思いでしょうが...)
「真夜中のゴ−スト」は少しメルヘンチックで、最初観ていて何か宮崎駿のアニメでも観ているような気がしました。お城の後ろの方からエレベ−タ−ボ−イのように上がったり下がったりするのには、思わず吹き出してしまいましたが..ゴメンナサイ(^o^)/轟さまの雰囲気がお城の若様の雰囲気に合っていて、しかも御端整なお顔立ちがいかにもゴ−ストっぽくて、ほ〜んと良いお役だと思います。
気になるところは、マリ−が突然「私はあなたのそばにいたい。」というところで、ちょっと唐突すぎますよね。

「レ・シェルバン」は最近の宝塚のショ−の定番って感じで目新しさには欠けたような気はしますが、こういうショ−は大好きなので、大いに楽しみました。
ここ数年雪組のショ−って大人しいものが多かったのに、今回はイメ−ジ一新ですね。みんなよく踊ってましたね。やうこさまには刺激強すぎるんじゃあない?
それにしても、「あそこに華宮あいりちゃんいたわね。」なんて言っても、やうこさまったら「へっ?」なんですよ。「だってあの方の御目しかみてないんですもの...」というお返事なんです。
轟さまの愛する組子のみなさんのことも少しは観てあげてね。


うなじさん
「真夜中のゴースト」は、はっきりいって話が・・・?
バウでやる作品ではないでしょうか?と思ってしまった。
お披露目にしては、衣装も・・・もうちょっと、衣装替えしてほしかった。何もゴーストにしなくても、よかったのでは・・・。
せっかく、トム君のお披露目なのに・・・がっかりでした。
ショー「レ・シェルバン」は、月組「プレステージュ」に似ていて・・・。
中村先生の作品は、ロケットが、2回入るので、場面を取られるようで・・・考えてしまいます。
トム君がんばっているのに・・・次回の公演を期待しています。
皆さんが、盛り上がっているのに、こんな感想しか書けなくてごめんなさい。


noriさん
「真夜中のゴースト」は現在と過去の比重がどっちつかずの中途半端で、何度か観て流れを掴めれば場面毎の楽しみもあるのですが、最初観たときはかなり退屈でした。
トムくん自身のことをいえば、(お芝居は私なんぞが物申すことは出来ないので置いといて)美しいゴーストは大好きなんですが、140年前の鬘が…ヘン…。
あまり髪型のセンスの良い方ではないですが、やっぱり…じじい…(あっそんなはっきり(^^;))。
そんでもって、どうして金髪の短髪がゴーストになると長髪の栗毛になるのかっ。
肖像画では既にゴーストヘアーだし…。
わからない…。もしや、チャールズ、あれはヅラ…?(笑)
ショーはもう「プレスティージュ」とどこが違うのー?という位プレスティージュで、しかもあちらが”古き良きショー”と高く評価されたのに対し、こちらはそれを通り越して単に”古臭い”…(--)
多分お衣装のせいだと思うのですが。
もう。先生ったら、トムくんが綺麗なのもわかってるし、ナンでも出来るのもわかってるんだから、もっといろんな事してくれなくっちゃ困るじゃない!(あれ?)
でもね、なんだかんだいっても観終わってしばらく経つと「…観たい」とか思ってしまうんですよね(^^)。


K子さん
やっとムラ観劇日誌が書ける。
なぜか書けなかったのは、やうこさんがHPで書かれているように、初日観劇後、トップお披露目の喜びと相手役との絡みがなくて孤独な哀愁を感じたのとで、複雑な思いがあったからかもしれません。前回の最終観劇の時に、悲しむのはよそうって決めたのにも関わらず、今また公演を観られない寂しさからか、気持ちの上で同じ過ちを繰り返そうとしている自分がいる・・・いっけない。
でもムラでは、皆さんとご一緒させて頂いたお陰で、1人で悲しみに暮れる暇もなくて本当に良かったです。観終えた後、皆さんとあそこがステキ、とかあの場面はちょっととかいろいろお話できて皆の気持ちを確かめて安心したのを憶えている。
何はともあれ、やはり初日はトップの風格は十分、挨拶も聞けて、唯ただ感無量の思いだった。
轟さんは勿論初日の緊張や堅さがあったと思う。そして観ている轟ファンのほうも緊張は絶頂に達していたであろうし、私も十分すぎるほど緊張し、落ち着ける状態ではなかった。
開演アナウンスはアナジ以来の轟さんのお声、わあ〜んトップなんだあ〜始まるう・・・
静かなもの悲しい雰囲気の中、風の音と共にゴースト様が城の上にせり上がっての登場。堂々たるお姿背筋がゾクゾクするような雰囲気が辺り一面に漂う。轟ゴースト様のオーラか??
3回目の観劇までやっぱり和央さんと花總さんの2人の場面が多くて、轟さんの悲壮感に満ちたようにみえてしまうそのお姿が何よりも大きくインパクトを残した。
でも4回目の観劇で私の悲しみは、吹き飛んだ。なぜならば、轟さんの舞台上での笑顔が光って見えたから・・(ショーで)
そう舞台は決してトップ1人では作れない。周りの人達があってこそのトップだ。
皆が轟さんを盛り立てているように思えた。皆の優しい轟さんを見守るまなざしを感じた。
そして、ショーでの轟さんのダンスを改めて観て、大きな感動を憶えた。
特に「革命タンゴ」でのダンス、センターで皆を後に従えての群舞。頑張ってる!
動きの鋭さに目を見張った。努力の痕が感じられて、きゅ〜んと胸が痛んだ。
ダンスを頑張られている轟さんの姿を目にして、私は誓ったことが・・そして、こんなに頑張っていられる轟さんに対して、気持ちの上で大変な失礼をしていた事にも気がついた。
花總さんとの絡みが少ないとか孤独な感じで可哀相なんて、そんな次元の低いことを考えていたなんて・・・そんなことで泣き悲しんでいた自分がちょっと恥ずかしくなった。(あくまでも、これは単に自分に対して思った事です。誤解のありませぬよう。)
そう もう悲しみの涙は流すまいと・・・その時どきを精一杯演じられている轟さんに、こちらが弱音をはいてはならないって思ったのです。
限りある舞台だから、だからこそより一層の輝きがあるのだと信じている。
一公演一公演を大切に観ていきたいとそう思った。
もちろん今までも大切に観させて頂いたつもりではあるが・・・これからも。
なんだか舞台の内容に対する感想でなくなってしまったような気がしますが、今回トップお披露目公演を観て、私が感じた素直な思いを書かせて頂きました。

ラディシュさん
「真夜中のゴースト」 私はけっこう気に入ってます。 
地味な作品でこれといった見せ場もありませんが、「恥ずかしい」(技術的に場面的に等)部分が無く安心して観ることが出来ます。
「シンプルな宝塚」で超あっさりした作品ですが、こういうストレートな善人も時々は良いのでは?(いつもだと退屈ですが)
よくあるパターンで過去と現在が交錯するのですが、「天国と地獄」より疲れませんし、「カサノヴァ・夢のかたみ」よりずっと分かりやすく出来ています。
轟さん扮するチャールズは「恋に生きた人」というよりは「教えを説く教祖様」みたいですし、貴咲美里さんのアラベラはちょっと逞し過ぎる感じでもう少し「はかなげ」なほうが良いかなーとは思いますが。 花總さんのマリーは無難な出来、和央さんのエリックは「出番の多い長岡さん」かな(笑)。 組長さんのバーラント子爵は面白くて、出て来ると場面が締まるし、でもよく見ると渋くて良い男(笑)。
 大好きな星奈さんや五峰さんのかっこいいパイレーツのダンスシーンもあったし、まひるちゃんは可愛くて綺麗!で表情も良くなってきていて今後楽しみです。
 主題歌もさりげないけれど素直な感じの良い曲だと思います。村のシーンは「ドリアン・グレイの肖像」と同じ曲でした。
「レ・シェルバン」どこに天使が?とは思いましたが、こちらもなかなかまとまった感じでスピーディなショーで良いと思います。
 中村一徳先生はどうやら「物語」作りはちょっと不得意(笑)なご様子ですがそのぶん、沢山ダンスを見せてくれるので、おそらく演る側は大変でしょうが観客としては喜ばしいです。
 轟さんは歌にもダンスにも力があるので、こういうショーにはぴったりだと感じました。
 「力」の必要なショーで「がんばっている」とか「よくやっている」というように観客に思わせるようだと×だと私は思います。


よしえさん
16日15:00公演を観に行って来ました。 初日に行って、約1ヶ月ぶりの観劇です。 
初日の時はどうしても鬘が気になってしかたがなかったんですけど、ポスターやパンフレットで目が慣れた(?)のか、ゴーストの鬘は割と自然な感じで見ることができました。
チャールズの時の鬘は聞いていた通り初日よりもかなり自然でした。
でも、あの「もみあげ」は不自然じゃありませんか?鬘なしではいけないのかしらって思ってしまいます。 
初日はただもうあの方しか追えなかったのですが、今回は少々余裕を持って全体を観ることができました(つもりです・・・)
皆さん楽しんで演っていらっしゃるようで、楓さんと汐美さんはおもしろかったです。(特に汐美さんはとぼけた、というか憎めない人っていう感じで良かったです。)
 TVで放映すると、どうしても台詞を言っている人、真ん中に居る人が中心に映りますよね。その周りの人達も役づくりをして演じているのに、その様を観ることができないのは残念な事だと思います。 私の席の周りには初めて宝塚をご覧になる方が結構みえたようで、ショーになると感嘆の声があがっていました。
1回目のロケットでまず「わ〜!」となりました。 2回もロケットなんて、と思いましたけど、初観劇の方の心を掴むには正解だったようですね。
 ラテンの場面でトム様が羽根をしょって出て、踊られた時は、「すごいね〜」との声もあがっていました。色々な場面で拍手がおこり、それも楽しかったです。



sakikoさん
「真夜中のゴースト」・「レ・シェルバン」みなさまもおっしゃってますが、2度、3度と観る度ごとにハマっていってしまいます。

「真夜中・・・」では、ほんとうに難しい事をいとも簡単に(きっと、とても苦労されているのでしょうが、観てる側にそう感じさせないので、これが普通と思ってしまうくらい)やってらっしゃることに、今更ながらすごい!って思いました。
 1つの芝居の中で、静と動を見事に演じ分けていらして、それがどちらもとても魅力的・・・。
  あとは、歌が結構気に入ってます。 ミュージカルですもの、歌が多くなくてはね。
 主題歌では、轟さんのビロードのような低音が生かされてますし、デュエット曲も良いですし、マリーやエリックの歌もとても心地よくて・・・。
「レ・シェルバン」は、誰が観ても、素直に楽しめる、宝塚らしいショーだと思います。 ふんだんに使われています羽は、いかにも華やか!ですし、大勢でのエンビは、圧巻。
 ゴージャスなラテン・メドレーは、やってらっしゃる方たちが、何だかとっても楽しそう!
 そんな中で、ドスの効いた歌が素敵なジゴロ。
 壮絶な美しさのダンスで魅せた革命・タンゴは、いつまででも観ていたい場面・・・轟さんもおっしゃってましたけれど、欲張りなショ−ですね。


ニコルの姉さん

まず、ゴースト様は、格調高く、崇高で、この世の人ではないその姿はとても美しい。
マント姿でどこからともなく現れては消えていく。マンガチックなんだけれど、真面目にやっているので、笑えませんでした。
トドちゃんって、どこまでも、真面目な人ですね。それがどうも現代の風潮にマッチしていないように思えるのです。やうこ様は、そこが良いのです!とおっしゃるのだけれど、時代遅れじゃない?(きつい言葉で、ごめん)。
まあ、この作品が時代遅れというか、古風なので、よけいそうなっているのだとは思います。
私は、この作品で、轟さんの台詞を聞いていて、春日野八千代さんを思い出してしまいました。こもったようなしゃべり方、ひとつの型、というか典型のようなもの。品があって、近寄りがたいといいうのかしら、一昔前の宝塚調、正統派、そんな感じです。
良いとか、悪いとかいうべきものではなく、自然な演技ではなく、型を重んじた演技、とでも言えばよいのかな。肩が凝るような、なんて言ったら叱られちゃうね。
チャールズは、生きている時のお話だけれど、やはり古風でした。時代が時代だし、お話が身分違いの恋、というパターンだしね。
でも、軍服姿はかっこよくて凛々しくて、目が何しろ物を言っていました。そして、雪組の軍人集団の中では、一人だけ主役していました。
本当によく頑張って、一生懸命で、お疲れだろうと思います。痩せてらして心配ですね。
でも、あのかつらヘアーはちょっと変です。あの髪の長さなら、普通の男役さんなら、自分の髪のままでやれるのに、刈り上げヘアーなので、鬘なのですね。
。私はもうちょっと長めの方が可愛くなると思うけれど、可愛いのはトドちゃんには似合わないかな。あの養老院カットのような潔さが、トドの魅力とも言えるのかも。
最後のシーン、ゴーストって昇天すると光になるのですね。その感じが良くわかりました。
かなりエリザベート的だったけれど、白いお衣装のトドちゃん、すごく綺麗でした。突き抜けた美しさみたいなものがあって、侵しがたい聖域に住むお方というイメージでした。
140年前に生きた人とマリーとの愛、あんな風に唐突ではなく、もっとうまく描けていたら、感動できたのにな。でもお話としては、まとまっていて分かりやすかったです。
次回のお芝居、琉球物なので、谷アナジ感動編、PART2として、泣かせてくれることを期待してます。ショー「レ・シェルバン」は、また次回に。


真希さん
最初の、歌から感動してしまいました。
近くで見れたこともあるでしょうが、トムさんの歌声を生で聞けたのが何よりも。
主題歌いい歌ですね。ホント、はじめの歌からこんなに感動するなんて、自分はトムさんが好きなんだなと改めて思いました。
トムさんと花ちゃんがくっつく話ではなかったので、盛り上がりに欠けました。でも、戦闘の場面で踊るところ、愛する人が亡くなったと聞かされたところで、トムさんが気合いが入っていてすごく良かったです。
圧倒されました。
お母さん役の人と、弟のお付きの悪い人がとても存在感がありました。
この2人はとても通る声で。お母さん役の人は、面白い人ですね。あの人好きです。
ショーは、とてもスピードがありました。中でも、「ジジババー」と、帽子をかぶって踊るところ、最後にトムさんが死んでしまうところが好きです。
このショーを見て、改めて、雪組は歌が上手い組だなと思いました。
これからタータンも入りますし、ますます雪組大好きになりました。
一人一人を見たら、とても良かったと思います。




K子さん
まず一言、轟さんって中央に立たれるようになってから、一段と貫禄が出て、充分すぎる程の存在感で圧倒させられました。
そして美しさに磨きがかかったように思うのは、単なるファンモードから生み出された錯覚でしょうか?? あの3番手時代に1人舞台中央で歌い踊っていた時とは、全然違う・・・
きっと内面からでてくる自信とでも言うのでしょうか?も〜う光輝いていましたよ。美しすぎて眩しかったゴースト様。
轟さんってあの髪型似合いますね。ウェイブのかかったロングの髪。
時には鋭く時には優しく見つめる瞳。そして悩ましい唇。カッコ良くってあ〜どう表現したら良いのでしょう??言葉が浮かばないと言うか、私の持ち得るボキャブラリーでは、うまく伝えきれないのが、何とも歯がゆい思いでいっぱいであります。
どんどん新しい魅力が発揮されて、きっと初めて観た方も楽しんで帰ってくれるんではないかと1人思っております。
一緒に行った友人(一路さんファン)もひどく感動しておりました。
ストーリーも結構好きだと、そしてショーもまた気にいってくれたようで、ビデオが出たら買っちゃうかも・・とまで、言わせた作品でありました。来た甲斐があったとも言っておりました。嬉しい限りです。
一言なんて言いながら、なんて長いんだろう。
も〜う、充分いやいや十二分に2回の観劇に満足して帰ってまいりました。
そして、下級生達の頼もしさも感じながら、行く末は安泰じゃあっと安堵したのでありました。
新しい発見もいろいろあったし、やっぱり舞台って生物、観るたびに受ける印象も変わるんですよね。これがたまらなく楽しいんです。やめられませんね〜。
まだまだ感じたこと、たっくさんあったんですが、長くなり過ぎました。次の機会にさせて頂きます。



ニコルの姉さん
私、こんなショー大好き。お決まり風だけれど宝塚らしくて綺麗。
トドちゃんの魅力もよく出ていたし、すっきりしたパリ風で、いかにも中村一徳先生でした。
どなたかもおっしゃてたけれど、構成雰囲気、舞台装置、衣装、すっかり「プレスティージュ」でした。
2回のラインダンス、お姫様を助けるラブストーリー、激しい物語的ダンス、中詰めはラテン。でも、ショーってそれで良いと思います。そんなマンネリは大好き。良かった。

トドちゃんについて、結構ショーマンですね。今まで、雪組は、ボーっと見ていたから気づかなかったけれど、真ん中で一人で、3千人のお客様を集中させられる魅力があります。(ゴーストでは、ちょっとそう感じなかったのよね。演技に関しては、私の好みがあるから。分かるでしょう、ナチュラル系が好きなのね。ごめんね)。
おにじさんがダイアリー(10・10分)で書いておられるように、一般客の反応は正直なのかもしれません。
平凡な感想だけれど、ショーのトドちゃん、総スパンスーツも、大きな羽根も似合って、とても素敵でした。表情が良いし、顔が外人っぽくて、こんなショーでは映えますね。
はなちゃんと、見詰め合って踊るシーンがもっとあれば言うことなしだったけれど、トップの存在感いっぱいだし、お披露目ショーとしては良かったと思います。

一番「オー!」と思ったのは、「今夜も俺に抱かれる女がいる。ひと夜限りの愛・・・・・」 あの衝撃的台詞で始まる場面ですね。同じジゴロでもその前のヤングジゴロは、かわいくって、がきジゴロ。トドちゃんは、ほんに大人のジゴロで、いいわねぇ・・・・、などと、中年夫人の間で評判です。
セクシーというか、ちょっと目線が危なすぎるけど、でもーー、あのいやらしさ、ちょっと真似できないね。あれは、ジゴロの世界では、きっと有名人ジゴロでしょう。お金が取れるというか、何というか・・・・。最高でした。
とうこちゃんとの絡みも結構すごいし。
でもね、トドちゃんの素敵な所は、シーンが変わると、さっと爽やかになるところ。
男っぽくスカッとなるところ。やうこさん胸キュンになるのがちょっと分かったわ。
この私でさえ、あの目にコロリといきそうになったもんね。
でもいってしまわないのは何故か、それが問題だ。(真面目な話)

革命タンゴは、振り付けが激しくてユニークで、新しい、という点では一番のシーンでしょう。
まるで、絵を書くような大きな振りとかあって、トドちゃんも、まあ、よく踊っています。
暑そうで疲れそうで、途中で死んでしまいましたね。あんな風に高く持ち上げられて、毎回、ファンは落っことさないで・・・・・とか思って見ているのでしょうか。

ラテンの、頭にも羽根がついているのは、何でしょう。黒アゲハ蝶のイメージでしょうか。羽根を付けると王者の風格です。しかも、3回も。こんなに何度も羽根を付けて登場したトップお披露目って、今までないんじゃない?大サービス、中村先生のトドちゃんへの愛を感じました。

最後に、何が良いって、トドちゃんは歌が良い。声が良くって、音程が正しいから、安心して聞ける。
ファンの人は感じているでしょう、あの声の深さ。あのありあまるほどの声量。
気を抜かない真剣さも良い。
あの歌、ジンときました。「雪の煌めきの中に 奏でる夢の調べ 情熱に満ちた 炎で 華やかに舞う レ・シェルバン(轟さんのこと)・・・・・」 
雪組でトップになって、これからも煌めく舞台で、情熱の焔をもやして、舞い、踊り・・・・。トドちゃんお披露目にぴったりの歌詞。
はっきりと歌詞が聞き取れて嬉しかったです。


とむさん
11時公演のジゴロの轟さんとっても素敵でした。
最初に「今日も俺に抱かれる女がいる」って轟さんがいった後(このセリフこうやって書くだけでなんか恥ずかしいデスねぇ(笑) 修学旅行生がすっごくうけていたんですね。
だからなのか、轟さんとっても気合いが入っちゃったのか、いつもと踊りが違いました。
目がいつも以上にするどくて,ダンスもシャープさが増していて観ている方がどきどきものでした。かっこよかったなぁ。
 2週間ぶりの観劇だったせいかもしれないし,はじめてセンターで観ることができたからかもしれないけれど(いつも左側だったのです)
今回、轟さんのパワーがものすごくて、ショーを観ている途中で、この人すごいトップスターになるわ!なんて思ってしまったんです。こんなに衝撃的な感じをうけたこと今までになくって・・・今回、私の中では最高にヒットでした。
これが今回の最後の観劇だったので思い残すことはないと言いたいのですがやっぱり初日を観たのなら千秋楽でしめたい気持ちは山々で,どうしても行けないのでどなたか千秋楽のご様子お願いしますね。


Kumiさん
本当に観れば観るほど優しくて深い愛情をもったゴーストに出会えますね。マリーやエリックに...いいえすべての人々に(お芝居の中だけでなく舞台を観ている私たちにも)そそがれる深い愛情を感じることができてよけいアラベラに対する激しくて優しい真実の愛情が伝わってくる感じです。
ショーもいろいろ盛りだくさん!!ジゴロの場面では最初は修学旅行生達の反応に「え?そんなに騒がないで・・・」とちょっと心を傷めましたが、今では逆に反応が楽しみになっています。
だってあんまり素直な反応だから...きっと轟さんも楽しみにしているんじゃないかしら...後ろでニヤッとわらってたりして



ばぐーすさん
(バアちゃんパワー炸裂編)
10月28日
当日の席は前から8列め。こんなラッキーは2度とナイ!
しかも、轟さんが劇中客席から登場する通路の横!もう ドキドキでした。
その日、私たちの後ろにはおじいちゃん・おばあちゃんの団体が3列くらいどっといらっしゃいました。さて、いよいよゴースト開幕。・・と同時に轟さんの歌スタート!!・・・の瞬間
「来るで 来るで・・・ほら 出た!!」「どこどこ?」「ほーら、あそこだって!」
(・・・・え?なんでそんな普通の大きさの声でしゃべるの?)
そんな調子で、彼 彼女達のおしゃべりは延々と続き、まひるちゃんがミリちゃんにその汚い手で触らないで! なんて言おうもんなら 「あっらー やな女やなー。」
そして、アラベラに同情的な彼女達はアラベラを連れ去る男たちにも罵声を浴びせるのでした。

そして、私が待ちに待った轟さん軍服姿でのご登場!!もう、絶対に目がハートになってたと思うんですけど、その時に!! あのばあチャンが・・ 「はぁ〜 エエオトコやね〜」  (確かに彼 イエ 彼女はオトコらしいけど女の人なんだってばっっ!!!!)
そんなこんなで、あまり舞台に集中できないうちに真夜中のゴーストは終っちゃったんでアリマス。

そして休憩を挟み、レ・シェルバン開幕!!今度こそ静かにしてなさいよーと思いつつ始まったそのとき、
「イヤー 皆若いね!!!いくつぐらいなんかなー!!!」
ものすごく大きい声でがなるんですよ!
もう、信じられない!!!そう、老人は耳遠いですからねー まわりの音以上に大きな声でしゃべらないと聞こえないんですね。
フサちゃんが出てくれば「わぁ!!お人形さんみたいやな!!!!」だし、口々に何か叫んでて全然舞台に集中できないよぉもう、  首シメたろかーーー今すぐ締めたろかーー!!  (失礼。でも、その時は本当にそう思ったんです。)
そんな時、轟さん登場。ババルー ババルー(ここまでは普通)・・・・・・ババジジババジジ・・・・やったねイシちゃん、バンザーイ!!!  どうだ、老人達よマイッタか!!!  と、後ろを伺うと・・
「あれ、うちらの事やない?」「そうや、そうや、うちらの事やな〜」「うまいっ!」とか言って大喜びしてるじゃありませんか。  イッパツお見舞いのはずが、反ってテキを喜ばすとは。
そうでした、 ここは関西おわらい地獄。ノリが違うよねー。
で、あんまりにもイチイチ反応するんで、怒る気も失せ 終る頃には素直な感想をイチイチ述べるおばあちゃん達が可愛くなっちゃって。
だって、ロケットなんて手をたたいて大喜びしてるんだもん。「イッパイでてきた〜」とか言って。
でもね、そんなバアチャン達も一言も発せず、静か〜に見入ってるシーンがたった一個所だけありました。
それは、あの 革命家タンゴ。あれは、すばらしかったですもんね〜!!あの音楽・あの振り付けすべてがステキで背中がゾクゾクっとしたのを覚えてます。
あのバアチャン達も引き込んだ革命家タンゴ、そして轟さんの実力本当にスゴイ!!  です。
そしてフィナーレ。「ありがとー」を連呼しつつガンガン手を振るバアチャンたちなのでした。
  おしまい。





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