盛岡ICを出て、久々に信号のある国道46号。後ろにパンダがいるので制限速度で走るが、渋滞なしで流れていくため、快適に。
14:05 気分良く流していてふとメーターを見て前を見ると、伊藤が急ブレーキ!!慌てて止まると、そこには薬局が・・・バイパスのような道路のど真ん中にいきなりこれですか?後ろにはラブホ。向かいにはカラオケ・ボックス・・・。ま、次の町中で薬局を探す手間が省けたので、冷房の効いた店内へ。レジの薬剤師さんに目を見せる(つい、あっかんべーをしたくなる)。
「不規則な生活をして、食事も・・・でしたね」
「・・・はい。」
「直射日光も要因になるんです。サングラスはあります?」
「はぁ。」
「では、これで。箱は入りませんね。」
「ええ。ツーリング中なんで、助かります。」
「気付いたら指すことです。それから飲食は油物や甘い物は控えて下さい。」
(おお!ツーリングの醍醐味が次々と奪われていく!)
早速バイクに戻り点眼、ありがとう”広がる健康あふれる若さ”と領収書に書かれている”フクダ薬局つなぎ店”様。
14:10目もすっきりして出発。
国道46号はほぼ田沢湖線(秋田新幹線)と平行している。制限速度は書かれていないので60キロ出していいのだろうが、さすが東北である。詳しい数字は忘れたが、冬季期間は50キロ制限の表示あり。本当にそれで大丈夫なのか心配である。横道にそれたが、この国道は別名秋田街道。田沢湖との中程は緩い峠とトンネルである。峠は残念ながら工事が多く、ゆったりと走ることになった。途中、竜川が素晴らしい景観を見せてくれました。残念なのはこの田園風景を新幹線と走りたかったですね。
田沢湖駅から国道341号で湖へ。午後のしかも曇った天気では私が期待していた透明のようなブルーの湖畔は望めなかった。午前中に来なくては。反時計回りで周回する。結構泳いでいる人もいたが、水は冷たいですよ。湖畔は途中から貸し切りになり、ハイペースで走る。一周は約20キロあまり。車がなければ10分コースだねと無線で話した。
15:15 出発から673キロ
辰子像到着。きんぴかの年齢不詳のおねぇさんでした。
「像は人々の想いから生まれたものだった。伝説もない。いずれ月日が経てば生まれるのだろうか?
人々は像の周りに群れていたけれど彼らは黄金の像しかみてはおらず、私自身でさえもここで何が見たかったのだろうかと思った。」等と柄にもないことを記してしまった。