バイクで仲間とツーリングに出て、何が不自由かと聞かれたら、それは意思の疎通でしょう。そのために信号で止まったときに大声で怒鳴りあったり、待ち合わせ場所などをあらかじめ決めておいたりと…様々ですよね。
そんな苦労を一蹴してくれるのが「バイク・モービル(バイクでの無線運用)」です。
始めたいと思っている人はたくさんいると思います。ですが、踏み切れない。それは取り付けが面倒だったり、どこをどうして良いか分からないからではないでしょうか?
私も最初は苦労しましたが、今やバイク屋を巻き込んで、いくらかのノウハウをモノに出来ました。ここでは一応アマチュア無線を中心に話しをしていきますが、無線機を特定小電力(免許不要)でもアンテナが付けられないだけで後は同じなので、ちょっとやってみたいなと…いう方の手助けが出来ればと思い、このページを作ります。
まずは機材を揃えましょう!必要な物は!
1、無線機
(マイク・スピーカー端子付きの手で持って使うハンディ機がお勧めです。
専用機もありますが、旅先でも電池稼働のものは役に立ちます。)
2、マイク・セット
(ここでは三協特殊無線「以下 KTEL」のセットを使用します。)
まずはこれだけあればOKです。
写真の物は無線機が電池ボックスを外しているのでかなり小さいですが、今の一番小さい物は込みでこんなものです。マイクセットは送受信スイッチとマイク・スピーカー部。そして、それぞえを繋ぐケーブルだけです。これが他社製品だと1~3点くらい部品点数が増えますので…。
ちょっと見にくいですが、スイッチは必ず左ハンドルに付けます。ミラーに共締め出来るようになってるのですが、私のバイクはないので、ブラケットを交換しました。
これで準備完了です。注意点としては結構長くケーブルを設定してあるので、熱い乗り物ですから、溶ける…なんてことがないようにしてください。
よくケーブルをぐるぐる巻きにしている人がいますが、あれはかなりケーブルに負担がかかり、断線やパワーロスに繋がりますので、巻くのなら緩やかなカーブで巻いて下さい。