さぁ、次は電池ではなくて、バッテリーから電源を!

それにともないアンテナを立てましょう!

 電源化のメリットはパワーの増大と経済性でしょうか。電池も馬鹿になりませんからね。そして、バイクの平均12Vを無線機に供給するとその無線機のほぼ最高出力が得られるのはいいのですが、無線機に付いている小さいアンテナでは発散しきれずオーバー・ロードを起こして、本体そのものが壊れてしまいます。

 そこで無線機のためにも、より遠くへ、より安定した交信をするためにアンテナをつける訳です。

ただし、必要以上の出力は移動体の無線機としては近隣の無線局に迷惑をかけます。注意して運用しましょう。

 用意する物と同時に設置状況

 電源ノイズ・フィルター

(バイクは車以上に余分な波を出しています。そいつを押さえ込み、更新時にクリアーな音声を送信するのに必ず必要です。私はアドニスの製品を使用しています。)

左がバッテリーですがここから両極ともフィルターまで電源を取ります。以前はマイナスは車体アースを取り、メインキー連動にしたのですが、これではノイズが取りきれなかったので、直接取りました。この場合は無線機の入れっぱなしに注意です。クラブ員の最新型は外側に防水スイッチを設けました。フィルター自体は殆ど見えていなのですが、穴が5つ空いているシート・ステーのカウル内側(写真上部)に車体アースを取って装着してあります

この他に無線機までの電源コードが必要ですが、これは無線機メーカーのものを購入した方が簡単ですが、自作したい人は接続時の極性に注意して下さい。ヒューズも忘れずに!

 

電柱と重なって見にくいですが、今度はアンテナ部分です。

 アンテナ

(車体取り付け時に地面から2m以内ならOKです。勿論道交法ですよ。私としては30〜50cmくらいのシルバー系のものをお勧めします。目立たないと危ないですよ。)

 同軸ケーブル

(2mくらいのコネクター付き「無線機やアンテナを接続するところ」を勧めます。)

 アンテナ基台

(正確にはアンテナのコネクターを固定するもので、私はナンバー・プレートに共締めできるものを使用。)

 作業としては電源時に触れなかったのでここで説明しますが、ケーブル類は熱や電磁波に弱いので、そのような場所を避けて、もしくはアルミホイルなどで保護して取り回しをして下さい。

 

接続部分はしっかりと固定して下さい。ちょとの弛みがパワーロスに繋がります。又、全ての作業を終えたらアンテナの同調を取るのですが、これはちょと難しいので、専門書のお世話になるか、適当なページを私も捜してみますが、見つけましたらご一報下さい。

 駆け足で紹介してきましたが、まずはアップしてくれとの声がありましたので…。

ご感想・ご意見を参考に更新していきますので、メール下さいね。

y-katuro@venus.dti.ne.jp

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