Load Test & レビュー
(テストマシン:PM9500/120)

内蔵ハードディスクを増設
(1997年11月レポートを再編集)

 音楽ソフトをDigitalPerformerにグレードアップし、ハードディスクレコーディングを行おうとしたが標準の1ギガでは残りの容量がほとんど無く数分のレコーディングしか行えない。また折良くMacOS8が登場し、クリーンインストール(注1)を行う為にバックアップメディアが必要となり、ハードディスクの増設を行うことにした。

 通常、ハードディスクの増設は外付けが一般的であるが、せっかく拡張性に優れたMacを持っているのだからここは内蔵ベイに増設する方がスペース、アクセススピードの両方でメリットがある(注2)。さっそく雑誌で広告情報を集め、お店のURLにインターネットでアクセスした結果、秋葉館のホームページに載っているハードディスクの価格がけっこう安かった。この店ならばMac専門店でもあり安心感がある。

 秋葉館は冷やかしで覗くことは何度かあったが購入するのは初めてである。本館で内蔵ハードディスクが欲しいと言うとすぐ近くの別館で扱っているとの事。さっそく別館へ入ると入り口のショーウインドーの中に様々なメーカーの内蔵ハードディスクがごっそりと並んでいて、カードに容量、回転数、バス規格など必要な情報がきちんと記入されている。

 今回の目標は2〜4ギガのFast-SCSIで予算5万円以下としていたが、Qantum FireBall ST 4.3Sが4万円以下だったのでこれに決定。購入の際に機種を申し出、必要な物を用意してもらったが、マウントステイだけあれば問題ないとの事。一瞬SCSIケーブルは必要ないのかと思ったが、店員の確信ありげな口調に愚問を挟むのをとりやめた。
この店では個人で増設する場合の方法等の質問には一切答えられないとの事だが、Apple正規代理店では当然の事かもしれない。またハードディスクのフォーマッターを用意する必要があったがリムーバブルハードディスク用にDrive7を使っていたのでこれでフォーマットする事にした。

 自宅に戻り、いよいよ増設となったがこれがなかなか難題続出。本体を購入する際に最初からメモリーを増設してしまった為に今だかつてカバーを開けた事がない。以前使っていたCentris650は何度も開けた事があるがPM9500は全然違うのだ。

 今回苦労して増設した手順と防音処理を写真入りで解説してみました。Macの大掃除も兼ね、皆様挑戦してみてはいかがでしょうか?
(注1) OSをバージョンアップする際には一度ハードディスクを初期化してしまう、クリーンインストールを行う事を勧めます。これは上書きインストールの際には古いドライバーの上に新しいドライバーが乗るだけあり、以前のシステムの不安定要素がそのまま残っている恐れがある為です。ハードディスクのバックアップを取った上でクリーンインストールを行ってください。(プロテクトフォントがインストールされている場合、フォントベンダーに依頼してインストーラのプロテクト解除手続き後再インストールが必要となります。)
(注2) PCIバスを持つ機種には外部、内部2系統のSCSIバスがあり、それぞれにIDを設定できます。しかし内部SCSIにはFAST-SCSIと言う転送速度の速い規格が採用されており、外部SCSIよりもより早いアクセスが可能となります。外付けよりも内蔵を勧めるのはこの為です。


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ハードディスク増設手順


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