Load Test & レビュー
(テストマシン:PM9500/120)

CD-ROMドライブを交換
(1998年3月レポートを再編集)

 ハードディスク、メモリー、CPUと改造された我が家のPM 9500/120はかなりのパフォーマンスを持つ機種へと生まれ変わった。あと残すはメチャクチャ遅い4倍速CD-ROMドライブを早い機種に交換する事と、リムーバブルメディア用に空けてある拡張ベイの活用ぐらいだ。

 Macの改造部品を探すには秋葉館のホームページが大変便利だ。カテゴリー別に一覧表になっており、値段、在庫状況の最新情報がこまめにメンテナンスされている。しかも安くて時々掘り出し物が見つかるのだ。

 CD-ROMドライブの交換を考えていた私はいつもの通り秋葉館のホームページを覗いていると、ありました!Apple純正SCSI 12倍速と24倍速ドライブを入荷しましたとの最新情報。純正以外にはもっと安いドライブがあるが、フロントベゼルにピッタリと合い、Apple CD-ROM機能拡張で対応するとなると多少高くてもこれしか選択の余地はない。しかも純正以外ではオーディオ端子が合わないのでケーブルを探し回る事になる。売り切れる前に手に入れてしまう事だ。

 たまたま風邪で寝込んでしまい、翌週に店に行ってみるとすでに12倍速は売り切れ。(けっこう皆さんガンバッて改良しているんですね!)残る24倍速もあと僅かである。迷わずこのドライブを\37,800-で購入。
 その時、店員が妙な事を言ってきた。24倍速はOS8のCD-ROMを持っていないと使えないと言うのだ。私は意味がつかめず問い正してみると、どうもOS7.6以前のシステムでは24倍速をサポートしていないのでこのドライブを使うにはOS8以降のシステムが必要なので持っているかと言いたいようだ。彼はサポートしていない旧システムによるトラブルを心配したようだが、「OS8のCD-ROMを持っていないと使えない」と言う表現がはたして正しかったのだろうか。念のためOS8.1でも問題ないかと質問したところ、まったく問題ないと言っていた。

 自宅に戻り、いよいよ交換である。手順は今までの中で一番簡単だ。写真入りで解説したので、手に入れた方、あるいは交換を考えている方は参考にしてほしい。

 4倍速からいきなり24倍速である。数値の上で600%の速度アップとなれば早くて当たり前だが、非常に快適である。日本地図ソフトのAtrasMateを使用してみると、ストレス無くスクロールするのでその早さが実感出来る。
 またシステムCD-ROMからの起動もそうとう早い。ハードディスクと同じとまではいかないが、かなり近いスピードで立ち上がって来る。

 PM9500の前に使用していた機種がCD-ROMドライブ初期の2倍速だったのだが、4倍速になってずいぶん早いと感じた。そして巷では6倍速、8倍速、12倍速とスピード化が進み取り残された感もあったが、今回の24倍速ドライブに交換してみてそのパフォーマンスの素晴らしさに感心している。
 ただしまったく難点が無いわけではない。ドライブから発生する音がかなり大きいのだ。カリカリと小さな音の後、ブーンと大きな低い音がする。それがタワー型の本体に共鳴して机にまで響いて来るのだ。超高速でCDを回転させている為しかたないのだろうが、先日ハードディスクで試みた防音をこのドライブにも行う必要がありそうだ。後半に
防震対策の追加レポートも掲載したので、参考にしていただきたい。


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CD-ROM交換手順


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