最後のめろんだいありい 〜ようこそ〜
昭和七十六年霜月五日
……。
……。
……?
目が覚めるとそこは、どこかの学校の教室のようだった。
座らされているのは少し狭い中学生サイズくらいのスチールパイプと木の机。
正面に教卓、黒板。左手は窓から校庭の景色。右側は前と後ろにドアの二つある壁で、恐らくその向こうは廊下なのだろう。壁には掲示板がわりにプリント類が画鋲で留めてあったりもする。
唐突に自分のことを思いだした。
七月末のあの日。4万HIT企画、めろんだいありいが明日で終わるというその日。
前日祝いに一杯だけ飲みに行こうと誘われて,和民でまずーい日本酒を飲んで飲んで飲みまくって……。
その後の記憶がない。どういうことだ。今日はいつだ。
正面、黒板の右下に日直の名前と共に今日の日付が書いてある。11月5日。
まさか今日まで企画の更新が止まっていたなどということは……。
ふと。
日付の横の日直の名前を注視する。
「怪盗エクシール
風渡沙綾」
二人とも知った名前だ。探してみると、教室の中に存在も確認できた。
それどころか、教室の机に腰掛けている数十人は皆、覚えのある人間ばかりだ。
どうにも嫌な予感がする。
突然の拉致移動、連れてこられるのは教室、いつもの仲間……。
出来すぎだ。これではまるで。
今にも前の扉が開いて入ってきそうだ。武田鉄也かビートたけしのどちらかが。
ガラガラガラッ。
そう。あんな風に……。
「今日は、皆さんにちょっと、殺し合いをしてもらいまーす」
『やっぱりバトロワだぁーっ!!!』
「感じ悪いなぁー」
銀天盤5万HIT記念企画。
GINTENBAN
ROYALE
――INTRODUCTION――
――GAME START――