サウンドレスノベルツクール
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作:柴三郎 (POKEMON MASTER!)
(こいつは・・・内気で眼鏡っ娘っつう一部が狂喜しそうなブッ飛んだ設定の、新手の刺客 か!)
僕の思考の方がブッ飛んでいると思うだろうが、僕は実は元(検閲)の工作員で(検閲)崩壊後(中略)というわけで追っ手から逃れるため全国各地を転々と(中略)今でも忘れられない12人の(大却下。)
(12人の…何だっけ?…いまトートツに思い出したけど、確か九州かどっかの歌歌いキャラの学校制服のコスプレ衣装。今年の正月、立川ゲーマーズで「デジキャラット人生ゲーム」と一緒に買ったゲーマーズ福袋の中に入ってたなぁ。痛ぇ〜。忘れてぇ〜。若竹の会のクリスマスプレ交に出すか。Cozyに当たって着てくれないかなぁ。さすがにサイズが合わんか。あっ、そういえば…)
僕が自分の「痛い想い出走馬灯」を回しまくっていると
「…あっ、あの……っ!」
目の前の娘が戸惑いながらも話しかけてきた。
「おわっ!?…あ・あぁ、ゴメン。で、何の用ですか?」
「あっ、あの…その…っ、わわ私とつつつ付き合ってくださいぃぃっっ!!」
「なにィッ!突つき合ってくださいだとおッ!?それは何を意味しているのか!いやむしろナニを意味しているのかァッ!?たはっ(おでこをぴしゃりと叩きながら)」
「違います。お付き合いしてください、ということです」
「………」
「………」
彼女の冷静な訂正が入る。いやはや、少し暴走気味でしたかな。冷静になろう。
(しかしお付き合いしてください、ということは…恋の告白…だよなぁ?恋の告白…てことは僕がOKすればこの娘と恋人同士…!毎朝お寝坊さんの僕を起こしに家にきてくれて一緒に登校。昼は二人屋上でお弁当。もちろんそのお弁当は彼女の手作りだ。放課後は暗くなる前に小指と小指をつないで下校し、途中寄り道した夕日の公園で「愛してるよ」と囁いて二人の影は一つになるッ…)
「フフッ…フフフ…フハハハッ、ハーッハッハッハッハッ!」
「!っ…ど、どうしたんですか?」
突然の僕の高笑いに彼女が驚く。
「いやいや、なんでもないよ。内気な眼鏡のお嬢さん」
「あ、あの、…っ、それで…お返事は……っ」
「もちろんOKだとも!上田中とyoungには渡さん!」
「えっ…あっ…ありがとうございますっ…!…ありがとうございばふぅっ…っ」
彼女は頬を朱に染め目許をこすっている。どうやら感極まって泣いてしまったようだ。可愛いじゃぁないかぁ。
「よし、それじゃ一緒に帰ろうか。」
「は、はいぃっ」
と、彼女の手を握ったその瞬間、
ガウゥゥゥ―――――――ン…ン……
僕は、背後から、撃たれた。
途切れ行く意識の中、振り向いたそこには、
笑いながら銃を向けていたそいつは、
……………。