XL500S レストア日記 2002年4月13日開始
と表題は書いてしまったが、じつはごめんなさいのコーナーである。
掲示板で「XLRのエキパイがXL250Sにボルトオンでつく」書いてしまったが、実はつけたエキパイがXLRのものではないと判明。
そこで、今度こそ身を入れて、実際に各バイクをばらし、それぞれのエキパイを取りつけてみた。
(この書き込みで多々の人々にご迷惑をおかけしました。反省しきりです。)
表題どおり500Sのレストアも始めるのでよろしく。
![]() |
まずはXL500SのエンジンとCB250RSZ(250Sはガレージ奥にあるため代用)のエンジンの大きさを比較してみた。 シリンダーの高さが桁違いである。 すでに500Sのエキパイは外してある。 |
![]() |
まず、CB250RSZにXLX250Rの純正の組み合わせ。 少なくともエンジン単体では、全く問題なくつく。 ということで、また掲示板にうそを書いてしまった。 (250にはそのままではつきません・・と書いた。・・・・つくじゃねーか!) ただしスタッドボルトの長さが足りない。 長い物に換えるか、2重になっているフランジの内側分を削り落とす必要がある。(250Sのフランジは1重である。一番下の写真参照。) |
![]() |
一番左がXLX250R(XLRと同形)の純正品。 まん中がXL500S。これだけ外側への逃げが違う(写真の角度が違うため、見た目ほど違わないが)。 エンジンボアが30mmぐらい太いのだからシリンダーフィンも外に膨らんでいるわけだ。 こんな単純なことに気づかなかったなんて・・・・。 一番右がいままでXLRのものだと信じていたエキパイ。 フリーマーケットでXLR用だといって売っていたもの。 一体何者? 一番左のXLX用のフランジが2重になっているのがわかるだろうか。 この分エンジン側のスタッドボルトが長くないとつかない。 3本とも、排気口のピッチはすべて同じ。径も同じである。 |
![]() |
これがすべての元凶。一番右のXLR用として購入したエキパイ。 なぜか500Sにつくうえ、このままマフラーもついてしまう。 ひょっとして、これって500S用なのだろうか。 それにしちゃ、エンジンの逃げがノーマルと違うし。 |
![]() |
XLXエキパイを500Sに付けたところ。 左側がシリンダーヘッド(250の場合、シリンダーヘッドではなくシリンダーの外に来る)にあたって、右のエキパイ出口にはまらない。(見てのとおり5mmほど) あと、10mmほど曲げないといけないようだ。当然シリンダーヘッドとの間にも5mmほどのすき間が必要。 それと、手前側のフランジのつばを削り落とす必要がある。(これは簡単だ。) ボルトの長さが10mmほどたらないのである。 |
![]() |
同じエキパイを250につけたところ。 きちんと出口に入っている。 ちゃんとシリンダーとの間に10mmほどのすき間ができる。 それにしても、シリンダーだけじゃなく、ヘッドもでかいのは意外だった。 フィンの数が2枚違うのに注目。 |
続く。 戻る |