おしゃべり九官鳥、パピイバッチ、わんぱくブル公(ひょっとしたら違う名前だったかも)、アクロバットプレーン等々。
昭和30年代に育った方なら、一つぐらいご存じじゃないでしょうか。
これらは、グリコの懸賞でもらえた景品たちです。
本来これらは点数を集め、応募した中から抽選でもらえるのですが、私の生まれた佐賀県佐賀市には江崎グリコの工場があり、そこへ集めた点数を持っていくと無条件で景品をくれました。
グリコというとおまけが付いていたことはあちこちで紹介されていますが、景品について話題になったことはあまりないようなので、ちょっと紹介してみましょう。

これらを捨てずにとっていたら何でも鑑定団に出場できたのになあ。

さて本題です。ここまではフリです。
表題のグリコ。
別にお菓子の話をしようと言うのではありません。
当時のアニメで、主題歌の最終小節に「グリコ、グリコ、グーリコー」というフレーズがくっついていた番組の多かったこと。
主題歌の中にスポンサー名が織り込まれていたんです。
当時のアニメは1スポンサーで、たいていお菓子メーカー。まちがっていたらご指摘を。
鉄人28号、遊星少年パピイがグリコ、鉄腕アトムが明治のマーブルチョコ(これは完全に提携品で、アトムあっての明治、明治あってのアトムでした。上原ゆかりという女の子がひょうきんなコマーシャルやってた。でもいまでも売っているのにはびっくりです。)、宇宙エース(確か竜の子プロの第一作)がハリスガム(これなんか、主人公がガムを食べると元気になるという、提携アニメそのものです。)等々。
年のせいかこれ以上思い出せませんが、今はおもちゃメーカーがこれにかわってますね。
ガンダムもエバンゲリオンもバンダイだもの。

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