6月21日(金)晴れ デイリー市内観光
 
 昼食後、まず、
1)1993年世界文化遺産登録された『クトゥブ・ミナールと複合建築群』を見学する。
  ヒンドゥー様式、イスラム様式の混ざった高さ72.5mのインドで一番高い塔は一層目はアイバク帝が建てたものでアラビヤ文字でコーランが刻まれているとか…。丸と三角が交互に形作られているのが印象的だった。二、三層目は、次の後継者のイルトゥミシュ帝が建設、四、五層目はトゥグルク王朝のスルタンにより1368年作られたそうです。内部には369段の階段があり塔頂部に登れる様になっているそうですが現在は立ち入り禁止です。〔タビトモより転載〕
  複合建築群で目に留まったのは
  ①アライ・ミナール:アラーウッディーン帝がクトゥブ・ミナールの二倍を作ろうとしたが、途中暗殺され未完となった土台。
  ②鉄柱:4世紀グプタ朝のインド統一記念に作られた、純度99%の鉄柱で21世紀の現在も錆びていない。
  ③イマーム・ザビン廟:1537年ムガール帝国時代に完成した廟で、中の中央部の釘を抜くと壊れるようになっているとか…。
  ④同じデザインの柱は一つも無い、アイバク帝が力を誇示するためヒンズー教の寺院の石材を流用して建てたそうです。
2)次に同時期に世界文化遺産に登録された『フマーユーン廟』を見学する。
  ムガール朝の第2代皇帝『フマーユーン』の霊廟。ペルシャ出身の妃が指示し造営された為、ペルシャとインドの融合した建築でタージ・マハルの原型になっているそうです。本堂内から西門を向いて写真を撮りましたが左右の透かし彫りは赤砂岩の板を網のように彫り込んでいました。
3)次に2007年に世界文化遺産の登録された『赤い城=レッド・フォート=ラール・キラー』を門前で見学した。現在は軍の施設として70%使われている。タージマハルを築いたムガール帝国第5代皇帝「シャー・ジャハーン』が建築した赤砂岩の城壁。
4)インド門
  第一次世界大戦に従軍して、帰らぬ人になった兵士を悼み1929年に建てられた記念碑。高さ42mの門柱に9万人の戦没者の名前が刻まれているそうです。


表:入場門 裏:切符売り場

表:アライ・ミナール裏:装飾 
 
表:クトゥブ・ミナール塔 裏:詳細〔丸と三角に注目〕

         表:鉄柱 裏:インド門

クワットアル・イスラム・マスジット?

イマーム・ザミン廟
 
表:フマーユーン廟 裏:ラール・キラー

表:フマーユーン廟入口 裏:四分庭園

鳥瞰図〔西門内展示〕
 
表:本堂から西門 裏:モスク天井

表:国会議事堂 裏:空軍施設
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