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17日:スコータイ日帰り観光 〔ランベルツァー観光の開始です〕
タイの世界遺産は文化遺産が3ヶ所、自然遺産が2ヶ所あります。今回私達は古代都市スコータイと周辺の古代都市群〔シーサッチャナーライ遺跡公園、スコータイ遺跡公園等〕の世界遺産を観光した。雨季でもあり観光客とはほとんど出会わなかった。タイの小学生が(入場無料)勉強の為見学来ていたのが印象的であった。→日本も子供は半額と言わずに無料開放するべきと思う。
1〕シーサッチャナーライ遺跡公園〔世界遺産〕
まず、焼釜後を見て博物館を見学した。その後、ラテライト(紅土)出来た階段を登り漆喰の仏像『ワット・カオ・バノム・プレーン』を拝観する。四角の柱(右側)、と八角の柱(左側)が手前にある。ガイドさん曰く、柱は四角・八角=四苦八苦を指しており、四苦は生老病死=しょうろうびょうし、で八苦は四苦に加え愛別離苦=あいべつりく(愛するものと別れる苦しみ)、怨憎会苦=おんぞうえく(怨み憎む人と出会う苦しみ)、求不得苦=ぐふとくく(求めるものが得られない苦しみ)、五温盛苦=ごおんじょうく(存在を構成する物質的・精神的五つの要素に執着する苦しみで人間として味わう精神的な苦しみを示しているとのことでした。
![]() 表:博物館玄関/裏:焼釜跡 |
![]() 博物館内 |
![]() ワット・カオ・バノム・プレーン |
次にスコータイ王朝の第3代ラームカムヘン大王が建立した『ワット・チャーン・ローム』を拝観する39頭の象が仏塔の土台を囲んでいる。
次に7列(8列?)に並んだ仏塔が有る『ワット・チェディー・チェット・テーオ』を拝観する。中央には蓮のつぼみ型の仏塔が有る。
![]() ワット・チャーン・ローム |
![]() ワット・チェディー・チェット・テーオ |
![]() ワット・チェディー・チェット・テーオ |
次にスリランカ様式で15〜16世紀に建てられた『ワット・ナーン・パヤー』を拝観。
![]() ワット・ナーン・パヤー |
![]() 漆喰の浮き彫り(植物のつるの模様) |
![]() 公園入口/近くには放牧? |
その後、少し離れた所にあり拝観料は別になるが、美しい漆喰の遊行仏〔スコータイ時代〕が有る『ワット・プラ・シー・ラタナー・マハタート』を拝観する。
![]() クメール様式の仏塔。ワット・プラ・シー・ラタナー・マハタート |
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昼食後スコータイに移動
2〕スコータイ遺跡公園〔世界遺産〕
スコータイは、『幸福な夜明け』と言う意味があるそうです。タイ族がクメール人の支配から勝ち取った初めての王朝で1238年より約120年間都として栄えた。小乗仏教を国教とし、中国から陶工を招き輸出用にスワンカローク焼を作り、セイロン、ビルマ、クメールの各様式を取り入れた仏教文化を築いたそうです。
まず、スコータイで最も古い寺院『ワット・プラ・バーイ・ルアン』を拝観した。ヒンドゥー寺院を仏教寺院に改修したもので3つあった塔は現在1基のみとなっている。塔の表面には漆喰の装飾が残っている。次に、約3mの厚い壁に守られているようなスコータイ王朝時代の大仏が有る寺院『ワット・シー・チュム』を拝観する。その後、ラームカムヘン国立博物館(残念ながらカメラは撮影出来ないので入口のロッカーへ保管した)へ行きスコータイやその周辺で発掘された史料をみた。次は、遺跡群の中心、最も重要な寺院『ワット・マハタート』塔の基礎部分にはブッダの弟子、111体の遊行僧のレリーフがある。次は、クメール帝国時代に建立されヒンドゥー教寺院から仏教寺院になったがクメール様式が認められる『ワット・シー・サワイ』次に、ローイ・クラント(水に浮かべる灯篭=旧暦12月満月の夜)が行われる『ワット・サー・シー』、最後は『ラームカムヘン大王記念碑』右手に経典を持って左手で人民を諭すブロンズ像(実物の2倍)が祭られており願い事をする人が多いとのこと。
![]() ワット・プラ・バーイ・ルアン |
![]() ワット・シー・チュム |
![]() 表:ラームカムヘン国立博物館/裏:城壁内地図 |
![]() 裏:漆喰の装飾 |
![]() 高さ約15m幅約11m大仏 |
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![]() ワット・マハタート |
![]() ワット・マハタート(209基の仏塔が有るとか…) |
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![]() ワット・シー・サワイ |
![]() ワット・サー・シー |
![]() 表:ラームカムヘン大王記念碑/裏:諭す姿 |