(2000年6月から11月)

はたして収穫までこぎつけるのでしょうか?収穫できたケナフで紙を作れるかな?

6月5日
種まき
お皿にテッシュを敷いて、
水を張って種まきなのだ(10粒蒔いて、発芽率70%。
と言うことは7個芽が出るのである)
6月7日
発芽
なんと種が割れて芽が出た!!!ビックリ!
6月8日朝 翌日こんなに大きくなってました!!!
6月8日日中
仮植
さっそくプランターに移植です。
(10粒のうち芽が出たのは6粒。
我が家の発芽率は60%でありました)
6月11日 プランターから芽が出てきたゾ
6月18日 プランターには、4個の種を植えました。
最初に2つだけ芽を出しましたが、
かなり遅れて3つ目が顔を出してきました。
6月29日 もう18センチほどに伸びています。
3つ目に顔をだしてきた芽は、
消えてしまいました。
せっかく出てきたのに残念です。
最初に芽を出した方は、
このまま伸びるとそろそろ来週あたり
路地植えにしなくてはいけないしょうか?
7月2日 もう大変大きくなりました。
最近加速がついてきたように思います。
7月9日
路地植
先日の台風で片方が倒れてしまいました。
もうプランターでは小さすぎます。
いよいよ路地に植えました。
これから大きくなってきて、
強風で倒れるかもしれませので、
とりあえず我が家のイチゴ用ビニールハウスの
防風ネット裏側に植えました。
もう28センチになっています。
7月16日 苗としては、結構安定してきたようです。
それでは、おまけですが、
パフォーマンスは「怒りの双葉」だそうです。
7月22日 苗の大きさは、なんと44センチになりました。
暑さの真っ最中なので、
水やりには注意をしています。
「笑顔のつぼみ」を表現してみました。
7月30日 大きい方の苗はもう78センチ。
小さい方も50センチくらいです。
このまま3mくらいまで伸びていくのでしょうか?
8月5日 台風の強い風で、2本とも倒されてしまいました。
とんでもなく強い風だったのです。
そのようなわけで、機嫌が悪いという表情です。
もうすぐ110センチの身長を超されてしまいそうです。
8月15日 真夏の暑い日差しのまっただ中。
ついに、手前の大きい方には超されてしまいました。
大きい方と小さな方で、かなり差がでてきました。
小さな方は、まだ抜かされてはいません。
小さな方の葉には、虫食いが見られますが、
大きな方の虫食いは、少ないです。
その違いで、発育が違うのかな?
8月20日 大きい方は、伸び方に加速感が出ています。
110センチの身長は、ゆうに追い越されて
悔しさを表現中。
テーマ「何で私より、大きいの?」でした。
この次の撮影には、もっと差が出ることでしょう。
また、つっかえ棒も、新しい物に変えました。
これからの台風シーズンを
いかに過ごすかが問題です。
8月26日 ますます大きくなってしまったのです。
これからどのくらい伸びるのでしょうか?
9月3日 もうすっかり追い越されてしまい、
怒る気にもなれない様子。
怒ってみてもしょうがない。
9月10日 あいにくのお天気での撮影です。
久しぶりに合羽が着られたので、
なぜか、嬉しさを表現したくなりました。
もう間に合うメジャーはありませんが、
ゆうに2mには達しています。
9月18日 もうとっても大きくなりました。
毎週順調に大きくなっています。
いつになったら収穫するようになるのでしょうね?
切って乾燥させるって、どういう風にするのかな?
11月ころまで台風に倒されなければいいのですが・・・。
9月27日 おかげさまで、県発行の機関誌「エコパー通信」に掲載されました。
この日記をつけ始めて、もうすぐ4ヶ月です。
久しぶりの晴天の中、
気持ちよい空気の中ですくすくと育っています。
10月6日 いよいよ10月です。
あともう少しで刈り取りの時期になります。
一緒に植えた紺野さんのところでは、
花が咲いたと言っていましたが、
我が家では咲いていません。
もう3メーターほどに育っています。
本当に大きくなるものですね。
10月15日 本当に大きくなりました。
今日は今まで一緒に観察してくれた、
ママも特別参加です。
前回書いた、紺野家の花の開花は誤報のようでした。
我が家のケナフは結局開花を見ないまま、
刈り取りになりそうです。
11月の初旬に刈り取り予定を立てています。
11月5日
刈り取り

いよいよ刈り取りの日となりました。
少々寂しい気持ちもあります。
少し寒くなってきたら、葉っぱの色も悪くなってきました。
これ以上このままにしておくと、枯れてしまうのではと、
心を鬼にして、刈り取りをいたしました。
少々寂しい気持ちです。

葉を落として、皮を剥いで、30センチ程度に切りました。
柿の実と一緒に撮してみました。
あとは、乾燥をさせるだけです。


刈り取ったケナフの先には、このような花の芽がたくさんありました。
もう少し早く種をまいていれば、花を見られたかもしれませんね。残念です。
11月11日
乾燥完了

見事にカラカラに乾燥しました。
娘も大喜びです。
久々に、パフォーマンスです。
ケナフの守り神にと、一緒に畑に置いたフクロウの置物も記念撮影に参加です。
今日のテーマは「JOY!」

長かった観察も終わってみると、案外短いものです。
成果品を事務局にお届けしなければいけません。
12月6日
納品
ついに、成果品としてお届けいたしました。
責任の一端を果たせたような気がしております。
このケナフ栽培は、私にも娘にも楽しい事でありました。
私は童心に帰り、観察する楽しみ、自然との触れ合いを思い出させていただきました。
ケナフの次は、何に挑戦しましょうか・・・。
恩田様より、御礼をいただきました。


ケナフを育てていただきありがとうございました。

さて、ケナフは食べられるか、という件ですが
食べられると言っている人と食べない方が良いと
言う人に分かれております。

食べられる派は、花や若葉をテンプラにしたり、
葉を乾燥させ粉末にしてウドンやクッキーに入れたり
しているようです。HPにもレシピなどが掲載されています。
http://www.kenaf.gr.jp/expert/index.html
ただ、生葉や葉の乾燥粉末を大量に入れると苦くなるようです。

一方、食べられない派は、成長過程で二酸化炭素や地中からさまざまな
成分を吸収しており、植えた土地が汚染されていると、ケナフの葉など
にも重金属などが溜まることかが考えられます。農地に植えられたもの
は問題ありませんが、土壌改良用に植えられたものなどは食用には向き
ません。また、きれいな若葉を食べるようにしてください。
と言っています。

まあ、食べる食べないは個人の自由ということで・・・

最後まで見てくれてありがとう バイバイ!