天覧山とその周辺を紹介します

天覧山は、埼玉県の南西部に位置する飯能市にあります。飯能へは東京の池袋駅から西武線で約1時間。周辺の地図は、「タカの渡り」のページにあります。

能仁寺山門

能仁寺山門前から見た天覧山。平地がここで終わり、奥武蔵から秩父の山々へ続いていきます。この地形が上昇気流を生み、タカの渡りを見ることができます。

三島由紀夫の「美しい星」という小説に、天覧山は羅漢山として登場しています。

この小説が原作となった映画が制作されています。監督は「桐島、部活やめるってよ」「紙の月」の吉田大八。出演はリリー・フランキー、亀梨和也、中島朋子、橋本愛。2017年春に公開予定です。


天覧山の周囲

天覧山の西南西にある龍崖山(滝涯山)からみた周辺のパノラマ写真。拡大写真はこちら

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飯能市街地

展望台から見た飯能市街地。市街地の南には加治丘陵が広がっています。さらにその南には狭山丘陵。

見通しのよい日には、南東方向に都会の高層ビル群を見ることが出来ます。東京タワー、都庁、六本木ヒルズ。サンシャイン60の左には、東京スカイツリーも。


山頂の風景

天覧山山頂の風景。海抜195メートルの低山。小さな子供たちから、高齢の方まで、それに犬まで登って来ます。
 展望台には茶店がありました。しかし、店主のおばさんが高齢のため2009年で店を閉め、茶店自体も2010年に取り壊されました。暑い日、雨の日には避難場所として使わせてもらいましたが、残念。この写真には、取り壊される前の茶店が写ってます。


山頂の風景2

取り壊された茶店のあとが整備されました。かなりのびていた木が伐採され、西側の展望が開けました。
 天覧山の由来が書かれた看板の後ろに、多峯主山も望めるようになりました。


富士山方向

展望台に設置された富士山を中心とした山岳眺望イラストパネル。以前あった写真パネルは山を同定するのが難しかった。改良されたこれは、足を印の位置に置いて景色を見ると、山の名前がよくわかります。ただこの写真を撮った日は見通しが悪く、山の姿はほとんど見られませんでした。


天覧組の面々

展望台に陣取る天覧山組の面々。

この日はシーズンはじめの曇り空で、タカがいっこうにあらわれる気配がなく、ちょっと手持ちぶさたというところです。

展望台での渡りの「目のつけどころ」については、ガイドのページを見てください。


天覧入り

天覧山下の谷戸。てんらん入りの沢は、ホタルの里とよばれています。夏には、ゲンジボタルの乱舞がみられます。


「ガイドブック」

文一出版からでている「タカの渡り観察ガイドブック」2003年、「タカの渡りを楽しむ本」2008年には天覧山が紹介されています。


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