XantiaU 乗ってきました


先週、展示車両を見ましたが、それだけでは判らない・・・という事で、早速試乗してきました。


試乗車は、前ページに紹介した個体ではなく、新たに試乗車として下ろされたものでした。

東京では希望番号が可能となった訳ですが、どうも新規の番号は全てこの様に3桁になったらしいですね。私、現物を見たのは今日が初めてでした。 なかなか「お間抜け」な印象を受けてしまったのは、私だけでしょうか?
ディーラーの担当氏が、「せめて333の方が良かったかも?」などと言いましたが、どんなもんでしょうか?
でも、ここから301、302・・・と続いて行くかと思うと、何だか更に車が溢れて来そうな気がします。
試乗車は紺で、今日の天候に照り輝いていました。 でも、ショールーム内ではなく、こうやって外で見ると何だかカローラ辺りの、最近のトヨタ車に何となく似ている気がしてきてしまいました。

ちなみに、後ろに見えるのは Xantia Break の白です。
この角度から見ると、サイドプロテクターがボディと同色になった事が解りますが、紺ではあまり目立ちませんね。
タイヤは、205/60R15 となっています。




私自身が、まだ Xantia に乗り始めて半年ですから、良く判らない事が多いですが、とりあえず感じた事を書いてみたいと思います。

エンジン 思ったとおり静か。 ちょっと頭が重い感じがするけれど、街中を走った程度ではそれ程違和感は無い。
ステアリング 一番驚いたのがコレ。上記の通り、幅が205と太くなっているにも関わらず、ステアリングは格段に軽くなっている。
パワーアシストが強力になっていて、判り易く言えばXMに近い感触であった。
ミッション 学習機能付きATとの事。 ノーマル、S、スノーの3モードが選択でき、これはインパネ内右側のインジケーターで確認できる。
Sモードにすると、約4000回転まで引っ張ってからシフトアップする。 またこのモードでは、アクセルOFFに対して、積極的にエンジンブレーキがかかる様に感じられた。
シート EXCLUSIVEのシートは、言わば半電動式。 スライドと背もたれの角度調整は手動で、座面の高さなどが電動となっていた。 但し、本皮仕様はV−SX同様の電動シートらしい。


全体的に見て、V6モデルの設定には緻密な狙いがある模様で、どうやら、シトロエン社は、既に1999年に生産中止が決定したXMと、次期XMたる車種が登場する2001年までの穴埋めに、このV6モデルを考えているらしいのです。 つまり、ミニXM的な味付けを狙っているという感じが随所に見られる訳です。 まぁ、この狙いがV6モデルに関しての事か、あるいは XantiaUが全てそういった設定なのかは、秋に導入される2Lモデル(DOHC?)に乗ってみなければ解りませんが・・・。