XantiaU 99モデルに乗ってきました


ディーラーに行ったら、丁度登録が終わったばかりの XantiaU 99モデルがあったので、早速試乗してきました。


グレードは EXCLUSIVE の方でした。

これがその車体です。
今回はディーラー前の国道と裏道しか走れませんでしたので、最高でも60キロ程度のスピードしか経験出来ませんでしたが、その中で感じた事を書いてみようと思います。

前のページにも書きましたが、EXCLUSIVEですから、外見はV6と区別が付きません。強いて挙げると、リアとサイドのエンブレムが異なるくらいでしょうか。
2.0L-16V EXCLUSIVE の内装です。
この写真では解りにくいのですが、シフトレバー左には、「Sport」、「Snow」、「1」のスイッチがあります。 シフトバターンには「2」までしか無く、「1」へはこのボタンを押して入れる訳です。 以前より西武系車のステレオはSONY製となっていましたが、今回の機種(ハンドルのスイッチが変わった機種)に関しては、ノーマル下取りの上、少々の追金でMDに換装が可能らしいです。(期間限定のサービスかも知れませんが)

では、私が感じた事を書いてみたいと思います。

エンジン 思ったより静か。 ピックアップが早く、軽快に回ってくれる。 トルク感も十分ある。
ステアリング V6に比べて、しっとりした感じ。それでも、旧SXよりは軽い。 つまり、V6 > 16V > 旧SX の順で重くなっているようである。
個人的には、この感覚が一番好き。
ミッション Lowに手動で入れる時にはボタンを押すタイプとなった。(セレクタ−はRND32となる)
アクセルOFFに対して、積極的にエンジンブレーキがかかるのはV6と同様。
その他 エンジンノイズが少ないのもあるが、静粛性が上がっている。これは遮音材が変わった事によるらしい。
個体差も考えられるが、ドアの開閉が軽くなっていた。

OHC搭載の旧型と比較して、DOHCのトルクバンドが高域に移っていたので、低回転では 「スカスカ 」を予想していましたが、ATとの相性が良いのか、スタートから力強い印象を受けました。 静粛性と体感的な動力性能の向上を考えると、今回の変更は将に正常進化と言えるでしょう。

西武の頑張りは、当初だけの可能性があります。 Xantia の導入時に半年程度で値下げした事実を思えば、逆もまた有り得ますから・・・。

99 Break ですが、グレードの見直しにより、SX 319万、 EXCLUSIVE 359万 の2本立てになるようです。(夫々セダンの20万高?)


おまけで、Xm Break です。
遂に生産が終了しました。従って、DOHC搭載の Break は 98年式のみという事になるらしいです。 Xmファンにとっては最後のチャンスと言えますね。

訂正:どこだか知りませんが、まだ細々と作っているそうです・・・。
おまけでもう一つ。
先日、ある方から 97Break と 98Break の違いを尋ねられました。

外見上の違い以外では、これがありました。
左が97、右が98ですが、Airの導入ダクトが変更されています。狙いは低速トルクの向上だそうです・・・。