またXantia とは話が離れますが、 Saxo の99モデルに乗って来ましたので、
ちょっとだけ書いてみました。
実は、さる筋からChansonの販売不振に対するテコ入れの話は聞いていたのですが、その1つの答えがこれでした。
このモデルの導入で、いままでプジョー106に流れていた客を取る事が出来るかどうかは判りませんが、少なくとも、左のMTが発売された事は、個人的には大変歓迎したいと思います。
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まずは外見です。 99モデルはフロントグリルに若干の変更が見られます。それと、これはVTSなので、オーバーフェンダーが付いていますが、これにより精悍さが増しています。 |
VTSの内装です。 普通のSaxoと比較して目に付くのは、メーターの色です。青地に白い文字で書かれたもので、夜間はなかなか綺麗だそうです。 |
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これが Saxo VTS のエンジンです。 ちょっとあちらのスペックが判らないので比較出来ませんが、基本的にはプジョー106に搭載されているのと同じ物です。 120/6600 ps/rpm、 14.7/5200 kgm/rpm のエンジンが、 960kg の車体に搭載されています。 |
これまた試乗して来ました。 これはルージュフリオの車体です。天候が悪かったため、あまり綺麗に写っていませんが、実物はなかなか良い感じです。 試乗は、 今回も街中をちょっと走っただけなので、 スポーツモデルの美味しいところは味わえませんでしたが、 マニュアルの有難さか、 本当にキビキビ走ります。また、 Xsara同様に、カッチリしたミッションも大変好感が持てます。3、4速あたりに入れておけば、そこそこに走ってしまう位にトルクがあり、街中でも意外と楽そうです。 |
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VTS の感想ですが、 Xsaraの時と同じなんですが、やはりマニュアルでキビキビ走るのは良いものですね。
3ドアの小ぶりなボディは、街中を走るには本当に十分な大きさで、楽しくなってしまいます。
難点は、シートとステアリングの位置関係です。
若干固めのシートの座面が高いのに対し、チルト機構の無いステアリングは低めなので、クラッチ操作の度にステアリングに腿が当たりそうで気になってしまいました。まぁ、体型とか慣れとかで、その辺の感じ方には個人差があるとは思いますが、私自身の感想としては、BXのようなちょっと上向きのステアリングか、もう少し座面が低くなってくれないと、操作に無理が出て疲れそうな気がしました。
・・・まぁ、あくまでも個人的な不満ですけどね(笑)。
そうそう、あと笑ってしまった点を一つ。10%が主流となっているスペアタイヤ、フランス車は大抵同一の物が着いていますが、このVTS、何と同じアルミを履いていました。