随分前から話題となっていたC5ですが、いよいよやって来ました。
実は私の知り合いが既に契約した話を聞き、ひっくり返りそうになったのですが、まぁ、何は兎も角見てみましょう。
色々と意見もあるでしょうが、今までを知る私たちから見たら予想を裏切る価格設定に驚きを感じました。
XMとXantiaの間を埋めるクラスのため、350万〜400万を予想していましたが、2Lが316万というXantiaSXの立ち上がりより安い設定(V6・3Lは433万と、ほぼ予定通り)でした。
![]() |
まずは外見です。 実にオシの強い顔で、写真で見た印象よりも更に大きいライトとグリルのダブルシェブロンが主張しているように感じました。ただ、このBleu Mauritius(紺)、個人的には締まって小さく見えたのですが、どうも私がXMに近い大きさをイメージしていた為に誤解してしまったようでした。 |
ちょっと角度を変えて。 テールゲートの開き方はXantiaと変りありませんが、テールレンズの部分に関しては、ちょっと安っぽい処理で水か入るのでは?と気になりました。 |
![]() |
![]() |
これが運転席です。 センターパネルとAT部分が銀色で、いかにもデザインしましたという感じでしたが、後述のV6はここがウッド(もどき)なので、この辺は好みが分かれるところでしょうね。 細かいところでは、内側のドアノブがしっかりしていたのは良かったです。 |
メーター周りはこんな感じです。 結構シンプル・・・私としては、もっと個性的な方が好きなのですが、まぁ、売るためには仕方ないのでしょうね。ステアリングは若干小さ目の印象でした。 |
![]() |
![]() |
リアはこんな感じです。 写真で見た時はテールランプにCX辺りのイメージを感じなくも無かったのですが、改めて実車を見ると、あんまりそんな感じはしませんね。寧ろ、MBなどのようにドカっとした印象を持ちました。 |
一応、新玉なぞを。 まぁ、既に本HPでは紹介済みですが、そもそもはこのC5以降の新世代のシトロエンに向けて開発されたものという事もありますので、再度紹介させて頂きます。 ついでながら、このC5ではご覧の通りスペアタイヤがトランク内に収納されるようになりました。 |
![]() |
![]() |
エンジンルームです。 これは2Lモデルですが、両側にカバーが付いているのが目に付きます。 どんどん「触らせない」方向になっているのでしょうね。 |
早速試乗をしてみました。 ディーラーに行くと、偶然知人と鉢合わせしたので、そのまま彼が運転するリアに潜り込み、試乗に入りました。 これはV6・3Lですが、そのあと、私自身も2Lモデルとこの3Lモデル双方を運転しましたので下の方に纏めて置きます。 |
![]() |
共通した印象としては、最初は捉え所のないボディーで車両感覚を掴みにくかったのですが、意外とすぐに馴染むことが出来ました。
ただ、フットレストが近くブレーキペダルとアクセルペダルの高さが全く違うため、慣れないと右足をアクセルから足を離した際に誤ってブレーキの下に入れてしまうのではないかと思えるような位置関係になっているのは少々戸惑いました。また、ブレーキはハイドロ系統で作用するのではなく、通常のシステムとなっているので、私には慣れが必要でした(^^;)。
それから、コストダウンなのかそういった味付けなのか、後席に座ると前席よりも突き上げを感じ、印象として硬い感じを受けました。
モデル | 内装 | 印象 |
2L | ・比較的地味な感じ。 ・シートは手動式。 |
・運転席は良い感じだが、リアはそれなり? ・新型Xsara同様にエンブレが積極的にかかるATは、低速ではギクシャクする。 |
V6 3L | ・ウッド仕様の化粧板など、少々豪華な感じ。 | ・V6は滑らかだが、ピックアップがやや鈍い? ・ステアリングは2Lより軽く設定されていて、全体的な味付けは2Lと別物という印象さえ受ける。 |
![]() |
おまけです。 実はディーラーで展示車を見る前に、横浜で毎年行われているフランス映画祭の会場で展示されていたC5を見ていました。 しかし、ご覧の通り、全く注目されていません・・・。 この時、前方の人ごみの中では俳優がインタビューされているので、無理からぬ事かも知れませんが、展示するからには、もうちょっと注目されるようにして貰いたいもんです。 ・・・近日発売、と書いてあるだけではねぇ・・・。 |