C3に乗ってきました


体制の変化もあり、どうなる事やらのシトロエンですが、やっとC3が発表されました。
前評判としては次世代の2CVとも言われていたC3、やはり写真の印象とは違ってなかなか良い感じです。


ラインナップとしては、1.4L(電子制御4速AT)と1.6L(5速センソドライブ)ですが、今回展示されていたのは1.4のみでした。
(1.6Lは認証用に1台来ているのみだとか)
価格設定は、既に雑誌等で発表されていると思いますが、1.4Lが182万、1.6Lが199.8万となっています。これに加えて1.4Lにはフロントフォグ・ボディ同色モール・アルミホイール等を加えるスタイルパッケージ(7万)があり、更に1.4L、1.6L共通でレザーシート・フロントシートヒータ・皮巻きステアリング・クルーズコントロール・バックソナー等を追加するコンフォートパッケージ(18万)が用意されています。

まずは外見です。
今まで写真で見た印象や、モーターショーで展示された黒ともまた違う、実に違和感の無い印象を受けました。大きいと思っていたグリルもそれほど押しが強い訳でもなく、インパクトは弱いですね。
まぁ、グリルのダブルシェブロンは更に大きくなっていますけど・・・。

インパクトが弱いと感じたのは、既に慣れてしまったかも知れません(笑)

ボンネットを開けたところです。
この写真ではちょっと判りにくいでしょうが、殆ど垂直に開いています。

エンジンルームを横から見た所です。
狭いのは致し方ないところですが、それでも上手いこと収まっているようでした。

メーター周りはこんな感じです。
1時期のホンダを思わせるような、半円形のメーターでして、タコメータが外、中心のデジタル表示がスピードとなっています。

ステアリングは小さめですが、チルト・テレスコピックなので、自由度は高いようです。

1.4Lに乗った感じとしては、185/60 R15という立派なタイヤを選択しているためか低速でのパワーアシストが強く、最初は違和感がありましたが、20〜30km/h程度になると適度な重さとなり、安心して乗る事が出来ました。また、まだ当たりが付かない為か、スタート時の1速で重々しく、20km/h前後で2速に上がる時のショックも若干大きく感じました。只、これに関してはスポーツモードにすれば設定が全く変わりますし、なにより例の学習機能付きですから、個人個人の使用条件で印象は変わるものでしょう。

あと、以外に良かったのがシートです。小型車の宿命で路面が悪いとガツガツ来ますが、それをシートが上手く処理しているような感じで、決して豪華ではないのに、見た目以上に良く出来ていそうです。まぁ、小さいシートですので、これも長距離乗ったら、また印象が変わるかも知れませんが・・・。

何はともあれ、売れると良いですね。