●弥十郎ガ岳 ●書写山 ●剣尾山 ●三郎ヶ岳 ●大船山 ●善防山〜笠松山

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弥十郎ガ岳
●スタート  下篭坊バス停   11:30
●コース   下篭坊バス停登山口⇒みなの沢⇒農文塾出合⇒665m⇒ハハカベ山⇒竹谷分岐⇒
         弥十郎ガ岳715.1m⇒ハハカベ山⇒丈山乗越⇒農文塾⇒出合橋⇒下篭坊バス停
●コースタイム  のんびり3時間15分
●アクセス  中国自動車道・神戸三田インターから下篭坊バス停まで所要1時間。車道の幅はかなり
         狭いところをバスが通るのでランクルなどは注意。

●参考     「山と高原地図 北摂の山々」1/30000  「いで湯の山旅・関西周辺」  

●ポイント   バス利用の場合はJR福知山線三田駅から1日5便(月〜土)なので神姫バス営業所で
          確認を。神姫(しんき)バス三田営業所 0795-63-2305

●駐車場   下篭坊バス停・テニスコート前車道に8台程度の駐車スペースあり

弥十郎ガ岳周辺 1/75000地図


●北摂最北部の山

 今回ご紹介する弥十郎ガ岳(やじゅうろうがたけ)は、北摂の山の中でも最北端に位置し、山麓の篭坊温泉への
バスの便が1日5便と不便なためマイカーを利用。篭坊温泉コースと呼ばれる、みなの沢の登山口には駐車スペース
があるのでそこに駐車させていただきました。(^^;;
 山名の由来は「弥十郎という怠け者を天狗が連れ去った山」とも「鉱石で千金を夢見た男・弥十郎」から名が付いた
ともいわれているそうです。
下篭坊バス停前の朽ちた赤い橋を渡り、沢沿いに入ると緑色の苔むした杉林が15分ほど続きます。天狗の面をつけ
た山伏や忍者ハットリくんが目の前にふっと現れても不思議じゃない雰囲気の杉林を抜けると、落葉樹の樹林に変り
枯れ木の早春はあたりが急に明るくなりました。頭上でガヤガヤと話し声が聞こえたかと思うと農文塾の出合。
道標の前で十数名の山の会のメンバーさんが休憩中でした。
ここから吊り尾根になりコースを左にとって1つめのピーク、ハハカベ山石標、地面ぎっしりの落葉でルートを見失わ
ないようにと赤や青のテープが「こっちだよ、こっち。迷わないでね」と道先案内をしてくれます。
竹谷出合への急登を登りきると弥十郎ガ岳の山頂はもうすぐ。
山頂からは篠山市街と春霞にうっすらと浮かび上がる西ガ岳、三岳、小金ガ岳の多紀アルプスが見渡せました。
コースタイムは1時間25分。20分の休憩で巻き寿しをほおばり、あったかいミルクコーヒーを飲んでると50代のご夫婦
がやってきてカップヌードルを作り始めました。あぁ、おいしそう・・・♪今日のように風の強い早春は格別でしょうね。
「お先に〜」と挨拶して農文塾出合まで同じコースを戻り、出合から丈山乗越で丈山北峰の分岐まで歩き、ここから
農文塾まで下りました。弥十郎ガ岳はマツタケ山なので10月中旬から1ヶ月入山不可となります。また、イノシシ狩で
ハンターが入るため11月中旬から2月中旬も入山できないようです。
茶畑にはイノシシ避けのネットが張られていますので、ゲートの扉は閉め忘れのないようにね。畑の下には萱葺きの
建物と老齢の桜の木が、なんともいえず味のある一枚の風景画のようで、是非、桜の季節や新茶の季節に歩いて
ほしいお薦めのハイキングコースでした。子供連れからお年寄りまでも楽に歩ける、のどかな山道です。

 出合橋から羽束川(はつかがわ)を左へ行くと篭坊温泉地。7年前にホタル狩りで訪れた頃は、三ツ矢サイダーの
炭酸水を採掘した跡が残っていて、湧き出る炭酸水を求めてペットボトルを持った人が後を絶たなかったのですが
今はもう湧かなくなったのか、無くなっていて残念。
不法投棄多発地域の大きな看板が目に飛び込んでくるほど「源氏ホタルの発祥地」の看板はひっそりとさみしそう
でした。願わくば今度サークルのメンバーさんと訪れるときまで弥十郎ガ岳の自然壊れずにいてほしいな。

2002/3/2
記:Fuji (兵庫)




書写山(しょしゃざん)

●コース    書写バス停⇒八王子神社⇒東坂⇒ロープウェイ山上駅⇒書写山371m⇒圓教寺⇒
          山陽自然歩道⇒刀出(かたなで)バス停
●コースタイム  のんびり2時間30分
●アクセス   山陽自動車道「姫路西」ICから車15分。中国道「福崎]IC・播但連絡道「姫路東」IC車15分
          国道2号線姫路バイパス 「中地」「姫路西」「太子東」 各ランプ車20分

         JR姫路駅(北口)姫路市営バスA「書寫ロープウェイ」行き20分
         
山陽電鉄 078-612-2143
          神姫(しんき)バス姫路営業所 0792-85-2990  姫路市営バス 0792-23-0040

●参考     「私鉄沿線ハイキング・関西周辺」  

●ポイント   圓教寺(えんぎょうじ)拝観料¥500  西国33カ所第27番札所 播磨一の紅葉の名所
         春先のコバノミツバツツジの開花時期もおすすめ。

●駐車場   あり

書写山周辺 1/21000地図


●播磨一の紅葉の名所 書写山

 書写山は、姫路市の北部にある市内で一番高い山で圓教寺は1千余年前に性空上人(しょうくうしょうにん)によって
開かれた天台宗のお寺で「西の比叡山」とも呼ばれているところ。禅宗のお寺ということですね。
参道に沿って33体の観音様がお出迎え。しばらく樹齢何百年かの木々の中を歩くと、右手に寿量院が見えて来ます。
寿量院の精進料理、ご存知の方も多いと思われます。一の膳、二の膳、三の膳、というように赤い書写塗りの器に盛
られた精進料理。4月〜11月なら予約を入れておけばどなたでもOK。
 境内は仁王門から入り、承安四年(1174)には後白河法皇がここに七日間こもって観世音菩薩の加護を願われたと
いう塔頭 壽量院、圓教寺会館、狩野永納筆のふすま絵がある塔頭 十妙院、歌法石、摩尼殿(まにでん)(如意輪堂)
マニとは梵語の如意のこと。天禄元年(970)創建。本尊は六臂如意輪観世音菩薩でこの堂の創建前、天人が桜樹
を礼拝するのを見て、上人が根のあるままの生木に観音像を刻まれたのだとか。そのため岩山の中腹に舞台造りの
建物となったのだそうです。これは確かに圧巻です。
大講堂東南の隅に土塀で囲まれた姫路城城主本多家の墓所があり廟屋五棟と本多忠刻らの墓碑が並んでいます。
袴腰(はかまごし)付きの鐘楼、圓教寺に現存する建物の中で最古のものといわれる薬師堂、天女の天井絵がある
金剛堂、三つの堂といわれる室町中期の建物。大講堂、食堂、常行堂とともにコの字型に並んで三つの堂を形成。
奥の院には弁慶の学問所、開祖性空上人に付き添って仕えたという乙天(不動尊の化身)と若天(毘沙門天の化身)
の二童子をまつった護法堂、性空上人をまつる開山堂。
軒下の四隅に左甚五郎作と伝えられる力士の彫刻があります。そのうち西北隅の一つは、重さに耐えかねて逃げ出し
たのだという伝説は有名。前屈みで確かにつらそうなお顔の力士像です。

比較的暑い日であったにもかかわらず、修行僧が寝泊りしたという「三つの堂」はとてつもなくだだっ広くてヒンヤリして
足が冷たくなって歩けなかった、そんな記憶があります。




剣尾山(けんびさん)

●コース   森上バス停⇒能勢自然歩道⇒行者口⇒玉泉寺⇒行者堂・覗岩⇒行者山469m⇒
         六地蔵⇒剣尾山784m⇒森上バス停
●コースタイム  のんびり3時間40分
●アクセス  阪急宝塚線梅田駅から川西能勢口駅(急行30分) 能勢電鉄に乗り換え山下駅下車
         山下駅前から阪急バス15分森上バス停下車

●参考     「山と高原地図 北摂の山々」1/30000  「ハイキング12カ月」

●ポイント   行者山大日岩に描かれた大日如来の磨崖仏(まがいぶつ)

●駐車場   行者登山口に駐車スペースあり

剣尾山周辺  1/75000地図


●別名を下樋山・月峰山ともいわれる剣尾山と月峰寺

 満月の秋、寝袋だけの野宿を岩の合間で過ごすと月明かりの光景は、まさにその名のとおり「月の峰」と呼ぶにふさ
わしい山だと教えてくれるそうです。
ここは修験道の道場として伝えられる山独特の霊気が漂うハイキングコースです。
この月峰にちなんで山頂付近には月峰寺というお寺があったそうで、開創は日羅上人と聖徳太子と伝えられる古刹。
月峰寺跡には剣尾山の山名の由来である、剣を降らせた不動明王の石像や六地蔵が悠久の時の流れの中に佇んで
いました。
月峰寺は丹波八上城主の波多野氏に攻略され焼失し、現在は剣尾山の南東の山「城山」の南麓にあります。
本尊の千手観音は、日羅上人がこの山の霊木「槻木」から2体掘り出したものの1つであると伝えられているそうです。

どうやって運んだのかと不思議でならない巨石に描かれた色鮮やかな大日如来の磨崖仏(まがいぶつ)は必見です。




三郎ヶ岳(京都・亀岡)

●コース   出雲大神宮⇒堅谷川起点・道標⇒三郎ヶ岳613.7m⇒七谷川分岐⇒谷の綱渡り(命名)
         林道⇒北舎峠⇒出雲大神宮前バス停(七福神散策コース)⇒出雲大神宮
●コースタイム  のんびり3時間
●アクセス 電車■京都駅よりJR嵯峨野(山陰本)線で亀岡駅まで約20分(快速)
         トロッコ嵯峨からトロッコ亀岡へ約25分

         
車■京都市内より、国道9号を西へ約20分、または沓掛インターから 京都縦貫自動
            車経由で約10分
           ■舞鶴自動車道 丹南篠山口I.Cより国道372号で約45分
           ■阪神高速自動車道 池田木部I.Cより国道423号で約45分

●参考     「山と高原地図 京都北山1」 1/30000 

●ポイント   出雲大神宮内の御神水・眞名井の水
●観光     保津川下り&トロッコ列車
●駐車場   出雲大神宮に臨時駐車スペースあり

亀岡・三郎ヶ岳周辺  1/75000地図


●京都北山の三郎ヶ岳

 奈良県にも同名の山がありますが今回のターゲットは京都・亀岡の三郎ヶ岳です。京都北山といいますとポピュラー
な山がいくつもあり、なんでまた三郎ヶ岳なの?と言われそうなくらいマイナーで、取り立てて特徴のある変化にとんだ
山というわけでもないのですが、人の名前のつく山は、ありそうで なかなか無いんですって。
近畿では兵庫の弥十郎ガ岳(やじゅうろうがたけ)、奈良の十郎山(大峰)、京都の三郎ヶ岳の3つであると語られてき
ました。でも、よく調べてみると奈良県の榛原から室生寺までの間に879mの三郎岳(さぶろうだけ)という山があり
登頂すれば360度の大パノラマが約束されているそうです。
それに比べると頂上は雑木林でおおわれ、すぐ隣には牛松山や愛宕山といった名峰が連なる京都の三郎ヶ岳は少し
分が悪そうですね。
 10 時45分、出雲大神宮臨時駐車場に車をおいてスタート。(駐車場代のお賽銭も忘れないでね)
見逃してしまいそうな小さな道標から涸れた堅谷川起点沿いに林道へと入っていくと腐葉土のフカフカのクッションを
踏みながら急な登りと尾根道の下り。最後は人ひとりが通れるくらいの急登で頂上までゆっくり1時間25分。
この急登がどれだけの急登であるかは下るときに思い知らされます。木の幹や枝のサポートがなければ滑り落ちて
しまうくらいの急斜面でした。更に個人的に“谷の綱渡り”と命名した七谷川林道までのルートは前日までの雨で落葉
が滑りやすくなっていて、うっかり足を滑らせると右手の谷へまっさかさまというスリルあふれる杉林コース。
林道に出てしばらく車道を歩くと砂利を敷いたトレーラーの駐車スペースがあります。そこに「北舎峠」という、これまた
小さな看板が杉の木にくくりつけてあるので、そこからまた山道に入り峠越え、壊れた祠の左をとってゆるやかな坂道
を下って行きます。亀岡市街が眼下に広がり、段々畑が近づくと出雲大神宮前バス停の看板が見えてきました。

 出雲大神宮の境内には御神水・眞名井の水が湧き出ていて、20リットルポリ容器を持った人の行列が後を絶たない
ようです。本水質保健研究所によれば、古生代の石灰岩層をつたって火山噴火でできたマグマの日接触変成岩層か
ら湧き出ている「うまい水」で、ミネラルがバランスよく含まれる極めて健康によい理想の水であるとするなど地質学的
に実証されているのだそうです。このような水は自然界の中でもほんの一部しか存在しないんですって。
不老長寿・痛み止めに効果があるといわれる眞名井の水で喉を潤せば、靴擦れの痛みも忘れられそう。
 また4月18日には出雲大神宮の花祭りの行事が行われます。
雨乞いの神事が起源とされているこの花祭りは、四季の花で飾った花笠の踊り手が小太鼓をたたきながら「正月踊り」
「一の宮踊り」「恋の踊り」などを披露してくれます。
 行事のある日はマイカーではなく電車&バスを利用しましょう。電車もトロッコ列車を利用して春から秋にかけては
保津川下り乗船などプランに加えればハイキングの楽しみも倍増すると思います。

2002/3/16
記:Fuji (兵庫)




大船山(おおふなやま)

●コース   十倉バス停⇒長慶寺⇒ため池⇒峠(波豆川)分岐⇒大船山653.1m⇒
         十倉バス停
        
●コースタイム  のんびり2時間
●アクセス  JR 福知山線三田駅 神姫バス(0795-65-5711)十倉バス停下車

●参考     「山と高原地図 北摂の山々」1/30000  「兵庫県の山 27」

●駐車場   公民館に駐車スペースあり (消防団の車庫出入り口付近はあけておくように)

大船山周辺 1/21000地図


●大船山由来

 このあたりは古代は島であり、船からの目標になったため、この名がついた?!とも伝えられているそうです。

 3月21日の春分の日、午前中ならまだ天気は持ちそうだ、ということで決行となった兵庫県の大船山ハイキング。
この日は低気圧とフェーン現象の影響で全国的に春一番が吹き荒れた日でした。
バスの便が少ないのと、午後からは雨になるとの予報でマイカーで出かけ、公民館の駐車場に車をおかせていただき
スタート。
こんな天候で山に登るのは、私たちだけだとたかをくくっておりましたら、7人のハイカーとすれ違いました。
3つ目のため池の土手を右折して、林の中へと入ると、峠道には真っ赤なヤブ椿が点々と。
地元の方の管理なのか、よく整備された山道にはコナラやヤマザクラの大木にネームプレートが付けてあって、道標
も数年前にハイキングのメンバーさんたちと登ったときとは違って新品の立派なものに建替えてありました。
“どうぞ、お座りなはれ”とでも言うように所々に丸太のベンチ。そして2つめの分岐では登頂記念の雑記帳が。
雑記帳のある休憩ポイントには、無料のお助け杖が数本用意されています。
ああ、なるほど。
今回はマイカーなので山頂往復のコースでしたが、峠越えの分岐で波豆川へ下ればカナディアン大磯のキャンプ場
があります。ファミリーキャンパーへの配慮ということなのでしょう。
バス停から山頂までは地図のコースタイム1時間40分と記されていますが、1時間もあれば子供連れでもじゅうぶん。

バスを利用される方は事前に便の本数を確認しておでかけくださいね。




善防(ぜんぼう)山〜笠松山

●コース   古法華P⇒(30分)⇒善防山251m⇒(30分)⇒西に延びる岩尾根ピーク(山名なし)⇒
         (20分)⇒古法華寺⇒(30分)⇒笠松山244.4m⇒ (20分)⇒古法華寺⇒(10分)⇒古法華P
●コースタイム  2時間20分
●アクセス  電車・JR加古川線 粟生駅で乗り替え 北条鉄道レールバス 播磨下里駅下車
       マイカー・中国自動車道加西IC 山陽自動車道加古川北IC

●観光     加西市北条町周辺で毎年4月第一土・日曜に行われる北条節句祭り
          800年以上の歴史を持つ、播州三大祭りの一つで土曜日の宵宮からスタートする

●ポイント   北条の五百羅漢は有名  見学はAM9:00〜PM5:00で拝観料\200
         古法華自然公園 (白鳳時代の日本最古の石仏(重文)、キャンプ場や展望台も)

●駐車場   古法華自然公園Pを利用


※加西市の中央、丸山総合公園海抜110mの山頂にギネスブックに認定された世界一の地球儀時計
(直径5m、総重量14t)が誕生

善防山〜笠松山周辺 1/21000地図


●リッキーKANESADAのハイキングレポート善防山〜笠松山

  ”日本のへそ”西脇の北西に翠明湖というダム湖があります。その湖畔を周回するハーフマラソンに参加。
桜、つつじを眺めながらのハイキング気分も残り4kmからは雷鳴雨中の壮絶な戦いとなり、ヨレヨレになってゴール。
1時間41分19秒という立派な(?)成績でありました。

 帰宅の途中で雨は上がったので、播磨の低名山(私が思っているだけ)、善防山・笠松山へ寄り道しました。
桜が満開の古法華自然公園Pで車をすて、古法華寺への荒れた舗装道路をわずか5分で善防山への登り口です。
つつじを眺めながらのんびり歩きます。善防山の南面は断崖でなかなかの迫力です。
善防山(251m)の頂上は潅木に囲まれて展望はありません。(播磨 山の地名を歩く:播磨地名研究会 編によると)
山上には、赤松氏が善防山城を築いていたが、山名氏との戦いで落城しました。
すぐに折り返して、来た道を下ります。途中、西に延びる岩尾根上で、古法華寺の瓦とそれを囲む桜を見下ろしながら
贅沢なおそい弁当にしました。
古法華寺への急降下は古いビニールテープだけが頼りで、慎重に潅木の隙間をつないで、古法華寺に降りました。
  笠松山(244m)へのコースは3本ありますが、最も長い(と言っても30分しかかからない)東の尾根道を行きました。
鎖場があったり、田園風景が広がったりの楽しい登りです。
狭い頂上には展望台があり眺めは360度で、眼下の播州平野には農業用のため池が陽にきらめき、懐かしい”日本
の春”です。
  1番短い中央尾根はざらざらの風化した道で、用心しながらの降下ですが、古法華寺へ一直線です。素朴な石仏を
眺めながら時間をつぶしていると、いつの間にか何組かいたピクニックグループも少なくなっていました。

この山に登るときは、北条鉄道の播磨下里から、善防山東の岩尾根を登るコースがおすすめです。待ち時間覚悟で
ワンマン1両ディーゼルカーに乗って不便を楽しんでください。JR加古川線の粟生駅で接続していますが、ダイヤは
全然接続していません。

記:リッキーKANESADA (兵庫)














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