●二上山 ●大和葛城山●生駒山●山の辺の道 ●六甲紅葉谷 ●高御位山(たかみくらやま)

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西日本の11月は紅葉のベストシーズンです。次の数式を覚えましょう!

(朝の気温ー7)÷0.6= 紅葉が身頃
  紅葉が始まる頃    100mごとに下がる



二上山 517m
●集合 近鉄南大阪線・二上神社口駅 10:00
●コース 二上神社口⇒大津皇子の墓⇒雄岳517m⇒雌岳474m⇒万葉の森⇒二上山駅
●コースタイム4時間
●アクセス  大阪からは近鉄あべの橋駅(JR天王寺駅連絡通路あり)AM9:20発吉野行き
         急行が便利。河内長野で各停に乗り換えて二上神社口10:00着。


●ポイント   二上山雄岳頂上には天武天皇の皇子、大津皇子(おおつみこ)の墓と二上神社が
         あります。頂上では境内の美化と建物の維持保存のため¥200徴収していますので
         御協力を。頂上から石ころまじりの露岩の道を下っていくと、雌岳との鞍部に出ます。
         二上山は大阪側からのルートなどアプローチも沢山ありますが、私のおすすめの
         もう一つのコースはドンヅル峰から桜並木を経て二上山を歩く奈良側のルート。

●参考    「山と高原地図 葛城高原・二上山」
二上山周辺 1/21000地図


●ドンヅル峰と二上山
二上山は大師山(たいしやま)と古市山(ふるいちやま)を含めた二上火山群の死火山。ドンヅル峰とよばれる奇岩は
その噴出物が水平に堆積してできたものだそうです。この長い時間の中で風化してできた白い奇岩を見たくて、車で
奈良まで出かけ、関屋の駅から二上山を目指すルートで歩いて見ました。
住宅街を抜け、車道を横切り、「このへんだろう・・・」という相棒に背中をおされながら、ロープが張ってある谷へと
入って行きました。数分後には白い奇岩のドンヅル峰の尾根道。
へぇー日本にこんな場所があるなんて。と別世界へ潜り込んだような錯覚さえおぼえてしまいます。
一旦車道へ出て、ダイヤモンドトレールへ。まずは雌岳。うんざりするくらいのアップダウンに悲鳴をあげながら万葉
公園に到着。テーブルと椅子があって、大半の人はここでお弁当を広げています。営業中のお店が1軒。
二上雌岳474.2mで記念写真を1枚。あいにくの曇天。霧がかかって何も見えなかったけれど、真冬でもハイカーが
多いのだから桜の咲く頃は行列なのでしょうね。
食事を終えて北の馬の背といわれる鞍部へ。一度下がってから雄岳517mへの登り。山頂は皇位継承問題で処刑
された大津皇子(おおつのみこ)の墓がありました。
ここから近鉄南大阪線までの下山のルートは、いたるところに残雪が残り、溶けた雪がシャリシャリで、また凍って
テカテカになった階段を一段一段緊張しながら歩きました。
帰路はさらに近鉄大阪線の二上駅まで行き、電車で関屋駅に
戻り、駐車してあった車のところへ。この頃になると
さすがに膝はガクガクで登山靴は鉛のような重さに感じられました。

2度目の二上山も3月下旬に同じコースで歩きました。メンバーさんから「まだなの〜?これで初級コース?!」と
脱落組が出そうな悲痛な叫びを背中に浴びながら。

3度目の二上山は雄岳〜雌岳往復の二上神社口からスタート。
秋のブドウ狩りの時期にまた来たいわねぇーと元気なメンバーさんがハッパをかけてくれて、全員無事に完登。

万葉集にも登場する「あまのふたかみ」是非また登りに行きたいですね。

記:Fuji (兵庫)



大和葛城山959.7m
●集合  近鉄あべの橋駅8;45
●コース 葛城山ロープウェイ登山口⇒行者の滝⇒葛城ビジターセンター⇒葛城山山頂⇒吊橋⇒登山口
●コースタイム 4時間25分
●アクセス 近鉄あべの橋駅8:50発吉野行き急行⇒尺土駅で乗り換え⇒御所駅下車
        近鉄京都駅7:43分発橿原神宮前行き急行⇒尺土駅で乗り換え⇒御所駅
        バスで葛城山ロープウェイ駅まで行きます。

●ポイント  春はやはり、ツツジのカーペット、秋のすすき野原、冬の樹氷。いつ訪れても見所がある山。
        高原ロッジでは、春から秋にかけて鴨肉バーベキューなんてのも頂けますよ。

●参考    「山と高原地図 葛城高原・二上山」
葛城山 1/21000地図


■葛城山ハイキングの報告

 当日は天候も晴れ。目覚めもバッチリ。自宅を7:00前に出発、最寄りの山陽電車・東二見駅7:08発の特急に乗り、
明石駅でJRに乗り換えて、7:22発の新快速に乗れば、神戸、三宮、芦屋、尼崎に止まって大阪駅着8:00ごろ。
近鉄あべの橋駅8:45待ち合わせには、“余裕”のはず!ところが、ここで予想もしなかった出来事が起こってしまったの
です。
 なんと乗っていた新快速が、大阪駅にあと3kmという淀川にかかる鉄橋の上で急に止まってしまったのです。
「前の電車がつかえております」という車掌のアナウンス。しかし、5分経っても、10分経っても動きません。そのうち
「新大阪駅付近で信号が故障している模様で、車内では詳しいことはわかりません」というアナウンスが‥‥。
もう目の前真っ暗。携帯電話を持っている人たちは、皆それぞれに電話をかけはじめました。
私もどうしようかと迷っていましたが、待っていてもイライラするだけなので、20分を過ぎた頃に前の席の見ず知らずの
男性に携帯電話をお借りして、自宅で留守番をしている夫と、Fさん宅に「電車の中で缶詰になっている」と伝えました。
(Fさんの御家族には、あせって話してしまい申し訳ありませんでした。でも、こういう時って携帯は本当に便利ですね。
痛感)
 結局、大阪駅には52分遅れで到着し(そのうち鉄橋の上に30分)天王寺駅からあべの橋駅に向かった時には9:20
くらいになっていました。メンバーの方々は今いずこ。駅員に、一番早く御所駅に着く方法を尋ねると、
「9:30の急行に乗って尺土駅で乗り換えるしかない」との事。不安を覚えつつも、ここまで来たら行くしかありません。
そしてまた、私と同じ運命にあった方が他にもいらっしゃるに違いない。そう信じて苦楽歩人の会の会報をわざと他の方
にも見えるように握りしめていました。が、電車の中を見まわしても葛城山を目指しているような方ばかりで、どの方も
メンバーに思えてきます。う〜ん、困った。こうなったら一人で葛城山。それも悪くないか‥‥となかば、開き直り。
 しかし、神様は私を見捨ててはいませんでした。尺土駅のホームでメンバーの方を探すべくウロウロしていると同じ
会報を持っていらっしゃる方を1名発見。伊丹のNさんでした。
 しかもNさんのおかげで、なんと葛城山の山頂でメンバーの方に偶然出会うことができたのです。まさに奇跡。
葛城山はすごい人だったから私一人じゃ絶対に出会うことなんてなかったでしょう。
(なんといってもロープウェイが3時間待ち!勿論、歩いて登りましたが)
 歳後にハイキング初参加の感想ですが、ハプニングの連続で実に思い出深いものとなりました。(笑)
ただし、葛城山の登りに関しては、早く行かなくてはという気持ちでいっぱいでしたので景色を楽しむ余裕がなかった
のが残念でした。(日頃の運動不足で身体がバテバテになっていたので余計?)
山の緑や木漏れ日は、とってもきれいでしたが‥‥。山頂のツツジは花が少し終わりかけていましたが、それでも遠目
で見るときれいでした。本当にたくさんの人々が葛城山を目指していたのでびっくりしました。
それでは皆さん、またお会いできることを楽しみにしています。
記:Mayumi (兵庫)



生駒山&温泉ハイク
●集合 近鉄奈良線・石切駅2階改札出口  AM9:30
●コース 石切駅⇒府民の森⇒生駒山上遊園地⇒生駒山642m⇒温泉
●コースタイム 4時間
●アクセス  ◎近鉄奈良線 難波駅 準急9:08発⇒鶴橋駅 準急9:14発⇒石切駅9:28着
       ◎京都駅8:16発⇒丹波橋駅8:25発⇒大和西大寺8:53着 乗り換え
        西大寺9:07発⇒石切駅9:27着

●ポイント  
<施 設> 生駒山麓公園ふれあいセンターについて
 緑に囲まれた生駒山麓公園の中で、市民の学習や文化活動などの保養の場として利用できる施設です。
<住 所> 奈良県生駒市俵口町2088番地
<電 話> 07437−3−8880
<面 積> 20.5ヘクタール
<構 造> 地下1階、地上3階建ての鉄筋コンクリート造り。
<設 備> 温水プール、サウナ、うたせ湯、ジェットバス、露天風呂、レストラン、宿泊設備等。
<入 浴> ¥350
<屋 外> テニスコート、ゲートボール、フィールドアスレチック、キャンプ場
<アクセス> 東生駒駅より送迎バスにて約20分
生駒山周辺 1/21000地図


■生駒山ハイキングの報告

 今日は4ヶ月ぶりの参加。体調崩さないよう細心の注意(腹痛が出てきたので、ちょっとあぶない)を払って無事参加。
 久しぶりにメンバーさんの顔を見るとホッと落ち着く。
登山口で捨て猫に出会い、必死に追いかけてくる。私はどちらかというと、犬が好きで雑種を飼っているが、やはり捨て猫
には心が痛む。この暑さでは、脱水症状を起こして死んでしまうが心を鬼にして道を急ぐ。
 途中、美村さんから頂いたパイナップルの おいしかったこと。
Uさんの中国のお土産のお菓子やら、Nさんには好物のプチシューを頂いたりと(山より団子)胃袋は満足。
山頂では無料で遊園地に入れてもらえるので、そこで昼食を食べ、「生駒山麓ふれあいセンター」目指して出発。
 少しわかりにくかったが、道を尋ね、無事到着。ひと風呂浴びてサッパリ気持ちいい。
その後、レストランでソフトクリームを食べたり、コーヒーを飲みながらTOMOKOさんのお肌のツヤとスタイルの秘訣は
豚のコラーゲンとサウナ、1日2食にあるというのを聞き出したのでした。どちらも私には出来そうもない。  ^0^;
記:Minako (大阪)



奈良・山の辺の道
●集合 JR桜井線 三輪駅 AM10:10
●コース JR三輪駅⇒大神神社(三輪山往復)⇒桧原神社⇒長岳寺⇒近鉄・天理駅
●コースタイム  5時間20分
●アクセス  ◎近鉄京都8:21発天理行き急行⇒近鉄丹波橋8:40⇒近鉄天理9:28着。
        JR天理9:53⇒JR三輪駅10:05着。
         ◎近鉄上本町駅8:54⇒鶴橋駅8:54⇒近鉄桜井駅9:35着。JR桜井駅10:00⇒三輪駅着10:05

         ◎JR神戸7:35新快速⇒尼崎7:53着。
         ◎新三田7:31⇒尼崎8:07⇒京橋8:25着で環状線外回りに乗り換え鶴橋駅へ。


●ポイント  大神神社と書いて「おおみわじんじゃ」と読む。地元では三輪明神の名で親しまれている
         日本最古の神社のひとつ本殿はなく、拝殿から3つの鳥居を通して直接山を拝む。
         全国の造り酒屋のシンボルである杉玉は、ここ三輪山の杉の葉を集め
        て作られるそうですよ。三輪素麺おいしいですよね。

●観光    4月の大和ちゃんちゃん祭(奈良の春を告げるお祭り・山之辺の道周辺で見られる)
●参考    「ハイキング12カ月」

三輪山周辺 1/21000地図


三輪山〜山の辺の道ハイクレポート

 お陽様さんさん、うらうらと春の風。2月とは思えない天気の中、大神神社へと歩きました。
福田さんの「歩きましょう」の一声で、三輪山に登ることに。山の辺の道だけのつもりだったメンバーの中には「ややっ!」
という人もいたのでは。(それは、私です)
 三輪山は古代からの信仰の山ですので、大神神社の奥にある狭井神社で、入山許可をもらい、タスキをかけて登ります。
神域ですから木も大きく茂っていて、昼なお暗い、湿度のある、でもよく整備された良い道を約1時間登りますと、山頂には
お社と御神体と思われる〆縄に守られた岩が。途中にも同じような岩くらが。
 私の記憶が正しければ、古代、この岩に神が宿りたもう、ということになっているはず。
文学少女のお決まりのごとく私も万葉集が大好きで、高校3年の修学旅行で奈良に来て、飛鳥や三輪山を見た感激は
今も残っています。でも三輪山を登ってしまうのは、少し畏れ多い気持ちがしました。
心がゆらゆらしましたよ。私の心の中で生きている、あの時代の人々が、ふっと木陰からこちらを見ているような‥‥。
思い入れがあると必ず答えてくれるものだ、と再確認。
私の大好きな一首。〔額田女王が難波へ都を移すことになって飛鳥を去る時に詠んだうた)

      三輪山をしかも隠すか雲だにも 情(こころ)あらなも 隠そうべし


ついでにもう一つ、柿本人麻呂の一首。


      近江の海(み) 夕波千鳥 奴(な)が鳴けば 情(こころ)もしのに 古(いにしえ)想おゆ


※ 私の記憶だけなので間違いがあるかもしれません。御容赦。東京から近江の国へ。まして聖武天皇の宮跡を毎日、
眺められる場所に来たのも何かの縁かなぁ。
 さて、個人的趣味の押し付けはこのへんでやめて、次へと進む。すでにお昼になっていたので、芝生の明るい公園で、
お話しながら食事を。
お陽様は暖かいのですが、さすが2月、少し高台になっているから風が冷たい。ゆっくりした後、当会自然歩道となり、
すっかり整備された山の辺の道を梅の香りと足元のイヌノフグリの青い花に囲まれて、上天気の中を歩き、桧原神社
景行天皇陵と歩き、そろそろ時間も、ということでJR柳本駅へ。
途中、黒塚古墳も眺め万葉の空気に浸った1日は終わったのでした。楽しかったなぁ、○5年ぶりの山の辺の道。
記:YOUKO (滋賀)



六甲紅葉谷〜石切道
●集合 ロープウェイ有馬駅 9:30
●コース 有馬駅⇒湯槽(ゆぶね)谷分岐⇒白石谷分岐⇒極楽茶屋⇒凌雲台⇒石切場跡⇒御影
●コースタイム 4時間40分
●アクセス 阪急・JR宝塚駅から有馬温泉行きのバス(所要40分)を利用。
        阪急バス宝塚営業所 TEL 0797-87-6601

●お土産  某タレント○○○パパのお漬物屋さん。くやしいけど何故か美味しいのでお勧め。 
●観光    6月中旬 念仏寺にて、沙羅の花と一弦琴の音色を楽しむ会が催される。詳細は
        有馬温泉観光協会で確認してください。TEL 078-904-3450
●参考   ガイドブックは「京阪神ワンデイハイク」と「山と高原地図 六甲・摩耶・有馬」

●有馬温泉周辺 石切道周辺  1/21000地図    


● 金泉、銀泉で有名な有馬温泉のロープウェイ有馬駅を起点とするこのハイキングコースは渓流の流れる音が聞こえる
静かな樹林の中を抜けていく道で、ここから凌雲台までの登りのコースは、六甲山系で一番のらくちんコースと呼べるくら
いファミリー向きなので小さな子供連れなら凌雲台まで歩いて、あとは六甲山上カンツリー駅からケーブルを利用すると
いうお手軽ハイキングが楽しめます。
 さて、ロープウェイ有馬駅の左の林道(一応、車も通れる余裕の幅)からゆるやかな坂を登って河原まで歩きます。
白石谷分岐から紅葉の名所、紅葉谷コースへ。よく整備され、踏み固められた尾根道、山腹道をとおり、地元山岳会が
作ったという裏六甲唯一の水場まで来ると、あともう一踏んばり。
(私たちが登ったときには、お水は出ていなかった。節水?蛇口でもあるのかな?なんてジョークをとばしつつ)
息をはずませながら階段を登ると白いビニール袋とトングを持ち、ごみを拾って歩いている壮年の男性とすれ違う。六甲山
が綺麗なのは、こういう山を愛するボランティアの人たちに守られているためなのでしょう。
ブナの樹林の頭の上のほうからガヤガヤと賑やかな声が聞こえてきて、見上げると青空がぽっかり見えて自動車道に出
ました。左へ行くと六甲最高峰、右は極楽茶屋。舗装道路を渡り、今日のコース六甲天文通信館のある凌雲台へ。
凌雲台には展望台、レストハウスや休憩所などの施設があります。
石切道への分岐では左折して笹道、木の階段を通って石切場跡に。御影駅前のアンティークな喫茶店でお茶をして解散
しました。
紅葉谷往復の場合は10時くらいの集合にして有馬ロープウェイ駅からすぐ近くの“かんぽの宿有馬”で日帰り入浴を楽し
むといいですよ。日本書紀にも記されている日本最古の湯のひとつで、金泉とよばれる鉄錆色の湯は、強い鉄分と塩分を
含んでいます。名物の金泉に浸かれば足の痛みも筋肉痛もとれること間違いなし。

記:Fuji (兵庫)


高御位山(たかみくらやま)

●コース チタン張り鳥居下P 14:05⇒神社奥登山口 14:11⇒ 展望台 14:22⇒百間岩上ピーク 14:35
       百間岩上ピーク 14:45 ⇒鷹巣山(鹿島山) 14:58 馬の背分岐点 15:00 桶居山分岐点 15:07
       市の池分岐点 15:08 ⇒ 高御位山 15:45 16:00 ⇒ 小高御位山分岐点 16:18(小休止)16:25
       北山分岐点 16:46 新池埋め立て広場 17:04 ((小休止)17:10 チタン張り鳥居下P 17:30

●コースタイム 3時間
●アクセス 車で加古川バイパス高砂北ICからR2を西へ、鹿嶋神社へ向かう

●駐車場  鹿嶋神社前バス停に駐車場あり 参道に名物の柏餅屋さんが並んでいる

●参考   ガイドブックは「ふるさと富士登山ガイド・関西周辺」

●播磨富士 兵庫県では他にも播磨富士の同名で親しまれている雄岡山雌岡山・明神山・笠形山がある

●アドバイス 岩稜で日陰がないので夏場は避けたほうがよい

高御位山周辺  1/21000地図    


● 高御位山(たかみくらやま)レポート

午前中は家内のアッシー君をしたので、昼から播磨富士へ行きました。R2を阿弥陀で北上し、チタン張りの大鳥居下Pに
駐車して、鹿島神社で一件のみを祈願して(ここは一願成就の神社です)神社奥の登山道にかかります。高い樹間の道で
涼しい風が吹いていました。わずかで展望台です。ここから名物百間岩の登りで、時には両手も使ったりしながらぐんぐん
高度を稼ぎます。登り切ったところからの眺めは雄大で、ピラミッドの桶居山、姫路城、瀬戸内海、石の宝殿、これから歩く
鷹巣山の双耳峰から高御位山と歓声をあげたいようです。山はもうすっかり夏の装いで、深緑になってその中を岩道が
くっきりと続いています。
鷹巣山(264.2m)、馬の背分岐点、桶居山分岐点、市の池分岐点と春にはつつじの回廊となる眺めの良い快適な稜線を上
下すると最高点の高御位山(304m)です。頂上の大きな岩の上で給水し、風に吹かれて贅沢な時を過ごしました。
高御位山は日本で初めてグライダーを飛ばした所で、「飛翔」という記念碑が建てられています。ここからは岩道を急降下
し小高御位山に寄り道して長尾の新池の一部を埋め立てた広場のベンチで一息入れた後元のチタン張り鳥居下Pに戻り
ました。

記:リッキーKANESADA (兵庫)








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