我が家の名(迷?)犬 レーズンのページ 2001年6月9日土曜日 更新

出産記録2001!


2001.6.6 水

夜、食器バチを割ってしまう。あの食いしん坊のレーズンが「こんなものいらない」とばかり、ハチを新聞で隠していた。

次の日、食器バチは・・・

2001.6.7 木

朝、おやつの魚のひものを3匹食べただけ。これは、いよいよ出産か?と思ったが夕方は

薬を入れないとドッグフードをいつもの半分は食べれた。皮膚病の薬が混ざっているからいやだったのか?

魚のおやつも4匹食べることができた。今日ではなさそう。

2001.6.8 金

朝、おやつの魚のひものを3匹食べただけ。

犬舎の中に入ってぐるぐる回ったり、産箱の下を掘り返したりする。

また、「キュウン」という鳴き声をあげた。出産は近い。

2001.6.8 PM5:45

いつもの散歩をする。行きは立ち止まってなかなか進まないことが何度かあった。

帰りは、いつも道草するレーズンがわき目もふらずかえっていく。それも、大きなお腹なのにかなり速いペースで・・・。

家に着くとドックフードは食べない。薬を入れていないのに食べない。

息も荒いままである。落ち着きが無く、産箱、犬舎、庭と行ったり来たりする。

「キュウン」という鳴き声を何度かあげた。すわりこんだまま、動かない。明らかに出産の兆候と判断した。

PM8:35

妻の予想では、満潮に合わせて出産がおこるはずなので8:35に何か起きるかと思ったが何も変化なし。

レーズンは伏せ込んでいる。産箱に出たり、入ったりする。

 

PM10:20

「キュウン」という鳴き声をあげた。レーズンの座っていたあたりが少しぬれている。

水を飲んだときのものか?それとも破水か?

PM10:27

破水確認。

PM10:43

うろうろして、ウンコのポーズをとる。どうやらこのスタイルが一番いきみやすいようだ。

陰部より、透明な膜がでているのが見えた。5分ぐらいで陣痛が来るらしく、立ってぐるぐる回り、伏せ込む事を繰り返す。

PM10:55

ぐるぐる、うごきまわる。今度はちょっと長めである。透明な膜に包まれた物がでてきはじめた。

PM11:00

第一仔誕生

出産シーン

ちょっと、エグイです。気持ちが悪くなりそうな方はとばしてください。

名前はすでに決まっている。マロンである。体重380g。雌。

体色イエロー。茶色にぬった平ゴムを首に巻く。

撮影したためもあり、マロンを取り上げ体重や、ゴムをつけ用とするとレーズンが神経過敏になってしまった。

返してもらったマロンをくわえはなそうとしない、かみ殺してしまわないか心配なった。

以後、妻から撮影禁止を言い渡される。

PM11:35

なんとかレーズンをふせをさせ、頭をなでて押さえ、マロンに初乳を与えることができた。

一安心。

PM11:50

再び、マロンを取り上げる。出産のじゃまになって踏みつぶされるのをさけるためです。

ついでに、汚れた新聞も敷き直しました。

はじめは、心配そうでしたが、「大丈夫、ちゃんといるからね」

「頑張って次の子をうむんだよ」と言い聞かせました。

AM0:35

出血はするがすぐにねそべる。時折ぐるぐる回りながら、伏せる。

どうやら、次の出産に向けて落ち着いてくれたようだ。

AM0:39

立ち上がって回り出した。いきむ動作もはじめた。第2子出産!レーズンが、体胞をかみちぎった。子犬をぺろぺろなめている。

鳴いてくれた。もう大丈夫。名前はヒュー 体重360g 雄。

体色イエロー 水色にぬった平ゴムを首に巻いた。

AM0:50

ヒューに初乳をすわせる。今度はレーズンもなれたもの。楽に飲ませることができた。

AM1:10

レーズンにエサをあげる。鶏肉、野菜、ミルク、ご飯を煮込んだお粥である。

鶏肉をつまむがあとは、あまり食べない。レーズンの陰部からへその緒が見える。

どうやらぶら胎盤が出てくる前のぶら下がった状態でへその緒を噛みちぎったようだ。

軍手を使ってつまみ、ゆっくり引き出す。胎盤が出てきた。すぐゴミ袋へ。

AM1:18

ヒューも取り上げる。へその緒が長かったので、はさみで切って、木綿糸で縛る。

はさみは、エタノールで消毒済みである。用意した(妻が)救急道具が役に立った。

次の子を産む気配がなく時間が過ぎる。

AM1:30

ホームページからかき集めた資料に「一時間して次の子が生まれなかったら獣医に連絡を」との記述があり、心配になり連絡。

「いきんだり、苦しんだりしていないのなら正常。半日かかる例もあるから心配ないです。」との返事。

電話している最中に、ぐるぐる回りだし、次の出産の兆候が現れる。獣医さんごめんなさい。

AM1:35

第三子、ダービー出産!これも、なめているうちに鳴きだす。体重390g 雄。

体色イエロー 緑色にぬった平ゴムを首に巻いた。

AM2:22

体についた血を盛んになめ出す。伏せたままの状態だが、

段ボールに移した子犬たちが鳴くと息を潜めて耳を澄ませている。

AM2:55

産箱の中をまわりだし、いきみだすがまたふせる。

AM3:25

お腹がまだ大きい、左右にまだ1匹ずつは入っていそうだ。

出てこないので散歩に行く。すぐ戻れるくらいの近い距離をぐるぐる回る。息が荒く、第4子は死産なのか。

すると、ウンコのポーズをとりだした。すぐもどる。

AM3:33

散歩の甲斐あって、第4子ブラン誕生。心配したがちゃんと鳴いてくれました。体重400g 雌。

体色イエロー 白色の平ゴムを首に巻いた。

AM3:50

レーズンにご飯をあげる。鶏肉だけ食べる。つかの間の夜食タイム・・・・自分たちも。

食べた後、おしっこもした。(これはレーズンが)

AM4:16

空が白みだし、新聞屋さんとばったり、「おはようございます。」とあいさつしてしまった。はじめてのことだ。

第5子マルゴー誕生。この子も元気に生まれてきました。体重420g 雌。

体色イエロー 赤色にぬった平ゴムを首に巻いた。

AM4:45

お腹は普通に戻って見えるが、まだ中にいるのだろうか?陣痛を促すため散歩に行く。

かえってきても、小屋で寝そべっている。

一度子犬に乳をのます。

本邦初公開 レーズンと5匹の子供達

よめさんは、「和也のめんどうがあるからねるね」

「2時間たって、生まれなかったら最後だからきみもねていいよ」とベッドに・・・。

つきあってくれてありがとう。

AM5:11

息は荒いし、出血もしているがこれは後産か?

悪露がでているだけか?判断に苦しむ。

AM5:37

念のため、もう一度散歩に行く。息も戻ってきている。もう終わりだろうか?

出血?おりもの?も止まったようだ。

AM6:00

どうやら、もう生まれないようだ。子犬を戻して自分も寝ることにする。

一匹が乳首に吸い付くとレーズンも素直に横になる事がわかった。

どの子にも乳が吸えるようにレーズンを伏せさせ、乳をすわせ出す。

AM6:08

幸せそうに、乳をすっている姿を見ながら、自分も夢の世界へ・・・。

しかし、このあとびっくりするようなことが・・・。

AM8:40

動物病院さんから電話。9時になったら報告するつもりでしたが、無事、5匹誕生したことを報告できました。

気にかけてくださってありがたいことです。

AM10:25

よめさんがレーズンの様子を見にいく。お客さんがきて話している最中に「キュウンキュウン」という鳴き声が聞こえたので

レーズンが子供をなめているのかなとのぞいてみると、1匹、2匹、3匹・・・6匹!?へっ?!

再度、数えなおす。錯覚ではなく、首輪のしていない子犬をレーズンがなめている。

父ちゃんを起こす。「うまれた!」

「なに?ふまれた!?」

すっかり父ちゃんの頭から第6子が誕生する可能性がぬけていたこともあり、思いっきり間違える。

第6子シフォン誕生。実に6時間後。こんなに間隔があくこともあるんだ。びっくりでした。体重400g 雌。

体色イエロー オレンジ色の平ゴムを首に巻いた。

「もうこれで打ち止めだよね」

ということで記念撮影。

 

PM5:00

これで終わりと思ったら、甘いんだな。

5時少し前に、よめさんの兄さんが子犬を見に来る。

レーズンを散歩に連れ出す。悪露がひどい。変だなと思ったが

打ち止めとすっかり思いこんでいたので出産当日はこんなものかと思い、散歩に出発。

よめさんの兄たちと子犬を見ていると、兄が「6匹??」というので「そうだよ」といって数えなおす。

「あれ?」「おれは、どう見ても7匹に見えるんやが?」「・・・」

(七匹目がうまれとるーー。そういえば五時にキュウンって声が聞こえたよなぁ)

「七匹目がうまれとった」「えーーっ」

散歩から帰った父ちゃんもびっくりでした。

「打ち止めじゃなかったんだ・・・」

こうして、不安な一夜を過ごす。翌朝になっても、子犬は生まれなかった。7匹で本との打ち止めになった。

第7子シルク誕生、前回出産からさらに6時間後。びっくり×2。体重380g 雌。

体色イエロー 白色の予備の平ゴムを首に巻いた

これが本当の記念撮影。

 

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