私辞苑 Naru's Edition
な行
- ないものねだり
- あるものはねだらないと思うのだがどうだろう。
- 流れ
- 傾向というか、変化の割合というか、微分係数とでも言おうか・・・。
私にとって絶対値よりも重視されるもの。
例えば、野球なら何点勝っているかより、追いつかれつつあるか突き放しつつ
あるかが重要である。
貯金でなら、いまいくら貯金があるかよりも、貯金が増えつつあるか減りつつ
あるかが重要である。
- 「なせばなる」
- 「なさねばならぬ何事も」と続く。つまり、「やればできる。やらなければ
できない」と努力を奨励する意味がある。
実はその続きがあって、「ならぬは人のなさぬなりけり」と続く。
「できないのはやらないからだ」という意味であり、極めて手厳しい。
- 縄泥
- 「縄をなってから泥棒を捕らえに行く」の略。
つまり、「縄」という手段が出来てから、「泥棒を捕らえる」という目的を探すこと。
「手段のためには目的を選ばない」の類語。
- 「何で?」
- 疑問詞。耳にする機会は多いが、理由を訊いている(Why)のか手段を訊いている
(How)のか判然としがたい。
例 あまり見かけない人(B)がたまたま研究室に来たという状況で
A:あれ、今日何で来たの?
B:電車だけど。
A:・・・。
- 「なんでやねん!」
- ツッコミの常套句。大阪弁風になっているのは、ボケに対するツッコミは
愛であると考える大阪人の気質を尊重した結果である。
- なんとなく
- 人間の行動を決定する要因の中で、もっとも重要な要因。
「何でそれ買ったの?」「なんとなく」
「何で巨人嫌いなの?」「なんとなく」
「何でこの答えになったの?」「なんとなく」
「何でニンジン嫌いなの?」「なんとなく」
といった具合。
まあしょせん人の行動をすべて理由付けすることは不可能なのだ。
「好き嫌いに理由無し」とも言うし。
- 日本放送協会
- 我が国の国営放送。いわゆるNHK。
しかしNihon Housou KyoukaiでNHKという略し方はどうなのだろうか。
英語を使うならJapan Broadcasting AssociationでJBAにすべきだと思うのだが。
でもJBAってもうなんかありそうだな。
もしくはあくまで日本語を使って日放協とか。
要するに日本語なのにアルファベットで略しているのが変なのである。
- ネスケ
- Netscape Navigatorの略。Netscape Communicatorはネコミと略す。
略し方のセンスはイマイチだと思うが、ソフトとしての評価は高い。
かつてはWebブラウザとしては無敵の存在であったが、Microsoftの
Internet Explorer(IE)が無料配布と機能充実とOSへの標準装備で猛追。
ネスケ(ネコミ)も無料配布などで反撃しているが、完全に押されている。
個人的にはIEが好みである。やはりMicrosoftのソフトだけあってOSとの
親和性が高いし、OSと一体化してるだけあって起動は速いし、長いドキュメント
を読むときはスムーズスクロールが大変便利だ。
ネスケはもっとスタイルシートに対応してほしい。せめてフォントまわりだけでも。
私のサイトでもスタイルシートを使用している。なるべくネスケでもうまく表示
されるようにしているが、フォント関係だけはどうしようもない。
- ノーヒットノーラン
- 野球における無安打無得点試合のこと。ノーランの「ラン」は得点を指し、
ランナーのことではない。つまり、ノーヒットノーランはヒット以外のランナー
(エラーや四死球など)ならば出塁を許しても記録される。
ランナーを許さない試合はパーフェクトゲーム(完全試合)となる。
- のど飴
- 塾講師という声を商売道具とする仕事をしており、かつカラオケが趣味である私に
とっては生命線にも等しい。