ハコスカ再生への道  PART2

ステップ部分フロア部分と並行してエンジンルーム内やストラット上部カウルトップ部分の
修理をしていきました。補修鉄板は場所によってボンデ鋼板を使用せずスズメッキ鋼板を
使用して作業してます。

 
エンジンルーム内サイドフレーム修理            錆を取りテンションブラケットも修理です。白いのはESCOです

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サイドフレームはすっかりと鉄板をガス溶接です。        サイドフレーム外側は変換剤を塗布してESCOを塗布し塞ぐだけです




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外側鉄板を溶接してサイドフレームは終了!          エンジンルーム内サイドフレームも修理出来ました!             

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エンジンルーム上側左右のストラット取り付け箇所です。    カウルトップから水の流れで腐蝕箇所の多いところです。

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カウルトップとフードリッジをつないでいる三角山の部品です。  外すとカウルトップから水の通路になっている部分が腐蝕だらけ! 

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三角山を型取りしスズメッキ鋼板を左右分切り出し(手金切りばさみです!) 型は取ってありますので逐次製作可能!(ネットで他社のが有)

GC10レストア  
こんな感じで三角山が取り付きます!フロントピラーとフードリッジをつなぐ大事な補強部品です。市販品以上の出来栄え?

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見えない部分をしっかり修理します。これを直さないと三角山の取り付けが出来ません(錆防止の為、作業が終る都度変換剤とESCOを塗布してます)
他でレストアされたハコスカと仕上がり具合を見るときこの三角山付近の出来具合で勝ち負け?を判断してます?

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左側のショック取り付け部分 補強をしながらの修理です!       右側のショック取り付け部分

  
ちょっとした(オリジナルより剛性アップ)補強を入れて直してます! 溶接したらサンダーで平らにしたらすぐ変換剤を塗布しESCOを塗ります。

  
これぞ腐れの醍醐味というか?半世紀近いものではしょうがないかも?センターピラーの下のみ中間補強が入ってます。
2ドアHTは全部入っているような?



 ほとんど使えない箇所は切取り新たにシルインナーを作製して仮付けします

 ハコスカ錆修理左前
センターピラーから後ろのシルインナーも作製して前と接続します。 オリジナルの生きている部分に作製したパネルを溶接していきます。

  ハコスカ錆修理左ステップ

左フロントフェンダーがかぶさる部分を成型(右はたたき出しで作りましたが時間がかかり過ぎたため左は切り込み成型!)


 
フェンダーのかぶさる部分をうまく成型してサイドステップ外側を取り付けします。



こんな感じでステップ外板をつける段階まできました。     ピッタリ合うようにボンデ鋼板を切り出しリブを叩き出していきます!




リブはこんな工具で下に厚いゴム材を敷いて叩いてカタチを作っていきます。取り付けが終わったところです。
すぐ錆変換剤(銀色)を塗布します

  

助手席下側の左サイドフレーム部分が錆が多く削っていくと鉄板が薄くなったので切り取り溶接します。

  
補強の為もう一枚スズメッキ鋼板を溶接しました!      次はサイドフレームから前側ステップまでの補強プレートを現物から寸法取りします
  
毎度のことですが型紙を取ってボンデ鋼板から切り出し部品を作製します


無事取り付け終了しました


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