草原の風

あとがき(いいわけっ)



読んで頂いてありがとうございました!
第一話UPから、いったいどれだけかかってるんでしょう。
漸く最終まで行きつくことができました。

本当はこの話は四話完結の予定でした。
話的にも、現在の四話にあと数行くっつくような、そんな結末です。
が、参話UPの時点で、ハッピーエンド切望の声が多々寄せられましたので
(オフ会でも、「佳月ちゃん、あれ、ハッピーエンドよね、そうよね?そうでしょ〜おおお?」と言われましたし(笑))
現在のような形にあいなりました。
伍話はそんな訳で、やたらと長くなってしまいました。
でも、とっつけのわりに、私は気に入っています。

そうそう、オスカー様書き慣れてないから、所々言葉づかい変ですね。
「ならないのでは?」とするべきところを
「ならぬのでは?」と、クラ様風に書いたりして、慌てて直す、というのが結構ありました。
あと、伍話なんかは、ヴィクトールっぽいと思ったことも何度か。
あ、あと、アンジェ?これ?ほんとに?っていう、疑問は……わはは。まあ、恋をして成長した、ということで。

今回も相変わらずなシリアスでした。
守護聖様方って、やっぱ、それぞれ似合うパターンみたいなのがあると思うんですよ。
例えば、クラ様って、もともと暗いから(笑)シリアス書いてもあんまり私には彼がカッコ良く引き立つような話が書けないんですよね。
素敵なクラ様書こうと思ったら、そっけないようでいて、実は人情派なところを書いた創作とか、 コメディタッチのほのぼのとか、 主役じゃないけど、例えば影でジュリ様の恋の世話焼いて「ふっ」とかいってるクラ様とか…味のある役がいいなあ、ななんて思ってます。
そういう意味で、オスカーやジュリ様がカッコよく引き立つのは「シリアス」だと思うんです。
その方が、彼らのいいとこ、一番出るんじゃないかって。
オスカーも、なんか、ただ女口説いてるんじゃなくって、芯に何かあって欲しいな〜。というのがわたしの願望です。
だから、緋の輪郭のオスカーとか、めっちゃかっこ良かった〜〜〜〜!と思います。
(ああ、きちんとジュリ様のこと解かっててくださるのね、と思いました。)

次回はどうなるやらわかりませんが、まずはこのへんで。
98.8.10佳月拝

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