聖獣の聖地の昼休み。
ティムカがユーイとメルとのいつもの三人で宮殿の中庭で昼食後のお茶を飲んで一息ついていたときのことである。
ユーイが言いにくそうに、聞いてもいいか、と切り出した。
慣れぬ聖地の生活から生まれる様々な疑問をこれまでも尋ねられたことがあったので、ティムカは笑んで頷く。
隣でメルも同様に頷いている。
聖地での生活が慣れぬのは自分達とて同じこと。時に聞かれてもわからぬ事柄もあったが、その時はそのとき、共に答えを探せばいい。そして、そうできる友人ができたことをティムカは嬉しく思っており、
おそらくは、他の二人も同じであろう、とも感じている。
しかしいつもなら、わからぬことは何でも単刀直入に尋ねてくるユーイがめずらしくためらっているので、メルがどうしたのかと促した。
ティムカも少し怪訝に思ったとき、再度ユーイが決心したように口を開く。
「聖ヴァレンタイン・デーって、何だ?」
ティムカはメルと顔を見合わせた。確かに今日は二月の十四日。
ヴァレンタインデーである。
そもそもは神鳥の宇宙の主星を中心とした文化圏の習慣であって、ユーイの出身地で行われていなかったことは想像に難くない。ゆえに彼が疑問を持つこと自体は意外ではない。
ただ、とティムカはひっかかる。彼は何故、その疑問を持つに至ったか、その経緯が気になった。
それに、その経緯によっては迂闊に答てはいけないのではないか、と、少し彼は慎重になる。
そう思ったのは同じだったようで、メルが注意深く聞く。
「確かに今日は、ヴァレンタイン・デーだけれど、誰かが、そう話してたの?」
「今日、エンジュからチョコレートを貰った。これまでも菓子を貰ったりしていたから、いつもと同じように礼を言った。そうしたら残念そうな顔をされたんだ。菓子の包みにカードがついていて、その中に聖ヴァレンタイン・デーっていう言葉があった」
やっぱり。
と、ティムカはメルと頷きあう。迂闊に答えなくて、ここは正解だったようである。
ついでにカードの中身の詳細は突っ込まないでおこう、と考えて笑みが零れた。
自分たちに尋ねた時のためらい加減からして、きっとそこには人には伝えずらい ―― たとえば『心をこめて』とか、社交辞令と考えるには親しげだけれど、ヴァレンタインの意味を知らぬまま愛の告白と察するには中途半端なメッセージもあったのではないかと推測する。
「何、笑ってるんだ」
不安げに言ったユーイにティムカは謝る。
「いいえ、すみません。少し、懐かしく思い出すことがあったものですから」
それは、事実でもある。メルが何かをいいたげに一瞬ティムカを見た。
けれどそれに気付かぬふりをして、彼は唐突に言った。
「ユーイ、もしも私が今度の日の曜日、エトワールをデートに誘ったらどう思いますか?」
「ちょ、ちょっとティムカ」
いきなりな台詞にメルが慌てて彼を制したが、ティムカは気にせずにこりと笑う。
ユーイはひどく真剣な顔をしてティムカをみやった。
そして次の言葉は、彼のおそらくは正直な気持ちであったろう。
「はっきり言って、いい気分じゃない。というか、凄く、嫌だ。でも、おまえが誘いたいと思っていて、エンジュが了解したのなら仕方がない、とも思う」
言い切ってから、怒ったような、困ったような顔でティムカを見据えてもう一度言う。
「でも、やっぱり ―― ひどく嫌な気持ちがする。おまえには悪いけど」
それなら、とティムカは言った。
「バレンタインについては、エトワールに聞いたほうがいいでしょう。もし彼女が返答をためらうようなら、今、私とした会話を伝えれば ―― きっと教えてくれると思いますよ」
ユーイは困惑顔で聞いてくる。
「…… 今の会話って、おまえがエンジュをデートに誘いたいって話か」
ティムカは苦笑した。
「いいえ、その話を聞いたときの、ユーイの気持ちを、です」
流石になにか思うところがあったのか、それとも素直さゆえか。彼は頷く。
ティムカも頷いて微笑んだ。
「ちなみに、デートに関してはただの喩えですから、安心してください、ね?」
◇◆◇◆◇
「ねえ、ティムカ」
じっとしていられなかったのか、休憩時間終了を待たずにユーイは走って去った。そんな彼を見送ってから、メルが遠慮がちに何かを聞こうとした。しかし
「 ―― ううん、やっぱり、なんでもないや」
と、結局何も聞かずに彼も、じゃ、と言って執務室の方へと去ってゆく。
軽いため息をついて彼も執務室へ向おうとしたときにかけられた声がある。
「そのため息は、メルに深く追求されなかったが故の安堵のため息かな。じゃあ、僕が無粋を承知で聞いてあげよう。 ―― 君は平気なのかい?」
声聞けば、振り返らずとも。
「セイラン、どういう意味ですか?平気、とは。 ユーイとのやり取りを言っているのなら、デートの件は本当にただの喩えですよ?」
僅かに身を返しただけで目をあわせずそう答えた彼にセイランは肩をすくめる。
「ふうん?あくまでもとぼける気ならかまわないけどね。ただ ―― 心配、しているのだよ。これでも」
顔をあげてみれば、そこにからかうような笑みもなく真剣な眼差しの彼がいる。
互いに教官から守護聖へとかわりこそすれ。
かつての女王試験の時からのつきあいであり、思いやってくれている。先ほど何も聞かずに行ったメルも、表現方法こそ違えど心は同じなのだろう。それはわかっていた。
その心遣いを嬉しく思い、だから余計に本心など明かせるはずも無く。
ティムカはあいまいに微笑んで、ありがとうございます、とだけ答えた。
そして踵を返しなるべく早くその場を離れようとした彼の背に。
―― 逢はばや見ばや見ばや見えばや
そんなつぶやきを残して、同僚の詩人も去っていった。
執務室に戻り、ティムカは日のあたる窓辺による。
同じ晴天でも故郷とは違う、穏やかな日差し。
それでも眩しいその光に目を細めた時、何かが落ちるような物音を聞いてふと下に目をやれば、エンジュを追いかけていくユーイがいる。
また二階から飛び降りたのか、と苦笑しながらも、先ほどの助言がうまくいことを彼は願った。
追いついたユーイ。ふたり並んで歩く後姿。
微笑ましいはずの光景に、痛みが走る。
その、エトワールの制服姿が一瞬別の記憶と重なったのだ。
―― あの方も、女王候補の頃は。
浮かび上がり、心満たす想いを断ち切るように、彼は軽く頭を振る。
それでも結局は考えている。
こうして日々は過ぎていくのだろうか、と。いつか、この痛みを感じなくなるときがくるのだろうか、と。
故国を去ることもまた、彼にとっては断腸の想い。ただ、その別れのかわりに新しい出会いがあり、信頼のできる友人を得た。
だからこの選択は彼にとって愁いを与えるものばかりではなかったはずである。
何よりも。
ここへくれば、あの方の傍らに在れると。
そう思ったのではなかったか。
そして、あの方に忠誠を誓って。
誰よりもそばにありながら、あまりに、遠い。
宇宙さえ異なる世界に分かたれたそれまでを思えば、それでもいいと、思ったはずであったのに。
遠くにあれば逢いたいと想い、逢えば言葉を交わしたいと想う。
言葉を交わしたなら、きっと抱きしめたいと想う。
人恋うる心は、足ることを知らない。
いつか、足ることを知らぬままでも、この痛みが消えることがあるのだろうか?
それとも痛みを抱えたままに、慣れるとでもいうのだろうか?
我知らず、深いため息を零したとき、扉を叩く音がした。
「ティムカ、いるー?」
補佐官のレイチェルが幾つもの小箱を抱えて入ってくる。
「レイチェル、それは ―― ? 」
「もっちろん、チョコレートだよ。エトワールから貰えなくて撃沈する人々へのせめてもの救済措置。
神鳥の補佐官様と相談して一緒に作ったんだ。
撃沈しそうな人へピンポイントであげるのはあまりにも、なんで、みんなに配り中。ハイ、これティムカの分」
「あ、ありがとうございます」
撃沈、という表現に苦笑しながらも、ついティムカは頭の中で具体的な人物の候補を頭の中に思い描いた。
そして、どういたしましてー、と言うレイチェルにふと思いついて言う。
「あの、ユーイには明日わたしてあげてください。それで、できれば」
「了解、了解。『義理チョコ』の定義も一緒に教えておくよ」
みなまで言う前に察してウインクするレイチェルに、流石は有能補佐官、と誉めると彼女は
「『超』が抜けてるヨ」
と、おどけみせた。
そうしてから、コホンとひとつ咳払いする。
「ところで、超有能な補佐官にはもうひとつここでの仕事があって」
その言い方を怪訝に思い軽く首をかしげた目の前に、レイチェルはもうひとつの可愛らしい箱を差し出す。
包みの中身は、当然チョコレートだろうと推測できた。
「誰からかは言わない。ま、言う必要もないよね。ワタシの仕事はこれをアナタが受け取ったかどうかを報告するだけ。ちなみにアナタはこれを受け取らずにいる権利もあるよ。どうするかは自分で決めて」
それは。
レイチェルの独断なのか、あの方からの伝言なのか。
一瞬聞きそうになったが、すぐに些細なことだと気付いて口を閉じた。
問題はその包を、自分が受け取る気があるかどうかなのだから。
一瞬だけのためらいのあと、その包みを受け取っていた。
レイチェルはわずかにほっとしたような表情を浮かべ、お仕事完了、と言って執務室を出て行った。
彼は、立ち尽くしたまま、己の手の中をみつめる。
許されぬことなのではないかという罪悪感や、受け取ることはかえってその後の自分たちの心を苦しめるのだという事実は、結局、受け取れば『今でも心は変わらない』と彼女に伝えることができるという誘惑の、いささかの抵抗にもならなかった。
迷わなかったわけではない。
ここで断ち切ってしまえば、一時的な苦しみはおそっても、すぐに諦めと言う名の安寧が手に入るのかもしれない。
少なくとも、彼女のほうには、だ。それでもそうできないのは、恋たる所以。理性でどうにかできるものならそもそもそれを恋などとは呼ばないだろう。
包みを受け取った手が僅かに震えたことで、自分がどれほど、彼女に自分の心を伝えたかったのかを自覚する。
傍らに在ったとしても、いつかのように言葉を交わせるわけでもなく。
諦めるしかないのかと、ならばどうすれば諦められるのかと、答えのない問いを幾度も自問した日々。
その間、彼女も同じ気持ちでいてくれたのだろうか。
狂おしいほどに恋しいと思い、逢いたいと思い、抱きしめたいと思う。
その気持ちが、自分だけでなく彼女も同じであったのなら。
そしてこの小箱がそれを伝える精一杯の手段だったなら。
その想像は、痛みを伴いつつもひどく甘美だ。
手の中の小箱の菓子と同じで。
苦くて、甘い。
◇◆◇◆◇
恋しとよ君恋しとよゆかしとよ
逢はばや見ばや見ばや見えばや
恋しいと想う。
あなたが恋しいと想う。
心惹かれずにいられない。
あなたのもとへ行きたいと。
逢いたい。
逢いたいと想い、その姿を見たいと想い。
そして、抱きしめたいと想う。
◇◆◇◆◇
夜、館の一階にある自室で彼は小箱を開いた。
漂う甘いかおり。
メッセージはないが、その必要もないことを、きっと彼女はわかっていただけ。
切なさと共に、懐かしい記憶も込み上がる。
昼間、ヴァレンタイン・デーについて聞かれて笑みが零れたのは、決して知らぬ友人を笑ったわけではない。ただ、思い出したのだ。三年前の自分自身を。
当時はまだ女王候補だった彼女にチョコレートを渡されて。
自分の故郷の星には無かった習慣の、その意味も、知るはずも無く。
ただ、笑ってありがとうと言った時のそのひとの複雑な表情。
密かに心寄せるひとの、その反応に慌てながらもどうすることもできず、彼女が去ったあとにひらいた包みの中にあったメッセージは。
『聖ヴァレンタイン・デーに、あなたにだけ心を込めて』
後に意味を知るに至るも既に時遅く。
互いに想いを残したまま三年の月日が流れた。
理想郷での再会は、それも甘いながらに苦い思い出。
永遠に別たれる覚悟でもあったが、今、自分たちはここにある。
女王と、守護聖として。
あの時意図を汲み取っていたなら、違う結末があったろうか?
考えて苦笑する。
仮に彼女が自分との人生を選んでくれたとしても。
レイチェルが女王となった宇宙へ後に自分が守護聖として訪れなければいけないのであれば、それは余計残酷な結末ではないか。
ましてや。
導く女王が違えば宇宙も違う発展をするのだろう。
結果、こちらでであった人々との出会い ―― ユーイやその他の面々 ―― も無いのだろうかと、そこまで考え至ってしまえば、
それはありえぬ想像だとわかっていても不謹慎な気さえして、それ以上追求するのを彼はやめた。
筆をとり、彼は
文を綴りはじめる。
届ける術もない。
それが許されているとも思ってもいない。
自分の想いは、小箱を受け取った時点で伝わるのであれば、彼女とてそれを期待しているわけでもないだろう。
それでも、届くことのない恋文を彼は綴る。
この文字を綴るために裂く己の時間だけが、ただ一人の男として、ただひとりの女であるそのひとに捧げられる唯一のものであるはずだから。
三年前の二月に貰ったあなたからの贈り物を今でも覚えています。
その意味を知らずにただありがとうと言った私をみた、あなたの表情をはっきりと思い出すことができますよ。
少しだけ可笑しくて、懐かしくて、そして切ない、思い出です。
そういえば。
国に帰ったあと、実は私はその習慣の由来を調べてみたのです。
その悲しいけれど愛情に満ちた聖ヴァレンタイン物語を、あなたはご存知でしたか?
文献によれば。
習慣の発祥となったその国で、昔戦場へゆく兵士は結婚を許されていなかったそうです。
恋愛は ―― 故郷に待つ人がいるということは ―― 死を恐れず戦うべき兵士に相応しくないと。士気を削ぐ行為であると、そう考えられていたから、とのことです。
そんな中、彼、聖ヴァレンタインは、そんな本来祝福されぬ恋人たちを祝福し、国に逆らい結婚の儀式を執り行いました。
けれども。
それを咎められ、結局彼は処刑されたといわれます。
そしてその日こそが、二月十四日。
私は、許されぬ恋をそれでも諦めず育んだ恋人たちに心からの敬意を表したい。
そんな彼らを命を賭して祝福した聖ヴァレンタインに感謝の祈りを捧げたい。
そして。
彼の死後、人々の間に受け継がれるこの習慣が、多くの愛情を実らせている今。
そう、今。
私は考えずにはいられないのです。
許されぬ恋をする恋人たちに与えられる罰とは、いったい何であるのでしょう。
そして、それを許さぬものとは、いったい、何であるのでしょう。
天か、神か、それとも、人か。
それが何であったとしても。
死と隣り合わせの戦場に向おうとしながらも、その愛情を手放そうとしなかった彼らに比べれば ――
|
そこまで書いて、彼は手を止める。
ランプの明かりが、微かにゆれた。
彼らに比べれば、自分たちはまだ幸せ?
そう考えて、首を振る。
己が不幸だと言うのではない。
ただ、他人と己を比べてどちらが不幸か幸福かなど、それはひどく愚かなことだと、そう思ったのだ。
それぞれの苦しみはそれぞれのもの。
乗り越える痛みもそれぞれの ―― 己であれば、己自身のものだ。
何かと、比べるようなものではない。
その時、ことりと音がした気がした。
彼はふりかえり庭につながる広い硝子扉を見やる。
外は冬とは名ばかりの常春の地の如月。
庭の水銀灯が青く映し出す緑も鮮やかに。
月は微かに朧げに。
そしてその銀の雫のもと、佇むひとは。
その名を思わず呼びそうになり、言葉を飲み込む。
ただ、かけよってその扉を開けた。
叱られるのを心配する子供のような表情と、けれども愛しい人にようやくまみえた喜びの表情とを浮かべて、彼女はそこにいる。
熱情のままに掻き抱くべきか、扉を締めて背を向けるべきか。
迷ったままに口にしそうになるある言葉。
『陛下』と。
言いかけたくちびるを、くちびるが塞ぐ。
それは言わないでと、伝えるように。
ふれたくちびるから、ほとばしるように、想いが駆け抜けて彼はただ、彼女を掻き抱いた。
そのぬくもりに震える心は、痛みなのか、喜びなのか、わからぬまま。
恋人たちは、そこに在る。
放たれた扉から風がひと吹き飄と鳴って、灯火を落とした。
朧な月も今は雲の合間に、目を閉じて ――
◇◆◇◆◇
恋ひ恋ひて
邂逅に逢ひて寝たる夜の夢は如何見る
さしさしきしと抱くとこそみれ
あなたを恋うて、恋しくて。
ようやくめぐり逢い抱きあったその夜の夢はどんな夢か。
互いの腕とを差し交わし、きつくきつく抱きしめあう。
どうかそんな夢であって欲しい。
◇◆◇◆◇
目がさめて、彼は傍らを見やる。
ただ一人寝台の上の、己の手に残るぬくもりは、夢か現か。
夢?
そして気付く、文机の上。
書きさしの恋文はなく、かわりに見知った筆跡で綴られた愛の言葉。
他人と己を比べてどちらが不幸か幸福かなど、それはひどく愚かなこと。
許されぬもなにもない。
ただ、恋に落ちたなら、その人恋うる心は、禁忌であるかなしかも関わりなく、ただ、そこに存在するだけ。
これからも、ずっと。
―― A
|
届かぬはずであった恋文。
手にすることのあるはずもなかったその返事。
それに触れて、彼は呟いた。
「そう、あなたの、言う通りです」
―― 恋に落ちたなら、その人恋うる心は、禁忌であるかなしかも関わりなく、ただ、そこに存在するだけ。
昨夜抱きしめたそのぬくもりを身に刻んで。
面をあげて見やった窓の外。
聖地の夜は、明けようとしていた。
―― 終
◇ Web拍手をする ◇
◇ 「彩雲の本棚」へ ◇
2005年ヴァレンタイン企画に投稿した作品です。
本当はえー、ぶっちゃけ
ベッドシーン追加してUPしようとしてたんですけれど、Web拍手で再録のリクエストいただいたんで加筆しないでUPします。
でも、いつか加筆したい(笑)
なお、和歌の裏訳については
こちらのブログ記事参照のこと。
ね?鼻血噴けるほどエロくなったでしょ?(笑)
----以下、企画出品時のあとがき。
(あとがき)
ヴァレンタインの伝説は幾つかあり、今回ティムカが語ったのはそれらをちょっとミックスしたものです。ご了承ください。
また、和歌の訳は、両方ともオモテ訳。
本当は、裏訳で堪能していただければと思っております(ニヤリ)
2005.02.06 佳月拝