ルヴァの安楽椅子探偵(アームチェア・ディテクティブ)シリーズ

(あとがき)


■成長したゼフェルの姿。
楽しんでいただけたでしょうか。
もしも私に絵がかけたなら、『添付の写真』をUPするのに。
でも皆さんの心の中で、その写真をイメージしてもらえたならとても嬉しく思います。

■そして。
『次があったそのときは、私はあなたを帰しません』
ルヴァのアンジェへの台詞。
本当かウソか。
一つの『謎』が最後まで残りました。
でも、その謎の答えは既にあるのです。
謎を解く鍵は ―― 雨。
ああ、クリスのメールがジョークかどうかもそこに書かれています(笑)

■ルヴァとクラヴィスが去って。
ジュリアスごめんなさい。
あなたが一番いま寂しいのでは。
でも、ゼフェルが、オスカーが、そして他の守護聖たちがこれまで以上に良き理解者となってくれるでしょう。
それに、しっかりコレット、ゲットしてるし。

■メールのやり取り
書くのが意外に楽しかったです。
メールのヘッダ等に隠してある幾つかのコネタに気付いていただけたかどうか。
説明をあえてしないつもりでしたが、『雨』の反省を踏まえて、メールヘッダの説明や、CC(カーボンコピー)追加などの部分を文中に加えました。
一切書かないで、解き明かしてもらうのも面白いかと思ったのですが(笑)

■「月さえも」読んだことあるかどうかの質問
どう答えたかによって物語りが変わることはありませんのでご安心を。
ただ、読んだことない場合、公式設定に詳しくないと理解度変わっちゃうかな。


■シリーズ全体について
ひとつひとつの物語で完結しつつ、全体を通して読むと幾つかの物語が浮かび上がる。
これも、私の書きたかったミステリの形式の一つです。
【その1】をUPした当初、まだぼんやりとしか決まっていなかったこの物語を、こうして自分でも満足行く形に仕上げることが出来たのは、ひとえに皆さんの続編を望む熱い声援のおかげだったと思います。
感謝、感謝です。
ほんとうに、ありがとうございました!
【その5】で重要な役割を担うクリスが、【その1】で名前が判明していないのは、UPした時点でそこまで構想していなかったという(笑)
あと、聖地で仕事してる人達の街がある設定は相当無理があるのはわかっていたのですが、ど、どうしても他に思いつかなくって。
Sp1のゲーム中で一般人がデートしたりしてたので、いいやー、と思ってたんですが、冷静に考えればあれ、飛空都市なんですよね。そんなわけで違和感あるかと思いますが、なにとぞご容赦を。
これをもってこのシリーズは終了となります。
でも私の頭の中にトリックが浮かんだなら、すっ飛ばされている飛空都市や、アルカディアなどを舞台に 『ルヴァ探偵の回想録』などを書ければ楽しいですね。
あとは、語り役をゼフェルからクリスに変えて、聖地の外での『L教授の事件簿』とか。
その時は、Aセンセや、Dセンセや、C氏も登場するでしょう。
……C氏は無職と見た。

何日かあとに、完全ネタバレ解説をUPしようと思っています。

2004.09.09 佳月 拝
BGM:Eyes On Me/Melodies Of Life/素敵だね (何故かFFオンパレード)

↓あとがき部分に欲しいというリクエストがあったのでつけてみた^^;;
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