レ−ザ−治療
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平成12年4月9日より

































鼻アレルギ−のレ−ザ−治療について

鼻アレルギ−の治療は前ペ−ジで記した如くいろいろあります。レ−ザ−治療は最新の方法です。鼻アレル−ギ−全般、肥厚性鼻炎に有効です。当院でも平成10年より実施しています。原理を分かり易く説明します。火傷の傷は比較的に治りにくく、瘢痕になったりします、一般的によく経験されることです。これを逆用しています、アレルギ−の抗原に反応する部分を軽く火傷させ、過敏反応を抑制し、瘢痕組織に変換させます。ただ火傷もいつかは治ります、約1年有効と思って下さい。ただ個人差もあり一度実施して治癒した方もいます。上左図は左の鼻腔を側面より見た図です。鼻腔内には上、中、下甲介といった襞があります。下甲介がアレルギ−の主役です。レ−ザ−手術では右図の部分に照射します。

(実施方法) 直径2mm程度のレザ−光導管を鼻内に挿入して照射します。これが挿入可能であることが前提です。 鼻中隔彎曲、肥厚性鼻炎が強度ですとまず通常の手術が必要になります。病院で入院治療が必要です。 表面麻酔薬をしませたガ−ゼを鼻内に挿入し麻酔します。特に注射等はしません。下甲介の前部は無痛です、後部の照射では軽度痛みがあります。ただ小学4年の方でも施行しておりその程度と理解下さい。両側を同時にします、20分前後で終了します。術後は通常の生活が可能で、1,2日間鼻をかむと鼻汁に軽度血が混じる程度、1週間はかさぶたや反応性に腫れるため鼻閉があります。必要な薬は処方します、1週後に来院していただきかさぶた等を除去して終了となります。費用は保険適応です、保険にもよりますが、概算6000円より9000円です。手間がかかるため通常の診療時間内には行っていません。予約をしていただき、月火金の2−3時に実施しています。



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