あずさちゃん排泄管理調教

薄暗い地下室。天井と床から伸びる四本の鎖を手首、足首に繋がれ四肢を大の字に拘束さ れたポニーテールの少女がくぐもったうめき声を上げながら身をよじっている。 少女は自由を奪われた裸体に脂汗を浮かべ、時折苦しそうな重低音を響かせる下腹部は引 きしまった手足とはアンバランスに大きくせり出している。 「んんっ……んあーっ!」 無数に穴のあいたゴルフボール状の器具に塞がれ、それまでうめき声を漏らしていた口か ら突如声にならない悲鳴が上がる。 それと同時に少女の健康的な尻から勢いよく透明な液体が噴き出し、足元のバケツに叩き つけられ溜まっていく。10Lの容量を持つバケツの中は茶色い汚物と液体で今にも溢れそ うになっており、少女が何度も何度も腸の中身をこのバケツに吐き出された事は容易に想 像できる。 「やっと透明になったわね。あなた快便の割に宿便溜めすぎよ。深雪達はこの半分の回数 でお腹の中空っぽになるのに」 苦しむ少女の姿を背後から黙って見ていた青い髪の美女は、少女が排泄を終えるのを見届 けてから話しかける。 「ふっ……んっ……」 少女はおびえたような目で背後の女性を見るが、女性はそんな事をお構いなしに少女に肛 門に人差し指と中指を押し込む。 「んんっー!」 排泄を終えたばかりの肛門にいきなり指を押し込まれ、少女は塞がれた口から甲高い悲鳴 を上げる。口を塞ぐ器具に空いた無数の穴からは口内に溜まっていた唾液がとめどなく溢 れてくる。 「浣腸された時だけしおらしくてもダメよ。どうせすぐいつもの反抗的な態度に戻るんで しょ?」 女性は片手で少女の尻をわしづかみにしながら反対の手の指でぐちょぐちょと腸内をかき 回す。その刺激に少女は不自由な身体をくねらせて逃げようとするが、鎖に繋がれたまま ではどうにもならない。 「だから、いつまでも従順になれるアクセサリーをプレゼントしてあげる。ありがたく思 いなさいね」 一通り少女の肛門をいじめた女性は満足したのか腸液まみれになった二本の指を引き抜く。 「ふふふ、これ、高いんだから大切にするのよ」 指をティッシュで拭った女性は次に木箱を取り出し、少女にも見えるよう蓋をあける。 「見覚えはあるわよね。でも、あなたが考えているような甘っちょろい物ではないわ」 箱の中には光沢のある小さなゴム質の栓。幾度となく性的な拷問を受けてきた少女はその 物体が肛門に挿入する淫具だと理解できるが、女性の言葉を聞いて不安げな表情になる。 「それじゃあ、力を抜きなさい。そうしないと、苦しいのは自分だから」 女性は箱から出した器具に潤滑用のローションを塗りたくり、その先端をゆっくりと少女 の肛門に押し当てる。幾度となく排泄させられ、すっかり緩んだ肛門は力を抜くまでも無 く器具を受け入れ、苦しさも無い。 「んっ……」 目に涙を浮かべながらも、肛門に侵入してきた異物感にじっと耐える少女。本人は気付い ていないが、肛門に挿入された器具の手底部には銀色の鍵穴が付いており、今の少女を背 後から見ると肛門の代わりに鍵穴が付いているような不格好な姿となっている。 そんな少女の肛門に収まった器具の底部には鍵穴の他に小さな穴が開いていて、女性はそ の穴に透明なビニールチューブを接続すると、反対の端に付いたハンドポンプを軽くリズ ミカルに握り込む。 シュッシュッシュ…… 「……?」 シュッシュッシュ…… 「……んんっ!」 初めは事態が飲み込めなかった少女もすぐに異変に気付き、声を上げる。腸内に収まって いる小さな器具が、女性の握るポンプによって膨らみ直腸を圧迫し始めたのだ。 「んー。これくらいかしら」 数回ポンプを握った所で女性は少女の肛門に収まる器具をつまみ、ぐっと力を入れて引く。 「んむーっ!」 その瞬間少女の身体が跳ねる。直腸を密封するほど膨らみ、肛門よりも径の大きくなって しまった器具は当然力を入れても引き抜く事はできず、ただ痛みだけが少女の身体を襲っ たのだ。 「よし、装着完了ね」 小刻みに身体を震わせる少女と裏腹に、女性は美しい顔ににっこりと笑顔を浮かべ。楽し そうに少女の尻を叩いた。 「はぁ……はぁ……うーんっ……」 トイレの個室の中。一人苦しげな悩ましい声を出して息む少女。 「やっぱり駄目か……」 少女はため息をつき、トイレットペーパーで股間を拭き立ち上がる。そして黄色い尿だけ が溜まった便器の中をちらりと見て、またため息をついてから水を流す。物憂げに下腹を 撫でながらトイレから出てくる姿は決して珍しくもないただの便秘に悩む少女であったが、 ただ一つ普通と違うのは、その便秘が人為的に、強制的に引き起こされているものである という点である。 トイレから出た少女は自室に戻り、パジャマと下着を下ろして尻を露出させると姿見に尻 を向けて四つん這いになる。そして両脚の間から鏡を覗き込むと本来肛門があるべき場所 に銀色の鍵穴が顔を見せている。 「気持ち悪」 少女は不機嫌そうに吐き捨て尻をしまうとパジャマを脱いで制服に着替える。直腸内で膨 らんだ栓に神経を刺激され、少女は昨夜腸内を完全に洗浄されたにも関わらず常に不快な 便意に襲われている。 「って、もうこないな時間やん!」 トイレに長い間こもり過ぎたせいでかなり時間が経っていた事に気付いた少女は大声を上 げ、慌てて鞄を持って部屋を飛び出す。いくら激しい調教を受けていても彼女の身分は高 校生。学校を休むわけにいかないのが辛い所である。 「はぁ……はぁ……あ、アカン……走るんやなかった……」 家から走り続けてきた少女はなんとか学校に間に合ったものの、走った事で自らの腸を激 しくかき回す結果になってしまい教室に入る頃には内股でプルプルと尻を震わせるほど便 意が強くなっていた。 「あ、あずさちゃんおはよー!」 「おはよーさん……っと……ぎゃー!」 隣の席のクラスメイトに挨拶を返し、思い切り椅子に腰かける……とその瞬間肛門の栓に 全体重が一気にかかってしまい、悲鳴を上げて飛び上がる。クラス中が水を打ったように 静まり返り、少女に視線が集中する。 「あっ、が、画鋲! 誰やうちの席に画鋲落したん! お尻に穴が空いたらどうすんね ん!」 とっさに誤魔化したおかげで教室はすぐ元のざわめきに戻る。調教されてるせいでこの類 のアクシデントによく遭う少女はすっかり誤魔化すのがうまくなってしまった。クラスメ イトからもちょっと騒がしい関西人と認識されており、今では彼女が突然声を上げてもみ んなすんなりと納得するようになっている。 「もー、座る前にちゃんと確認しなよ?」 「あはは、ずっと走ってたから疲れてしもて」 「ねぇあずちゃん。次の休み時間。ちょっと良いかな……?」 「あ、深雪ちゃん……」 少女が隣の席のクラスメイトと話しているとメガネの大人しそうな女子生徒が近付いてき て何やら暗い顔で話しかけてきた。深雪と呼ばれたこの少女もまた調教を受けており、先 ほどのあずさの悲鳴から何かに気付いて話しかけてきたのだ。そしてその意図を感じ取っ て少女もまた暗い表情で頷く。 「あずちゃん……その……お尻?」 「はー。やっぱ深雪ちゃんにはかなわんなぁ……その通りや」 二限目の授業が終わり、少し長い休み時間。二人は体育館裏で向き合っていた。こそこそ と二人で会うにはベタな場所であったが、それでもこの学校では滅多にここを訪れる生徒 は居ないため確かに二人で会うには都合が良かった。 「見せて!」 「ちょ! 深雪ちゃん。ちょっと!」 メガネの少女。深雪が意を決してあずさの後ろに回り込み制服のスカートをめくり上げて パンツを引っぱる。 「こ、こないな所でアカンって……」 あずさは恥ずかしそうに腰をくねらせるが深雪は構わずあずさの尻に埋め込まれた栓に顔 を近付ける。 「これ……プラグだよね? それに鍵穴……ごめんあずちゃん……私のせいで……」 「あああ深雪ちゃんそないな顔せんといて! 深雪ちゃんのせいやないよ! それにうち はこのぐらい平気やし!」 「あずちゃんはこの栓の恐ろしさを知らないんだよ! だって……」 「深雪は睦月がそれ入れてるの、見た事があるものねぇ?」 泣きそうな顔で親友の事を気遣う深雪の声を遮り、よく通る女の声が響く。それを聞いた あずさは慌てて尻をしまう。 「葉月先生!」 「葉月っ……せんせい……なんでここに!」 「だって深雪の貞操帯とあなたのお尻のそれにはGPSが付いているんですもの。特に、学 園の中では1m単位で場所を特定できるのよ?」 クスクス笑いながら葉月と呼ばれた女性。昨夜あずさの肛門に栓を取り付けた張本人が地 図の表示されたスマホを見せびらかす。元は深雪とその妹を調教していた女教師であった が、ほどなくして深雪の親友のあずさにまでその魔の手を伸ばした。そのため深雪はあず さが葉月に調教されている事に対して罪悪感を抱いている。 「二人揃ってこんな所にいるものだから、何かよからぬ話でもしてるのかと思って様子を 見に来たの。心配しなくても深雪と霞にも後で着けてあげるわ。ただ、あなた達姉妹はそ んなの使わなくても十分従順だから先に睦月とあずさで試してたの。これからあずさがど れだけ従順になるか。あなたも楽しみに見てなさい? それじゃあ、あずさは部活が終わ った後にまた会いましょう。迎えに行ってあげるわ」 葉月は二人に言いたい事を一方的に言うとGPS画面が表示されたスマホを手でぷらぷらと 振りながら立ち去っていく。深雪は性器、あずさは肛門、それぞれ自分の身体の一部を人 質に取られた二人はただ葉月の後ろ姿を見送る事しかできなかった。 「おつかれー! ねぇ、今日はどこ寄ってく? 」 体育館そばの女子シャワー室。ブルマ姿のバレー部員達は部活を終えて汗を流しながらか しましく帰りの寄り道の算段を話しあっていた。 「ああごめん、うちは今日はパスするわ」 ポニーテールを解いてシャワーを浴びていた少女は長い髪を絞りながら誘いを断る。 「えー! なんで?」 「あずさちゃんダイエットしてるんだってさ。今日もお弁当小さなパンひとつだけだった もんね」 「あずさちゃんがダイエット? 気にするような体型でも性格でもないのになぁ」 「体型はともかく性格は余計や! とにかく、そう言う事やからごめんなー」 少女はいそいそと身体を拭くと、バスタオルを巻いて出ていく。そしてそのまま下着に足 を通してからバスタオルを外し、素早く制服姿に着替える。絶対に肛門の栓を見られるわ けにいかないため、着替えの時はこうせざるをえない。 ドライヤーで髪を乾かしてから元のポニーテールにまとめ上げ、急いでシャワー室を出て いく。 「迎えに来る言うてたけど、どうせあそこやろなぁ……」 少女は重い足取りである特別教室へ向かう。どうせGPSで居場所はバレているのでシャワ ー室から出ればすぐ向こうからやってくるのはわかっていたが、嫌な事は一刻も早く済ま せてしまいたい。という心づもりでいつもきまって呼び出される旧校舎の理科室へ足を進 めた。 「あら、自分から来るなんて偉いわぁ。早速そのアクセサリーの効き目があらわれたのか しらね」 旧校舎の廊下。ちょうど理科室の扉を挟んで反対側から白衣の女性が姿を現す。白々しく も偶然を装っているが、あずさの行動を見て待ち伏せしていた事は手に持ったスマホのせ いで明らかだ。 「葉月! ……先生」 「その不自然な間。どうにかしなさい。ほら、こっち」 少女の手を引いて理科室に入り、鍵を閉める。 「さて、経過観察よ。スカートと下着を脱ぎなさい」 「は、はい……」 渋々と少女は自分でスカートと下着を脱ぎ、畳んでそばの机に置く。いつもならばもう少 し反抗的な態度を取るのだが、今日はそうもいかない。 「手は後ろに組む。そんなに隠さなくったって今日はいじらないわよ」 女性は自らの股間を隠しているあずさの手を掴み、後ろで組ませる。性器が露わになり少 女の顔が少し歪むが、女性は気にした様子も無い。 「さて、初日の感想はいかがかしら?」 「ああっ!」 他愛も無い世間話でもするような口調で話しかけながら少女の下腹部をぐーっと押し込む。 すると少女は悲鳴を上げてしゃがみこんでしまう。 「立ちなさい。そんな痛がるほど溜まってないでしょ」 呆れたように吐き捨て、少女の肩を掴んで立たせる。 「せ、せやかて……痛い……」 「気が強いくせにこういうのに弱いんだから……どうせ、今日はほとんど何も食べてない んでしょ。部活もやってるのにそんなんじゃ倒れるわよ?」 少女のやわらかい下腹を揉みながら叱る。誰のせいでと反論したい所ではあるが、少女は 腹を揉まれるたびに苦しげな声を漏らし、そんな余裕はない。 「ああもう話にならないわ。仕方ない。膝に手をついてお尻を突き出しなさい」 「? こ、こうか……?」 少女は言われた通り膝と腰を曲げ、言われた通り膝に手をつく。奇しくもそれはいつもバ レーでよくやっているポーズであった「そのままよ」 女性が冷たく一声かけ、スマホを操作する。と、その瞬間少女の肛門に収まった栓から小 さな電子音が聞こえ、シューっと空気の漏れる音がする。 「なっ!」 その音はまぎれもなく自分の腸内のガスが漏れる音。それも自分ではまったく漏らしてい る感覚は無く。ただ腹が少し楽になり、わずかに臭いが漂うという結果だけが残り、何か 不気味な嫌悪感に襲われる。 「電磁弁よ。このアプリで遠隔操作できるの。流石におならまで何日も溜めこむのは身体 に悪いからね。栓を抜かなくても、本人の意思に関係なく。強制的に。ガス抜きができる ようにしてみたのよ」 女性のスマホの画面には『開放中』と書かれた赤いボタンが浮かんでいる。そのボタンを タッチすると今度は『閉鎖中』と書かれた青いボタンに切り替わり少女の肛門の栓から再 び電子音が響く。 「身体の事気遣ってくれんなら、最初っからこんなんつけなきゃええやん……」 腸内が少しだけ楽になったせいでそんな軽口を叩いてしまう少女。すると女性の目がギラ リと光る。 「あら、お腹が楽になった途端その態度? 学習能力が無いのね」 「ご、ごめんなさい……」 言われた瞬間ハッとして、少女は頭を下げる。いくらガスを抜いてもらった所で未だ自分 の肛門は目の前の女性に人質に取られている事を思い出し、背筋に冷たい物が走る。 「まぁ良いわ。昨日も言ったけど。これからは貴女の態度が悪くてもその場でお仕置きし たりはしない。そのかわり、あなたの排泄は私が完全に管理しているという事を肝に銘じ ておきなさい」 口に出して言われた事で、自分の排便と放屁の権限がすべて目の前の女性に委ねられてい る事を改めて自覚する。少女は恐怖で頭を上げられず、ただ身体を小動物のように震わせ ている。 「ふふ、まあ良いわ。それより本題に入りましょう。何もただおならをさせてあげるため に呼び出したわけじゃないの」 言いながらスマホをいじると、少女の鞄から短い振動音が響く。女性は勝手に少女の鞄を 開けると、その中から振動音の元である少女のスマホを取り出す。 「さて、あなたに一つ良い物をあげる。ほら、このアプリ」 すいすいと少女のスマホに指を滑らせ、女性は一つのアプリを立ち上げる。画面には一月 分のカレンダーが表示されるがその半分近くの日付が赤く塗りつぶされている。 「なんやこれ?」 どうせ碌でもないカレンダーである事はわかるが、その塗りつぶされた日付にまったく心 当たりが無い少女は自分のスマホの画面を見て首を傾げるしかない。 「何って、あなたの排便日よ。赤い日付の日に私の所に来なさい。そうしたら、出させて あげる」 女性は平然と、とんでもない事を言い放つ。 「そんな……! 無理や! こ、こないな飛び飛びの日付……!」 少女は顔を赤くしながら、プルプル震えて抗議する。元々身体を動かすのが好きな健康的 な少女は便秘と言うものを経験したことが無く。一日に一度は排便を行う生活を送ってき た。今日だってこの場で栓を外してもらえるつもりで、内心ほっとしながらやってきたの だ。その希望が否定され、少女の中には憤りと恐怖が同時に沸き立つ。 「あらあら、快便なのね。うらやましい。深雪なんて三日に一回出れば良い方だって言っ てたわよ」 「深雪ちゃんは関係ないやろ!」 「とにかく、これからは便秘になったと思って我慢しなさい。心配しなくてもその栓があ れば絶対に漏れる事は無いわ。知ってると思うけど」 「くっ……」 少女は怒りで目の前が真っ赤になり、歯を噛みしめ両手を握りながら目の前の女性を睨む。 「あら反抗的な目。そうそう、どうして紙じゃなくてアプリにしたか教えてあげましょう ね。ほら、よく見て。次の排便日はいつになってる?」 「あ、明日や……」 少女は震える手で自分のスマホを手に取り、画面に目を向ける。確かに明日の日付が赤く マークされており、間違いは無い。 「でも、今のあなたはとても反抗的。するとどうなるかしら」 女性はクスクス笑いながら楽しそうに自分のスマホを操作する。すると少女のスマホの画 面が更新され、明日の日付から赤いマークが消える。 「なっ!!」 「つまりはこういう事。あなたが反抗的な態度を取れば排便日の頻度は少なくなるし、逆 に深雪や霞みたいに良い子にしてれば頻度は多くなるわ。どう? これなら学習能力のな いあなたでも簡単にしつけられるでしょ?」 「せ、せやかて次はし明後日やん……こんなん耐えられるわけない……」 「耐えられるわよ。だって栓がある限り出せないんだから。あ、でもちゃんと毎日ガスは 抜いてあげるから安心しなさい。とにかく、これで自分が今後どんな身の振り方すればい いか少しは身にしみたでしょう?」 女性は震える少女の肩を抱き、下腹部をやさしく撫でまわす。 「良い子にしてればし明後日をまたなくても排便日を追加してあげるかもしれないし…… あと、一応このアプリにもさっきのリモコン機能入ってるのよ。でも今はロックをかけて あるから、その機能を使えるようにしてあげるかどうかは今後のあなたの態度次第ってこ とね」 少女のスマホの端にあるアイコンをタッチすると先ほど女性のスマホに表示されたのと同 じ『閉鎖中』ボタンが表示されるが南京錠のマークが上に被せられており押しても反応は ない。 「わ、わかったわ……言うとおりにする」 少女は観念し、握りこぶしを解いて返事をする。いつもなら振りほどく所だが、今回はそ ういうわけにもいかずただ大人しく下腹部を撫でられ続ける。 「そう、じゃあ気をつけて帰るのよ。しっかりご飯も食べなさい。じゃあね。また明日」 女性は少女の体を開放し、クスクスと笑いながら手を振り理科室を後にする。あとに一人 残された少女は下半身を丸出しにしたまま茫然と立ち尽くすしかなかった。 制服に身を包んだ少女は自宅の脱衣所で服を一枚ずつ脱ぐ。服を一枚脱ぐたびに運動部の 健康的な締まった身体が姿を現していく。シャツを脱げば健康的な腕。スカートを脱げば 健康的な脚。ブラを取れば健康的な胸。だが、ウエストだけは違った。パンツのゴムに締 めつけられた下腹部は大量に浣腸された時とはまた違った膨らみを見せている。そして中 身も、薬液ではなくまぎれもなく自身の老廃物。それも四日分溜めこんだ排泄物。出口も 無く腸内に閉じ込められた固形の便は少女の腹部に重く留まり、ここ数日絶え間なく腹痛 と便意を与え続けている。 「はぁ……やっと脱げたわ……」 するっと少女はパンツを下ろし、脚を抜く。四日もの間強制的な便秘状態にさせられた少 女にとってはパンツのゴムの締めつけすら耐えがたい刺激になっており、パンツを脱げる 入浴のひと時こそ一日の中で最も至福の時となっていた。 「……」 一糸まとわぬ姿。正確には肛門の栓を残して全裸になった少女は浴室に入ると鏡で自分の 姿をぼうっと見つめる。本来引きしまっていた下腹は醜くせり出し、下着のゴムの跡が残 っているのもまた痛々しさを際立たせる。少女は以前背筋をぴんと伸ばした綺麗な姿勢だ ったが、今はもう普通に立っているだけで無意識に腹を庇うような前かがみの姿勢になっ てしまう。もちろん腹痛や便意も辛いが、年頃の少女にとってはそんな自分の身体を見る のもまた精神的に辛い物がある。 「さっさと身体洗わな。お腹冷やしたら大変や」 いつの間にか涙で視界が歪んでいた事に気付き、両目を腕でごしごしと拭って自分に言い 聞かせる。今の状態で腹を壊しでもしたらどうなるかなど想像もしたくない。 少女はタオルを手に取り、ボディソープを付けると意を決して立ったまま身体を洗い始め る。風呂の低い椅子に座った体勢では腸が圧迫されて余計苦しくなるからだ。 「んひっ……いつっ……」 四日間の強制便秘でただでさえ痛い腹は泡立ったタオルで擦るだけでもシクシクと痛む。 それでも一日気持ち悪い脂汗をかき続けた身体はしっかり洗っておきたいので痛みに耐え ながらも擦るしかない。 「はぁ……」 一通り身体を洗い終えた少女は浴槽のお湯を掬って身体の泡を流してからゆっくりと浴槽 の縁をまたいで湯につかる。身体を洗うだけでこんな辛い思いをするのは惨め過ぎて改め て涙が流れそうになる。 「何でこんなことするんやろ……」 温かいお湯の中で身体を伸ばしていると、そんな疑問がふと口から飛び出す。 「あの女。ほんまもんの変態や」 自分の肛門に栓をして、こんな辛い目にあわせて何が楽しいのか全く理解できない。 五日前。いつものように彼女の家に呼び出されていきなり手足を拘束され、なす術もなく 何度も苦しい浣腸をされ、腸内が空っぽになるまで強制排泄を繰り返された事は今思い出 しても悔しさで涙が出る。ただ、排泄を禁じられた今となってはあの時の開放感が少しだ け恋しく感じる。どんなに苦しくても良い。とにかく今はこの腹痛と便意から解放された い。そんな事をぼうっと考えていると鏡に映った自分の顔が目に入る。自分でも少し気に しているツリ目は悩ましげな目つきで虚空を見つめ、涙で目を潤ませている。頬も赤く染 まり、なんというかとても年齢に似つかわしくない艶やかな顔つきになっていた。そんな 自分の顔を見て少女は驚き、その表情を?き消そうと頭を左右に思い切り振る。 「あかん。のぼせてもうたわ」 自分を必死に誤魔化しながら立ち上がり、手で浴槽の縁を掴みながらゆっくりと外に出る。 「あっ!」 湯船の外の空気に肌を晒した瞬間、身体がぶるっと震える。立ったままの少女の股間から 黄色い液体が勢いよくほとばしりアンモニアの臭いがわきあがる。湯船の気持ちよさで弛 んだ身体は突然の失禁を止める事もできず、ただ快感に震えながら尿を出し切るしかない。 「うう……うちの体……おかしくなってしもた……」 少女は一人涙を流しながらシャワーで股間と床を流す。元々快便だった少女は便で張りつ めた腸のせいで膀胱が圧迫されてトイレが近くなっているのだが、まだ16歳の少女はその 事に気付けるはずもなかった。 「とうとう明日やなぁ」 少女は風呂から上がってすぐにベッドに入るも、なかなか寝付けずにいた。 理由はもちろん腹痛。パンツとパジャマの緩いゴムの締めつけが痛いし、布団の重さも腹 部にずっしりとのしかかる。かと言って布団をかけずに寝て寝冷えしても困る。また時折 自分の腸が出す煽動の音も神経の張りつめた少女の寝付を阻害する。そんなわけで少女は 布団の中で自分のスマホを眺めていた。そこには例のアプリのカレンダーが表示されてい る。 「結局あの女。増やしてくれんかったなぁ……」 少女はあれから自分なりに一生懸命自分の排泄の権限を握る女性の機嫌を取ろうとしてき た。頑張って敬語も使ったし、身体をまさぐられても抵抗せずじっと我慢した。舐めろと 言われれば足だって舐めたし、本当は食欲も無かったが食べろと言われたので食事も毎日 三食取った。それなのにカレンダーの排便日は一日も増えず、結局ガス抜き用のリモコン すらロックを解除してもらえなかった。あまりの辛さに昨日は泣きながら排便を懇願した が、全裸で四つん這いにさせられた挙句豚の鳴き真似をさせられ、体力が尽きるまで理科 室の中をぐるぐると歩かせられた。思い出すと悔しさで涙がこみ上げてくる。そこまでし ても排便日は一日たりとも増やしてもらえなかったのだ。 「明日はちゃんと出させてもらえるんかな……」 ふとリモコンのアイコンをタッチし、表示された『閉鎖中』のボタンを押してみるが当然 反応はない。少女はふふっと自嘲気味に笑い。それからほどなくしてスマホを握りしめた まま眠りについた。 翌日の午後五時過ぎ。運動系の部活動が一斉に終わってまだ間もない時間帯に、職員用駐 車場に停まった一台の赤い高級車の前でブルマ姿の少女は立っている。 「はぁ……はぁ……」 その少女は身体から湯気が立ち上りそうなほど汗を浮かべ、真っ赤な顔でお腹を押さえな がら息を荒らげていた。 「ずいぶん早いのね。まだ部活終わったばっかりじゃない。何事かと思ったわ」 切羽詰まった少女とは対照的に、白衣の女性がヒールをカツカツと鳴らして悠然と歩いて くる。その手には例のアプリが表示されたスマホが握られており、少女の反応が自分の車 に近付いて来た事を知ってやってきたのだった。 「その様子だと体育館からここまで走ってきたみたいね。かなり距離あるのに、そんなに 私が恋しかったの?」 息を切らしていた少女は待ち望んでいた女性の姿を視界にとらえ、つい安堵の笑顔を浮か べる。が、女性に皮肉を言われるとすぐに頭を振って笑顔をかき消す。それでもこの女性 に向けて少女が一瞬でも笑顔を浮かべるなどつい四日前までは考えられなかった事で、こ の四日間に渡る継続的な排便禁止がどれほど少女の"躾"に効果的だったのかは明らかであ る。 「せ、せんせ……ウチ……もう……」 何とか声をひねり出そうとするが、痛む腹を抱えながら無理に走ってきたせいすっかり息 は上がっており思うようにしゃべれない。そんな少女の様子を見て、女性はクスッと笑い 車のキーのリモコンを押してドアロックを解除する。 「はいはい。とりあえず乗りなさい。こんな所誰かに見られるのは困るわ」 女性が運転席に乗り込んでから、少女も助手席に転がり込むように乗り込む。 「のど乾いてるでしょう? ほら、これでも飲みなさい」 汗をかいている少女のためにまずエンジンをかけ、クーラーのスイッチを入れてから女性 はキャップ式の水筒を少女に渡す。不自然な優しさにいつもの少女なら警戒する所である が、今の少女にそんな余裕はなく、水筒を受け取ると蓋をあけて中身を一気に口の中に流 し込む。と、その瞬間 「んぐっ! げほっ! ごほっ!」 少女は盛大にむせ、口の中の液体を吐き出した。 「ちょっと、何やってるの? せっかくの人の厚意をそんな風に吐き出して」 少女が吐き出した液体によって高そうなシートの張られた助手席はビショビショになるが、 女性は別に慌てる様子も無くむしろあらかじめわかっていたような様子で車を発進させな がら冷静にタオルを放り投げる。 「ふぁ……ごめんなさい……けほっ! でもこれ炭酸……」 「冷たくておいしいでしょ? さっき自販機で買って詰めたの。ちゃんとうちに着くまで 全部飲みなさいね」 鼻からも炭酸水を流し、涙目で一生懸命シートを拭く少女を見て、女性は悪びれる様子も 無く楽しそうに言い放つ。誰もまさか水筒に炭酸水が入っているとは思わない。明らかに この女性は少女に悪戯をしかけるためだけにわざわざ水筒に買ったばかりの炭酸水を移し 替えるという行為をしたのだ。そうでなければ普通にペットボトルないし缶のまま渡せば 良いだけのことである。 少女にもそんなことぐらい容易に理解できたが、ここで抗議して女性の機嫌を損ねるのは 何より怖かったので大人しく水筒の中身を一生懸命飲む事しかできなかった。汗で水分を 出してしまった火照る身体に冷たい炭酸水は確かに心地よかったが、この飲み物が後々少 女を苦しめる事になるのである。 ほどなくして車は一軒の豪邸へ着いた。いかにも高そうな車が並ぶ駐車場に女性の赤い車 が入ってくる。 「さ、着いたわよ。あずさ?」 女性は車を停車させ、エンジンを止めても助手席の少女に降りるよう促すが、声をかけら れた少女は車を降りようとせず、青白い顔をしたままぎゅっと股間を押さえてカタカタと 震えている。 車に酔ったわけではなかった。腸内には四日分の排泄物。それを押しとどめる栓は車のサ スペンションによりシートを通じて何度も突き上げられ、ここに来るまで直腸を丸ごと刺 激していた。さらには車の中で飲まされた冷たい炭酸水のガスが腸に溜まり、水分もその まま膀胱へ。エアコンの冷風によって汗をかいた身体を冷やされた事もあり、今の少女は 猛烈に耐えがたい腹痛と尿意に襲われていたのだ。 「あらあら辛そう。お腹見せてみなさい」 他人事のように言いながら、助手席に座る少女の体操着とブルマをめくる。顔を見せた少 女の下腹部は緩いカーブを描くように膨らんでおり、少女の荒い呼吸に合わせて上下して いた。 「流石にこのまま地下室まで歩かせるのは無理ねー。仕方ない。そこでおしっこだけしち ゃいなさい。あ、車の中って意味じゃないわよ? あそこの隅っこの方でしゃがんでしち ゃいなさい」 いつもなら自分が調教している相手の都合などお構いなしの彼女だが、今回はすんなりと 放尿を許可した。裏を返せば、それだけ今の少女は限界に近い状態であるという事であり、 このまま歩かせれば目的地にたどり着くまでに失禁するのは明白だった。 「はい、せんせ……」 少女はよろよろと車から降りると、おぼつかない足取りで隅の方へ歩きブルマとパンツを 脱ぎ捨てしゃがみこむ。下半身を丸出しにした少女の身体は、アンバランスに膨らんだ腹 部と栓を加え込んだ肛門が痛々しい。 「あっ……はあぁぁぁ……」 しゃがんだ拍子に勢い余って両手を地面に付き、しゃがむと言うよりも四つん這いに近い 状態で少女は股間から勢いよく黄金色の液体を迸らせる。開放感で尻を震わせながら、快 楽を伴う開放感に声を抑えきれず、切なげな声を上げる少女の下で、アスファルトに叩き つけられる黄色い滝のような尿は大きな水たまりを広げていた。 「もう、女の子なんだからもっとおしとやかにしなさいな」 勝手な事を言いながら女性はポケットティッシュを取り出し、シュッシュッと数枚引き出 して少女の性器を拭う。 「んんっ」 「これでよし、さて、何か言う事は?」 「え? あっ、ありがとうございます……」 「うん。よろしい。じゃあ地下室に行くわよ」 少女の股間を拭き終わり、半ば強引にお礼を言わせるとティッシュを水たまりに放り投げ てお尻をぺチンと叩く。大して痛いわけではないが、その刺激に少女は小さく悲鳴を上げ て慌てて立ちあがり尻をしまった。 小早川邸地下室。そこは一見中世のヨーロッパからそのまま持ってきたかのような古めか しい石造りの地下室だが、照明はランタンや蝋燭を模した電灯。壁の裏に隠されたエアコ ンによる隙間風風の空調。常に垂れ流しの水路はアルカリイオン水。などなど、わがまま な主によって現代的な改造が施されている。 「遅いわよ。あずさ」 そんな地下室へ向かう階段に女性のヒールの音と少女の運動靴の足音が響く。女性の足音 は一定のリズムをカツカツと刻んでいるのに対し、少女の足音は不規則かつ時々止まり、 地下室に近づくたびに二人の距離は開いていく。そして少女との距離が2mほど離れた所 でとうとう女性はしびれを切らし、振り向いて少女を睨む。 「はぁ……はぁ……」 女性の後ろを歩く少女は汗で体操服をピッチリと身体に貼り付けさせ、壁に両手をつきな がら一段ずつ一生懸命階段を下りていた。いかに体力自慢の少女と言えどここに来るまで に体力は消耗しきっている。ましてや平坦な道ならともかく、長い階段では臀部の筋肉を 余計に動かす必要があるため一段降りるたびに腸内の栓が張りつめた腸を刺激し大きな負 担となっていた。 「ああもう。調教の時間が無くなるじゃない。仕方ないわね」 自分の趣味で作った長い階段が裏目に出て、女性はつまらなそうにスマホを取り出す。元 はと言えば『地下室に付くまでの間に長い階段を歩かせる事で調教相手をビビらせる!』 という心理効果を狙って建築士に無理を言って作らせた無駄に長い階段であるため、なん となくここで少女を叱るのも後ろめたい思いがした。それにこの長い階段のほかに地下室 までの直通エレベーターだってあるのに使わなかったのは自分の落ち度である。 「うあっ……!?」 少女が震える足を踏み出し、階段を一段降りようとした所で急にブルマに包まれた尻から 聞き覚えのある電子音が響き、シューっと言う空気の漏れると共に少女の張りつめた腹が 少しだけ楽になる。少女は突然の身体の異変に一瞬驚いた声をあげるも、何が起こったか はすぐに理解できた。女性の手には案の定『開放中』という赤いボタンが光っている。 「これで少しは歩けるようになったでしょ。ほら、早く行くわよ。臭いし」 「はい、ごめんなさい……」 健康体の少女が四日間も排泄物を強制的に溜めこまされたとなると腸内のガスの臭いもか なりのもので、それを指摘された少女は恥ずかしそうに顔を伏せて謝罪する。 いくらこれまでにこの女性の前で強制排泄を幾度となくさせられてきたといえど、他人の 手で自分の意思とは無関係に放屁させられる屈辱には慣れる事ができない。 ましてやその臭いまで指摘されるのは年頃の少女にとって耐えがたい恥ずかしさであった。 そのため、自分が出した臭いが漂うこの場から一刻も早く離れたい事もあり。 少女は少しだけ楽になった腹をさすりながら気力を振り絞って一生懸命女性の後に続いて 地下室へと足を進めて行った。 ようやく地下室にたどり着き、重々しい木の扉をくぐると少女は近くの壁にもたれかかり ながらゆっくりと息を整える。あれから歩き続けたせいでまた腹は切羽詰まっているもの の、なんとか地下室にたどり着く事はできた。 「はいはい休んでる暇はないわよ。こっち来なさい」 少女の呼吸が戻った頃を見計らい。女性は少女の手を引いて横一列に三つの穴が開いた木 製の台の前に連行する。 「これなんやね……じゃなくて、なんですか? これ」 「ギロチン台も知らないの? 西部劇とか見ないのかしら。まぁ使えばわかるわ。ここに 首と、両手を置きなさい」 女性が台の留め具を外すと穴の空いた板部分が上下に2分割しする。そこに首と手を置く よう言われた少女はギロチンと聞いてビクッと反応するが、見た所刃はどこにも見当たら ないので恐る恐る言われた通り3つの窪みに首と両手首を乗せる。 「それで、こう。手首の太さもピッタリね? あなたは睦月と同じサイズの拘束具使える から便利だわぁ」 ガタン。と、大きな音を立てて板が再び閉じられる。スペーサーで微調整された板の穴は 少女の首と手首をガッチリと嵌め、完全に上半身の自由を奪う。 「で、次は足だけどその前にブルマとパンツ脱がさなきゃね」 女性が少女の尻を覆うブルマとパンツに手をかけ、一気に下ろす。 「んっ!」 少女は小さく呻いて腰をくねらせた。引っ張られたブルマのゴムが張りつめた腹部を締め てしまったようだ。 「可愛いお尻」 ブルマとパンツが脱がされると無防備な尻が地下室の空気に晒される。その中心には相変 わらず排泄を封じる栓が埋め込まれており、鍵穴だけが肛門の代わりに顔をのぞかせてい る。そんなみじめな尻を優しげに一撫でしてから女性は少女の足元の板で足首を挟みこん で固定する。この板もまた少女の手首と首を固定している物と同じ物で、少女の足首は肩 幅より若干広めに広げられたまま自由を奪われる。 「せ、先生……お腹苦しい……」 手足と首が固定されると、少女はちょうど身体をくの字に曲げ臀部を突き出した体勢にな り、当然腹部を圧迫される。少女は弱弱しくか細い声で鼻にかかった鳴き声をあげる。 「だからこれ使ったのよ」 そんな哀れな少女の膨らんだ下腹部に下から手を差し込み、優しく撫でまわしながら話し 始めた。 「あずさ。こんなにお腹をパンパンにして、すっごく苦しいでしょう? どうしてこうな ったか憶えてる?」 「え……? お、お尻に栓されたから……じゃなくて、えと……ウチ……やなくて私が先 生に反抗的な態度取ったから……ですか?」 もし今、腹を撫でまわしている女性がその手に力を入れたら。逃げ場も無く防ぐ手立ても 無い自分は激痛にただ悶絶する羽目になる。そう思うと少女はまるで心臓を素手で握られ ているような気がして、ただ目の前の女性の機嫌を損ねぬよう声を震わせながら一生懸命 考え、慎重に慎重に言葉を紡ぐ。 「そうねぇ、あなたは何度しつけてあげても調教が終わればすぐ反抗的な態度に戻っちゃ う。だから栓を付けて継続的に躾けてあげる事にしたの。そうしたら見事、最初にお腹に 溜まったガスを抜いてあげるまではちょっとはマシな態度になったわ。でも、ガスを抜い てお腹が楽になった途端あなたはまた反抗的な態度を取った。あの時あなたが自分の立場 をわきまえて、良い子にしていれば翌日にはうんちも出させてあげる予定だったのよ?」 「……はい」 少女には返す言葉も無かった。確かにあの時自分のスマホに表示されたカレンダーには翌 日の日付が赤くチェックされており、それが目の前で消える瞬間も見た。いかに理不尽な 状況とはいえ、あの瞬間の自分の態度はこの四日間ずっと胸の奥で悔いてきたのだ。 「それでね。私実は今悩んでるの。確かに今日までの四日間。あなたは今までと比べモノ にならないぐらい良い子だったわよ? 敬語も使うようになったし、ちょっとぎこちない けど。でも、もし今からうんちさせてあげたとして、お腹が楽になった瞬間いつものあな たに戻っちゃうんじゃないかってね。それを考えると、本当に今外してもいいのやら……」 腹部を這い回る手の感触に恐怖しながらじっと女性の言葉を聞いていた少女であったが、 その言葉を聞き終えた瞬間視界がぼうっとぼやけた。 「う……うう……ぐすっ……うああああああああああああああんっ」 大粒の涙を両目から零し、大声で鳴き声を上げる少女。ここが防音処理された地下室でな ければ近隣住民が集まって来そうな声である。 「ごめんなさいぃ……ごめんなさいっ! もう二度とウチ先生に逆らいませんからっ ……! これからは良い子にしますから! どうかうんちさせてくださいいっ! もうウ チのお腹限界なんですぅ……お腹パンパンで痛くて痛くて死にそうなんですぅ! どうか うちにうんちを出させてくださいぃっ!!!」 いままで何度も泣かされた事はあったが、少女がここまで大声を上げて泣き叫んだのは初 めてだった。髪を振り乱し、涙と鼻水で顔をぐちょぐちょにしながらの懇願に、女性は少 女の心がようやく折れた事を確信し、心の中でひっそりとほくそ笑んだ。 「ふふ、あずさ。私はうそつきなあなたの言葉なんてもう信じないわ。今までだって何度 も苦し紛れに『奴隷になります』なんて言っておきながら次の日にはすっかり裏切ってき たしね。だから、あなたは言葉の通じない獣として扱う。猛獣は痛みで躾けるしかない。 せいぜいこの四日間の苦しみを忘れないようにしなさい。……今回はうんちさせてあげる わ」 女性は楽しそうに微笑みながら少女の顔を優しく拭う。そして辛辣な言葉をかけながらも 最後にそっと付け足すように、少女がこの四日間ずっと待ち望んでいた言葉を優しい口調 で投げかけた。 「っ! はい! ありがとうございます! 絶対に忘れません! ありがとうございま す!」 少女は絶望的な表情で女性の言葉を聞いていたが、最後の一言を聞いて泣きはらした目を 細め嬉しそうに何度もお礼を言った。今の少女の心には目の前の女性に対する怒りや嫌悪 感は一切なく、ただ排泄を許してもらえた喜びしかないのであった。 「うんうん。それじゃ、さっそく栓を外してあげるわ。あずさちゃん」 少女が排泄を待ち望んでいたのと同じぐらい強く、女性はずっと少女から『ありがとうご ざいます』の言葉を聞き出すのを楽しみにしていた。それも苦し紛れやその場しのぎでは なく、本心で。たとえ正気の沙汰でなくともよい、ただ目の前の強気な少女が本心から屈 服し、強要されたわけでもなく自ら口にするお礼の言葉。それを聞いた瞬間女性の心の中 にはえも言えぬ快感が湧きあがる。目の前に少女がいなければ軽く絶頂を迎えていたかも しれない。 「はいっ! お願いしますっ!」 少女の従順な言葉に震える手を一生懸命押さえ、ポケットから取り出した鍵をゆっくりと 少女の尻の鍵穴に差し込む。そしてシリンダーをしっかり置くまで押し込み90度回転させ る。するとカチッと言う手ごたえがして、シューっと栓の中の空気が一気に流れ出し、鍵 を摘まんだままの自分の手に当たる感触がする。 「ああああああああっ!!!」 その空気の流れを少女は違った形で感じていた。この四日間。直腸をピッチリと塞いでい た異物が一気にしぼんでいく。その開放感は強い快感だった。まだ排泄をしていないにも 関わらず、スーッと便意が小さくなっていく不思議な感触はまるで性的快感のように少女 の身体を駆け巡り、腰をびくびくと痙攣させる。 「よく頑張ったわね。あずさ。もう、良いのよ」 栓の中の空気がすっかり抜け、萎みきったのを確認すると鍵を取っ手代わりに栓をずるっ と引き抜く。挿入前に塗った潤滑剤はすっかり乾き、抜け落ちるゴムが強い摩擦抵抗をも って腸壁を擦る。 「んああっ……やっ……ああああんっ!」 少女は嬌声を上げながら拘束された身をびくびくと跳ねあがらせ、栓を肛門から吐き出す。 その肛門は裂けてはいないものの四日間にも及ぶ拡張ですっかり一時的に開ききっていて 力が入らない。栓を抜かれた刺激もあって、少女のポッカリと開いた肛門から大きな茶色 い塊が顔を出す。 ボトッ……ボトボトッ…… 重たくて湿った音を立てながら、少女の肛門を押し広げて出てきた排泄物は床に落ちる。 力を失っている少女の括約筋は排泄物を途中で切る事もできず、太い便をまさに垂れ流し ていた。 「あっ……ああんっ……」 ずっと腸を支配していた不快な豊満感。痛み。便意がどんどん楽になり、丸く張りつめて いた腹部も徐々に元のスリムでやわらかい本来の姿を取り戻していく。その開放感がこの 世のものとは思えぬ気持ち良さで少女はただ切なげに艶めかしい喘ぎ声とよだれを半開き の口から漏らし続けていた。 「随分と可愛い声で鳴くのね。そんなに気持ちいい?」 排泄が途切れた所で女性は少女の下腹部を強めに揉みながら尋ねる。実はこちらもこちら で少女の声に嗜虐心をくすぐられ、ゾクゾクと背筋に弱い電流が流れるような感覚を感じ ていた。 「はい……とっても気持ちいいですぅ……んんっ……」 腹を揉まれるとその刺激ですぐに少女の腸はゴロゴロと蠕動音を立てながら奥の方に溜ま った便を肛門の方へ押し出す。入口の方に溜まっていた硬い便よりも柔らかいそれはほぼ 無抵抗な肛門を押し広げてボタボタと床に落ちる。 「そう。それじゃあ特別に洗腸もサービスしてあげちゃおうかしら。浣腸と違って刺激の 少ない液体でお腹の中をすすぐだけだから、とっても気持ちいいわよ。ふふふ」 少女はやわらかい感触に包まれながら目を覚ました。ゆっくり身を起こそうとするも全身 を心地よい疲労感が襲い上手く動けない。仕方ないので少女は仰向けの姿勢のまま首を動 かして状況を確認する。 「……ああそっか、ウチあの先生に運んでもろたんやったっけ……」 少女が身体を預けているのは小早川邸の客室にある大きなベッド。漫画の中でしか見た事 が無い天井とカーテン付きの代物で、まるで雲の上にいるようなやわらかい寝心地が少女 の身体を優しく包んでいる。そして少女の身体からは汗の臭いではなくほんのりとラベン ダーの香りが漂っており、服装も濡れた体操着からスケスケのネグリジェに変わっている。 「えーと、確かあの後……お腹洗ってもらって……」 記憶の糸をたどり一つ一つ順を追って確かめる。排泄を終えた後は温かい洗腸液をたっぷ りと腸内に流し込まれ、何度も何度もお腹の中を洗われた。いつもの腸が捩じられるよう な刺激は無く、便意を感じると軽く息んだだけで肛門から一気に流れ出しスーッと腸が楽 になる。はっきり言って気持ちよかった。以前親友が言っていた「とっても気持ちよくて エステのような浣腸」とはアレの事だったのかもしれない。もっとも少女は実際に体験す るまでそんな物の存在を信じていなかったが。 「で、お風呂で身体洗ってもらって……」 それが終わると今度は拘束を解かれ、お姫様抱っこで抱きかかえられて大きな浴場に連れ て行かれた。重いだなんだと文句を言う声が頭上から聞こえていた気もするが、少女は自 分で立とうにも洗腸の快楽によってすっかり全身の力が抜け拘束を解かれた瞬間に倒れ込 んでしまったのだからしかたない。大浴場では良い香りに包まれながら全身をくまなく洗 ってもらった。もう半分頭が眠っているような状態だったので詳しくは憶えていないが、 確か女性がもう一人居てプロのような手つきで自分の身体を揉み解しながら洗ってくれた ような気がする。 「それから身体拭いた後は服着せてもらって……あっ! お尻!」 少女はある事を思い出して慌てて自分の尻に手を当てる。そこには本来あるべき肛門の感 触は無く、ゴムと金属の硬い感触が指先に触れた。 「ああ、せやった。ウチまたお尻に栓入れられたんやったなぁ……」 ネグリジェの上からお腹を撫でてみる。あの辛い痛みや不快な便意はもう既になく、パン パンだった下腹部もすっかり元のくびれた柔らかい健康的な腹に戻っている。ただそれで も、肛門にはしっかりと異物感が感じられた。 『いい? あずさ。次は明後日に外してあげる。二日分だから、我慢できるわよね。でも、 本当に二日で出せるかどうかはあなたの態度次第だって事を忘れるんじゃないわよ。あな たの排泄は私が管理している事を肝に銘じなさい』 着替えさせられた後。ベッドで再び肛門に栓を取り付けられながら言われた言葉が頭の中 に蘇る。言われなくてももう少女の心には女性に対する反抗心など一欠片も残されていな かった。もうあんな辛い思いは二度としたくない。あんな辛い目に会うぐらいなら。奴隷 になったって構わない。四日間に及ぶ排便禁止責めは少女の心からプライドや苦痛に立ち 向かう意思などをキレイサッパリ消し去ってしまっていた。 「これからは頑張らな……な……」 それでも不思議と絶望や恐怖は無かった。ただ従順に、良い子にしていればそれで良い。 それだけでちゃんと無理なく排泄させてもらえるし、あの気持ち良い洗腸もしてもらえる かもしれない。そう考えると、少女の心にはじんわりと温かい物がこみあげ、心地よい感 覚で眠りの世界へと意識が落ちて行ったのであった。 「睦月ー! 見て見て! この時のあずさの表情。すっごい良いでしょ!?」 「お姉さま……もう何度も見ました……」 薄暗い部屋の中。100インチサイズのプロジェクターには少女の泣き顔がアップで映し出 されている。それを見てはしゃぐ姉を、妹は若干引きながら隣で見ていた。 「あのね。まだイクまでは行ってないんだけどあずさったら洗腸で感じちゃってたのよ?  すっごい素質よね。ほら、ここ、こんなにお尻がガクガク震えちゃってるの。可愛い」 「はぁ……」 隣に座る姉の話を話半分に聞きながら、ため息をついて自分の腹を撫でる。ボンデージに 包まれたその腹はポッコリと張り、強い弾力で指を押し返す。 「こうして見るとあずさもすっかりとマゾ牝の顔つきになったわよね。ほら、最初はこん なツンツンした顔だったのに今は可愛い子猫みたいな顔で寝てる」 姉はリモコンを操作し、過去のビデオと現在客室でくーくーと寝息を立て無防備に眠る少 女の姿を盗撮した映像を2画面で表示する。 「あの、お姉さま。その子の事はもう良いので、そろそろ私の排便も許可していただけな いでしょうか」 画面の中の少女をうっとりとした表情で見つめる姉にしびれを切らし、妹はスマホの画面 を印篭のように見せつける。そこには少女の物と同じアプリがによるカレンダーが表示さ れており、今日の日付に赤いマークがしっかりと重なっている。 「こら睦月! ダメね貴女全然あずさの事見てなかったでしょう? あなたもあずさの可 愛くて従順な所見習いなさい!」 「あっ……あーあ……やれやれ、また延びちゃったなぁ……とほほ」 スッと立ちあがり、ビシッと妹に指を突き付けるとプリプリと怒りながら姉は部屋を出て いく。ほどなくして、妹のスマホ画面のカレンダーの赤い印は一日分後にズレ、最後のマ ークとの間に通算五日分の空きができてしまった。妹はため息をつきながら、憂鬱そうに 便秘腹を抱え一人自分の部屋に帰って行ったのであった。

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