【猛獣注意?】

Character produced by M.Shimizu KOKUYOSHA
Written by Black

※この小説は私、Blackが勝手に創り出したものであり黒妖社HPに掲載されている、
 しみずまさかず殿、猿人殺法殿、秋草疾風殿、LaughCAT殿または今後の作品とは
 キャラを除いて何のつながりもありません。

空が赤く染まり部活に勤しむ声も疎らになっていた。
―――トントン
葉月は書類を片付け一人の来客を待っていた。
(今日はどんな顔して部活をしたのかしら)
微笑む横顔は妖艶だ。
―――タッタッタッタ
廊下を駆ける音が葉月の耳に届いた。
(来たわね)
椅子に深く腰掛けると足を組み、扉の方を向く。
―――バタン
扉が勢い良く開いた。
(?)
そこには見なれない少女が怒りの形相で立っていた。
「バレー部の人が私に何か用?」
怪訝な表情を浮かべた葉月はそう問いかけた。
「何でバレー部やってわかるんや?」
この学園では珍しく関西弁だった。
「そんなの膝のサポーターとハイソックスを見ればわかるでしょ」
その少女の出で立ちは体操服にブルマ、ハイソにサポーターという典型的なバレー部だった。

「質問してるのは私よ。質問に質問を返すなんて非常識ね」
「どっちが非常識や」
少女は何かを思い出したかのように再び怒り始めた。
「何が?」
「あんた、深雪ちゃんに何したんや」
ピクっと葉月の眉がゆれる。
(しゃべったわね)
しかしそんな事を気取らせないほど冷静だった。
「何もしてないわよ」
葉月は知らん振りを決め込んだ。
「うそや、放課後ここに来てから深雪ちゃん、具合悪なったんやで。保健室にも行かへん言うし」
(浣腸してプラグ付き貞操帯を着けたなんて言えないわね)
「生徒が具合悪くなったのを全て先生のせいにされちゃ困るわ」
言ってみても面白いかななどと考えながらも普通の答えを返した。
「絶対あんたや、あんたしかおらへん」
「何か証拠でもあるの?」
「あたし、見たんや。深雪ちゃんに酷い事してたん…」
そこまで言って声が小さくなる。
「酷い事って何?」
「それは…あの…裸で…」
顔を真っ赤にして俯き気味になる。
「と、とにかく女同士で不埒な事してたんやろ」
「失礼ね、女同士で愛し合って何が悪いの?」
「そんなんおかしいやん、それにあれは虐めてるだけやろ」
「何で虐めてるって思うの?あなたに私たちの愛し方がわかるって言うの?」
声を荒げる少女とは対照的に静かに葉月が言い放つ。
「やっぱりやってるんやんか」
「だったらどうするの?」
「教育委員会に訴えたるわ」
「あらあら、怖いわねぇ」
茶化すように言った。
―――バタン
そのとき、突然背後のドアが開く。
「ご主人様………あっ」
前を向いた深雪の顔が硬直する。
「やっぱりそうや」
少女が葉月を睨みつける。
葉月は笑いすら浮かべている。
「あんたをクビにするのは簡単やけど、二度と深雪ちゃんに近づかんのやったら考えたってもええで」
取引を持ち掛ける。
「なぜ深雪にそんなにこだわるのかしら?」
「そんなんどうだってええやろ。これ以上酷い事させるんやったらこっちにも考えがあるで」
「させる?私が?深雪が好きでやってる事よ」
ペッと床に唾を吐く。
深雪は無言でそれを舐め取る。
「深雪ちゃん、そんなんせんといて。こいつにやらされとるんやろ」
少女にはショックだったようだ。
葉月が深雪を見る。
「私はご主人様の奴隷です。私が望んだ事です」
深雪は親友に見られる羞恥を感じながらも葉月の思惑通りに言った。
少女はワナワナと怒りに震えている。
「何でこんな酷い事させるんや」
深雪の口上は聞かなかったように同じ事を口にすると葉月に殴りかかってきた。
葉月は右足の回転を腰に伝えると腰を捻り少女の拳を避けながら左足を踏み込み右の掌底が鳩尾にめり込んだ。
「ぐっ」
少女は膝から崩れるように倒れた。
「あずちゃん」
奴隷に身を貶めた少女の悲痛な叫びが静寂を切り裂く。
「喧嘩を売るときには相手を選ぶ事ね。私はこう見えても合気道4段よ」
少女の唇が何か伝えようと微かに動く。
しかしそれは声にならなかった。
「鳩尾に思いきり入れたから横隔膜が麻痺してしばらく呼吸できないわ」
少女の目から一筋の涙が伝った。
気が遠くなっていく。
「ふふふ、おやすみなさい。次に目が覚めたらあなたも深雪の気持ちがわかるわよ」
言い終わるか終わらないかぐらいで少女の意識は闇に落ちた。

(……………)
真っ暗な闇の中に少女はたたずんでいた。
(…学校行かな…)
非日常的な世界の中で現実的な思いが浮かんでいた。
普段なら眠い目を擦り学校へ行く準備をする。
―――ガチャッ
目を擦るはずの手は来なかった。
(う、動かへん…)
そのときやっと自分の異常に気付いた。
「はっ…」
ガバッと起きあがろうとする。
しかし体も腕と同様に動かなかった。
いや、体だけではない。
腕も足も体も動かなかった。
動かせるのは手首と足首から先、それに頭くらいだった。
ゆっくりと目を開ける。
見なれない光景が広がる。
冷たいコンクリートと鎖が目に入る。
そして、目の前の椅子には見覚えのある顔があった。
その顔を見た瞬間、恐怖から怒りへと感情は変わっていた。
「ここはどこや、あたしをどうするつもりなんや」
「ここは私の家よ。ふふふふ、そんな格好でいきがってもおかしいわよ」
ニヤニヤしながら葉月が答える。
右手を振り上げようとする。
―――ジャラ
よく見ると両手は頭の後ろで拘束され、体は分娩台に縛り付けられていた。
「なっ…」
葉月と自分の間に自分の股間が見えていた。
「何すんねん」
顔を赤く染めながらも葉月に食って掛かる。
「どうしようかしら」
真面目に答える気が無いように素っ気無く言う。
「早う帰してぇや」
「そうはいかないわ。あなたをこのまま帰したら私が困っちゃうわ、田中あずささん」
「何であたしの名前を…」
「そんな事どうだっていいでしょ。とにかくあなたに選べるのは私のペットになるかならないかだけよ」
足を組替えながら言った。
「そないなもん、なるわけないやろ」
「そう、じゃあ仕方ないけど売ろうかしら」
「え…」
『売る』
始めそれが何をさしているのかわからなかった。
しかしあずさにも裏の世界で売られる女の子がいるというのは友達との話で知っていた。
いや、正確にはそういう冗談を知っていたと言った方が正しいかもしれない。
葉月は続けた。
「両手両足を切り取り、歯を全部抜き、両目を縫い付けられて外国に売られ、毎日精液と汚物にまみれた日々が死ぬまで待ってるわよ」
「……」
あずさは言葉を失った。
顔面は蒼白である。
女の子同士の会話などではただ陵辱されるくらいのイメージしかない。
葉月の言った事はそんな想像を遥かに超えていた。
「多分二度と日本には帰って来れないでしょうね」
葉月の言葉があずさに強い衝撃を与えた。
「お、お願いや、それだけは堪忍して…」
「ふふふふ、その顔いいわぁ。あなた結構好みの顔だし考えてあげなくは無いわよ」
パァッとあずさの表情が明るくなる。
しかしもう1つの選択肢もあずさにとっては辛いものである。
「この事は誰にも言わへんさかいペットにもならへんで」
葉月の顔色をうかがいながら恐る恐る言う。
「いいわよ、別に」
あずさは拍子抜けした。
もっと激しく何か言われると思っていたからだ。
意外すぎるほどあっさりと承諾してくれた。
しかしただそう言うわけは無い。
「すぐにそんな事したら楽しくないじゃない。嫌がってるのをどうやって自分から付き従うようにするかが調教師としての楽しみであり腕の見せ所なのよ」
サディスティックな笑みを浮かべながら葉月はゾクゾクとした嗜虐心が燃えていた。
「なっ、あたしを監禁したらすぐにバレー部の皆が警察に通報するで」
「心配無いわ。あなたは私が呼んだときだけ来てくれればいいの。それ以外は別に普通の生活を送ってくれてればいいわ。
もちろん、校内であってもただの先生と生徒でしかないし」
あずさはホッとした反面、道が残されていない事に愕然とした。
自分の友達の顔が脳裏に浮かぶ。
その瞬間、何かを思い出した。
「深雪ちゃんとはいつからこんな事しとん?」
「深雪も最初は抵抗したけど今は私無しじゃ生きていけないほどよ」
自慢気に告白する。
「そんな…」
「おかしいと思う?でもあなたにもそれが理解出来る様になるわ」
椅子からスッと立ちあがる。
ツカツカと歩いてきてあずさの顔を撫でまわす。
「そろそろお話しは終わりにしましょうか」
ハサミを取り出すとあずさのブルマを切り刻んでいく。
「や、やめ…」
言葉が終わるよりも早くあずさのパンティが現れた。
「あら、飾り気の無いパンティね。こんなんじゃ男は誘えないわよ」
露骨な葉月の言葉にあずさの羞恥心が高まる。
「別に男なんて…」
その顔には含みがあった。
(この娘も私たちと一緒ね…)
スポーツ一筋に打ちこんできたあずさには恋する女性も多かっただろう。
そのことがあずさをレズにしたと思われる。
「ふふふ、この邪魔なものも取りましょうね」
パンティを切り取った。
あずさのモノが葉月の顔前に現れる。
「いやや、見んといて」
必死で体を動かすが力を入れるとオマンコがヒクヒクと誘うように動くだけである。
「綺麗なオマンコね」
そんな言葉が葉月の口をついて出る。
霞と違ってピッタリと閉じてはいないが、まさに熟れ始めた果実といった感じである。
「あずさ、経験はあるの?」
唐突な質問にあずさはうろたえた。
「な、そっ、そんなんあるわけ無いやろ」
怒りすら込めてあずさが言い放つ。
「まぁ本当かしら、ここも乾いちゃってるしね」
割れ目に沿って指を上下させたが水分は感じられなかった。
「一応確認するわ」
―――クチッ
「ひっ、や、やめて…」
気の強いあずさらしからぬ声が漏れた。
「かわいい声も出せるじゃない」

そんな事を言いながらあずさのアソコを広げて覗き込む。
「あら?あずさの処女膜破れてるわ。嘘ついたわね」
怖い表情になった葉月があずさの方を見た。
しかし一番驚いていたのはあずさだった。
「嘘や、結婚するまでせえへんて決めてたんやから…ええかげんな事言うな」
逆に葉月が疑われる。
「嘘じゃないみたいね、と言うことは原因は一つしかないわね」
「何や」
懇願するような眼差しで葉月の言葉に聞き入っている。
「激しいスポーツをする娘はよく破れるって知ってる?」
「そんなん知らへん」
「例えば、部活の最中に下腹部が痛くなったとか、生理じゃないのに出血した事は無かった?」
あずさが少し考え込んだ。
そして何か閃いたように声を発する。
「そうや、一回そんな事があった、生理やと思てそのままにしとったけど」
「決まりね、でも困ったわね。奴隷は全て私が処女を奪わないとなれないわ」
「そんな…」
先ほどの怖い話がよみがえる。
「何とかしてえな」
あずさは激しく取り乱した。
「じゃあ、処女膜再生手術を受けてもらうわ」
「何やそれ…」
「元々粘膜は強く押し付け続けるとくっつくの。ヨーロッパではよく知られた話よ。
貞操帯の買えない貧しい家では女の子が生まれるとそのオマンコを縫い付けてくっつけちゃうの。で、結婚するときに切って元に戻すのよ。
今じゃ娼婦ぐらいしかしないけどね」
「要するに縫えばええんやろ。そっちの方がええわ」
光明を見つけたかのようにあずさは安堵のため息を吐く。
(後ろしか開発出来ないわね。でもこれくらいプライドが高ければお尻の方が効果的かもしれないわ)
色々と考えながら戸棚より医療器具をそろえていく。
「何や、何する気や」
それを見たあずさが不安の声を出す。
「手術よ」
あっさりと答える葉月。
「ちょ、ちょい待ちいや。教師に手術はでけへんやん」
「大丈夫よ、生物学は習ってるし医学もちょっとかじってるから」
黙々と作業を進める葉月にあずさは言いようの無い不安を感じていた。
「あたしは蛙とちゃうで」
「あら、蛙と同じような格好じゃない」
クスッと笑いながら葉月が軽く流す。
いろいろな器具を使ってあずさのアソコを開いていく。
「さ、始めるわよ」
葉月の手に独特の形をした縫合用の針と糸が握られている。
「ま、麻酔は…」
最後の頼みの綱とでもいう様に葉月に尋ねた。
「ふふふ、素人の麻酔は危険なのよ。それに、こっちの方が私も感じるし…」
平然と怖い事を言う。
「な、何言うてんねや…お願いやからやめよ…な」
流石の気の強いあずさも目に涙が溜まっている。
唇がフルフルと震える。
首を弱弱しく左右に振っている。
「い…いや…」
「わざわざ太い針を選んだのよ、いい声で鳴いてね、あ・ず・さ・ちゃん」
―――プスッ
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ」
耳に痛いくらいの悲鳴がこだまする。
外部の痛みには耐えれても内部の痛みはどうしようもない。
破瓜と違って持続した痛みに顔をしかめる。
しかも処女であるために敏感なのが気の毒である。
「うふふふ、もっと、もっと鳴きなさい」
もう1ヶ所に刺す。
「もう、もうやめ…」
突然静かになった。
あずさは気絶している。
「何、だらしないわね。んもう、これくらいじゃイケないわ。ま、やりやすくはなったけど」
手早く縫合を済ませる。
器具を抜き、あずさを台から下ろすと簡易ベッドに寝かせる。
(以外と簡単だったわね。深雪と霞も処女に戻そうかしら)
そんな事を考えながら葉月は地下室を後にした。

「あずさ、起きなさい」
葉月の声に目を覚ました。
まだ腹の奥に少し痛みが走る。
思わず腹を押さえようとしたときに自分の格好に気がついた。
「な、何やこれ」
あずさは全裸に首輪という格好だった。
「何って、犬に服は必要ないわ」
「くっ」
改めて自分の立場を思い知らされた。
「エサよ」
あずさの目の前に犬用のエサ皿が置かれる。
横にはちゃんと『AZUSA』とネームまで入っていた。
「いらんわ、こんなもん」
プイッと横を向く。
「そぉ、食べておいた方がいいと思うけど。私は気まぐれだから次にどんな食事を出すかわからないわよ」
チラリと皿の中を見る。
普通の炒飯のようだった。
「おまえちょっと食べてみぃ」
あずさがものすごく警戒している。
「何で私が犬のエサなんか食べなくちゃ行けないの?心配しなくても私は食べ物には何も細工しないわ」
しかし一向に食べようとはしない。
「食べないの?じゃ、私が味付けしてあげるわ」
何か企んでいる。
そんな気がした。
あずさは慌てて手をつけようとする。
―――ドガッ
葉月の蹴りがあずさの手を弾く。
「何すんねや」
あずさが立ちあがろうとする。
―――ドガッ
あずさの足を払う。 咄嗟の事にあずさは地面にはいつくばった。
「いい、犬は手を使わないし二本足でも歩かないわ」
キッと葉月を睨みつける。
しばらく無言のときがすぎた。
―――ギュ〜グルル
いくら意地を張っても育ち盛りの少女には辛すぎる我慢である。
ついにあずさは『エサ』に口をつけた。
味はよかった。
しかし冷めており犬のように食べさせられる事に屈辱を感じていた。
自然と涙が伝う。
(何でこんな事になったんやろ)
普段なら温かい食事を食べ、くつろいでいる頃だろうか。
暗い地下室の中で時間の感覚は麻痺していた。
食べ終わると葉月が口を開いた。
「あずさ、貴方普段からオナニーはするの?」
「な、な、何言うとんねん」
「恥ずかしがる事ないでしょ、女同士だし」
「せやけど…」
「これは大事な事なの、早く答えなさい」
葉月の剣幕に気圧される。
「ちょっとくらいは……」
顔を赤らめながらうつむき気味に言う。
「私の許し無しにオナニーする事は禁止するわ」
「ちょっ、何でや」
つられる様にそう答えた。
「あら、オナニーする気だったの?ふふふ、いやらしい娘ね。でも今日はやめておきなさい。縫った痕に雑菌が入るとまずいから」
(こいつ、一応あたしの事考えてくれてんねや…)
ちょっと葉月を見なおしていた。
しかし葉月は黙々と用意をする。
「あずさ、何か着たい?」
「え、そりゃあ着たいけど…」
「着せてあげるわ」
葉月が用意したのはボンデージだった。
腰から上のもので胸は取り外し可能だった。
「……」
あずさは文句を言わなかった。
多少なりとも着せてもらえる事に変わりはなかったからだ。
葉月はあずさの両手も手枷をつける。
そして後ろに回し背中にある金具に手枷を固定した。
体が支えきれずに豊満な胸を押し潰していた。
「あとは…」
葉月は透明なジェルをあずさのクリトリスからアヌスに塗り込んだ。
「冷たっ、何やこれ」
「媚薬よ、ゆっくり楽しみなさい」
地下室隅の檻から出ると扉を閉めた。
「待って…」
檻の中に残されたあずさの声を無視して葉月は地下室を後にした。

あれからどのくらいの時が経ったのだろう。
時計のない地下室ではする事もあまりなく、自然とあずさの意識は媚薬を塗られた下半身にいっていた。
(媚薬なんて…)
あずさは媚薬という言葉を知っていたが実際に試した事などあるはずもない。
気にしないようにすればするほどHな妄想が浮かんでくる。
(誰も見てへんし…)
強い衝動に駆られ手を股間に伸ばそうとする。
―――ガチャッ
背中に固定された手は動かす事が出来なかった。
『オナニーは止めておきなさい』
葉月の言葉が思い出される。
(何考えてるんや、もう今日は寝よ…)
横になると本当に犬のような寝方だった。
しかし、一度疼き出した官能の渦は止められない。
あずさは体が火照るのを感じていた。
(体が熱い…)
胸を檻に押しつける。
格子を使って乳首を愛撫した。
「ふぅっ…」
(これも薬のせいや…)
何かいつもより感じるような気がした。
しばらくそうしていたが、やはり胸だけの愛撫ではイケない。
もう既に股間は洪水だった。
しかし触りたくても触れない。
気が狂いそうだった。
(これさえ外れれば…)
両手をガチャガチャと動かしてみる。
その拍子に指がアヌスにあたった。
「ひぅ…」
全身に鳥肌が立った。
指にヌルヌルしたものがついた。
(この薬のせいでお尻まで……感じる)
快楽を激しく求める獣に快楽の元がわかったときそれを束縛するものは何もない。
あずさは自分のアヌスを周りから回すように愛撫した。
(薬のせいで…薬のせいで…)
そんな事を考えながらアヌスを揉み解していく。
両方の胸を鉄格子に押しつけ、柔らかい乳房が二つに分けられる姿がエロティックだ。

しかし決して指を入れようとはしなかった。
やはり抵抗があるのだろう。
誰もいないはずの地下室での行為を見ていた者がいた。
(ふふふふ、いいわ、自分から堕ちていくのね)
葉月だった。
葉月は自分の部屋のテレビであずさの痴態を見ている。
あの部屋には様々な所にカメラが仕込んである。
葉月の前では見せないあずさの悩ましげな顔が大きく映っていた。

(生意気なペットね、主人の機嫌を取らないなんて…)
クイッとグラスのワインを空けた。
(その顔を歪めたい、鳴かせたい…いまに平伏して許しを乞うようにしてあげるわ)
モニターの中であずさが動かなくなった。
(気絶したの?ふふふ、普通あんな所でオナニーなんて出来ないのに…被虐の素質は十分ね)
葉月の手が股間に滑り込む。
(私を感じさせてくれるなんてペットの素質も十分だわ)
葉月は自慰にふけていった。

―――ガチャッ
「あら、起きてたの?」
恐らく朝になったのだろう。
昨日とは服装の変わった葉月が入ってきた。
あずさは既に起きていた。
葉月を見るとキッと相変わらず睨みをきかせる。
「あらあら、怖いわねぇ。昨日はあんなにお楽しみだったのに」
「なっ、あんた…」
唇がワナワナと震え、あずさの顔から血の気が引いていく。
「まったく、人の家に来てオナニーするなんて変態ね」
「別にええやろ」
あずさは開き直っている。
「そうね、お尻でしてなければね」
「あ、あ、あれは、そうや、あんたが変な薬塗るから…」
激しく狼狽している。
「ああ、あれ。あれはただのローションよ。催淫効果は無いわ」
「そんなん嘘や」
最早考えずにしゃべっている。
相手に合わせているだけだ。
「本当よ、ほら」
ジェルの入っていた容器をあずさに見せる。
『マッサージ用ローション』
そう書かれていた。
「随分お尻で感じていたようだけど、それは貴方自身の性癖よ」
「そんな事無いっ」
さっきより声が弱くなっていた。
「本当に?」
「ホンマや……ひぁっ、何すんねん」
不自由に胸で上体を支えていたあずさは抵抗できない。
葉月はあずさの股間を見ていた。
「ふふふふ、これは何かしら」
お尻から固まっているローションを剥がした。
そしてあずさの目の前に持っていく。
「いやや」
あずさは思わず顔を背けた。
「どうして?こんなに指でかき回した後があるじゃない」
固まったローションはあずさのオマンコとアヌスをキレイに写し取っていた。
オマンコの周りには触った跡は無いがアヌスの周りには円状の指跡がついている。
「お尻が気持ちよかったのね」
「違う…」
そう言ったあずさにオマンコの跡を見せる。
そこだけ白く濁っていた。
「じゃあこれは何?」
白くなった部分をあずさの口に押しつける。
「いやっ、やめっ」
「自分の中から出たものでしょ」
あずさは顔を左右に振って必死にイヤイヤをしている。
「素直になれるように少し気持ちよくしてあげるわ」
指を舐めるとあずさのアヌスに一気に突き入れた。
「い、痛っ、痛い」
「痛い?昨日はあんなに感じていたのに?」
指をゆっくりと前後させる。
「っ、っ、ふっ……ぁ」
もう痛いという声は無くなっていた。
「随分と柔らかいアヌスね、オナニーのときにもこうやってるんじゃ無いの?」
指を動かしながら問う。
「ぁ…そんな汚い所…んん…触らへんわ」
「そう、じゃあいつもクリトリスとオマンコでしてるのね」
「………知らんわ」
そっぽを向くあずさをしり目にアヌスを弄り続ける。
しゃべっていないとき、あずさは口をパクパクさせながら必死に声を押し殺している。
腸の中から膣に刺激を加える。
「ああっ…」
流石のあずさもこれには声を出してしまう。
「これが気持ちいいの?」
直腸の壁を指の腹で擦る。
「あっ…ああっ…やぁっ…」
もうあずさの本能を押さえつけるものは無かった。
髪を振り乱しながら大きな声を出す。
葉月の指に合わせて腰が自然に動き始める。
「はぁっ…はぁっ…くっ、こんな…」
葉月の指が早くなる。
ねじる様に突き続けた。
「あっ…あぁあ…ダメ…あかん…」
そのとき急にあえぎ声が変わった。
「どうかした?」
「……」
あずさは顔を振りたくるだけだ。
葉月にはわかっていた。
しかしあずさは答えない。
葉月は指の出し入れを大きくした。
ツメが見えるくらいまで引き抜き根元まで突く。
「ほうら、どうしたの?」
360度全ての腸壁を擦りつづけた。
「……あかん…動かさんといて…」
「どうして?こんなに気持ち良さそうなのに」
葉月は愛撫の手を緩めない。
「あぁあ…あぁ…ホンマ…あかん…」
「ほらほら、早く言いなさい」
「ああっ…ダメ…出そう…」
あずさのアヌスがヒクヒクと葉月の指を締めつける。
「何が出るの?」
「……」
「言わないと拳を入れるわよ」
「や、止めて…」
「多分今のままじゃ括約筋が切れるわよ。一生垂れ流しながら生きていく?」
「言うさかい…」
しかし中々言おうとしない。
「ほら、どうしたの?」
指を複雑に動かす。
「あっ…ああっ…あ…ウンチが…ウンチが…」
「なんていやらしい娘なの、女の子がウンチだなんて」
「あんたが言えって…」
「そう、じゃ次は学校の中で言わせてあげましょうか」
「ああっ…いや…」
葉月は確実に手応えを掴んでいた。
(この娘、痛めつけるほど声が上ずっているわ)
「ふふふふ、ご褒美よ」
―――グチュッ、グチュッ、グチュッ
指の動きを激しくすると湿った音がした。
「あずさ、オマンコだけじゃ足りなくてお尻まで濡らしてるの?」
「あん…ああん…嘘、嘘や」
アヌスが濡れるなどというのは聞いた事が無い。
あずさは否定した。
「これが嘘?」
―――クチャ、クチャ、クチャ
「ああ…いやや…そんな音立てんといて」
「立てているのは貴方のお尻でしょう」
―――ニチッニチッ
縦の動きから横の動きに変える。
「いや…何か出そう…」
「うふふ、出そうなのが気持ちいいんでしょ?」
「そんな事無い…気持ち悪いだけや」
「オマンコからこんなに涎垂らしてるのに?」
「あん…」
あずさの割れ目をツーっと滑りクリトリスにタッチする。
「ちゃんと言えたらイカせてあげるわよ」
「何を言うんや」
確実にあずさは葉月の術中にはまりつつあった。
「『私はお尻で感じる変態です』ってね」
「クッ…」
流石にすぐ口が動かない。
『お尻で』
この部分があずさに人間として女として納得いかなかった。
「あっ…あん…」
それでもお尻を責められ嬌声を上げる自分がいた。
官能の炎が燻っていた。
「あたしは…あたしはお尻で感じる変態です…これでええやろ」
ヤケクソ気味にではあるが、1つの壁が崩れた一瞬だった。
「まあ最初にしては上出来かしら…いいわ、お望みのものよ」
―――グチュグチュ
「あっ…ああああっ…いや…お尻…熱い…」
「ほら、イッちゃいなさい」
アヌスが壊れるくらい激しく突きまくる。
「あっ…あっ…あっ…あかん…もうあかん…んんんあああああぁっ」
顔をコンクリートの床に伏せながら絶叫する。
その瞬間、葉月は指を勢いよく抜き去った。
「ああっ…出るっ…出るぅ」
―――ブリブリブリ
かき回されて刺激された腸は蠕動運動を開始し排泄を促した。
あずさの腰の下に汚物の山が形成される。
―――シャァァァァァッ
同時におしっこがその山を抉っていく。
「あ…はぁ、はぁ」
まだあずさの腰はビクビクと波打っていた。
「臭いわね、いったい何食べたらこんなに臭いものが出来るの?そこら辺の野良犬でもまだましよ」
頭の中が真っ白になっている今のあずさには耳に届いていても理解はしていない。
しかし心地いい余韻の中で、その言葉は確実にあずさのアソコを濡らしている事に本人はまだ気がついていなかった。
「しばらく休みなさい、今日はもう一回するから休んでおかないと辛いわよ」
マグロになってるあずさを横目に、さっさと汚物を片付けると地下室を後にした。

―――ギィィィィィィィッ
次に地下室に行ったときにはあずさは寝ていた。
しばらくその寝顔を見ていると何か思い付いた様に棚を探り始めた。
葉月が取り出したもの、それは針の無い注射器のようなものと二つのビンだった。
洗面器を用意すると二つのビンの中身を半分ずつ空ける。
ビンには『グリセリン』『生理食塩水』とあった。
注射器で少しかき混ぜると中身を吸い上げた。
目盛りが500ccまである太いものである。
ちょうどその中に液体が全て収まった。
あずさの後ろに立つとまだ少し開いているアヌスにゆっくりとさし込んだ。
「…zzz」
あずさは気付かない。
ピストンを少し押しこんだ。
「ひゃぁ…な、何や」
異変に気付いたあずさが後ろを振り返ると大きな注射器を突き立てる葉月がいた。
「あら、おはよう」
「『おはよう』やないわ、何しとるんや」
「さっきの便を見て宿便が溜まってそうだったから腸内洗浄よ」
「そんなんせんでええ」
「ふふふ、便秘は美容に悪いのよ」
ピストンを短く連続して押す事で射精に見立てる。
「もしかして浣腸した事無いの?こんなにアナル好きなのに?」
「うるさい、そんな事せえへん」
「女子校生の間で流行ってるわよ。貴族の女性でもしてた事だし」
「したいんやったら、したらええやろ」
投げやり気味にあずさが答える。
「もうしてるわよ、でもどうしてそんなに素直になったのかしら?」
「嫌や言うてもどうせするんやろ」
「まあね、わかってきたじゃない」
ギューっとピストンを一気に押しこむ。
「うわあ、気持ち悪い」
「そのうちこれだけでイケるようにしてあげるわ」
押し込む手にかかる圧力が強くなる。
「あかん、もう入らへん…苦しい」
「ほらほら、あと100ccよ。それくらい残さずに飲みなさい」
しかし押しても中々入らない。
お腹を見ると、あずさの引き締まった下腹部がポッコリと膨らんでいた。
葉月はお腹を揉むようにマッサージした。
「あう、いやや、触らんといて」
「ほら、もっと飲みなさい」
お腹を集中的に揉み続けるとゴポゴポという音がして浣腸液が奥へと送られる。
ピストンを押すと今度はすんなりと飲みこんだ。
葉月はすぐにアヌスストッパーを入れる。
「な、なんやこれ」
お尻を広げられる感覚に声を上げた。
「ただの栓よ、それよりこれに着替えなさい」
あずさのブルマとジャージを用意する。
あずさは不思議そうな顔をしていたが普通の服に抗うことなく着た。
お腹が少し出っ張っている。
しかし便秘になれているのか特に気にしない。
「何や、別に大した事無いわ」
お腹をさすりながらそう呟く。
「そう、ふふふふ、じゃあ外に行くわよ」
「外はいやや」
「ちょっと散歩するだけよ」
「そんな事言うて何か企んどるやろ」
「そんな事、貴方には関係無いでしょ。ペットの散歩は飼い主の責任なのよ、まったく、無知な犬ね」
「誰がイヌや」
「貴方でしょ、あずさ。それとも売り払って欲しい?」
「わかった、行けばええんやろ」
「ふふふ、聞き分けのいい娘は好きよ。さ、行きましょう」
あずさを連れて地下室を後にした。

夜の道を葉月がスタスタと歩いていた。
「ほら何やってるの、早く来なさい」
一瞥するその先には苦しそうにヨロヨロ歩くあずさがいた。
「ほら早く」
葉月があずさの手を引っ張るとあずさは力なく地面に座り込んでしまう。
「はぁはぁ…あかん、トイレに行かせて」
「大した事ないんでしょ、ほら歩くの」
どうしても立ち上がらないあずさに葉月はお腹をグッと押す。
「あああっ、いやや、出そう」
「心配しなくても出ないわ、ほら早く立ちなさい」
しかし、あずさはお腹を押さえたまま動けない。
しばらくすると波が去ったのかゆっくりと立ちあがり再び歩き始めた。
「ぁ…ぁぁぁ…」
口からは耐えずうめき声が漏れる。
葉月はあずさがまた止まる事のないよう後ろからついて行った。
―――グルルルルルルルルゥ
あずさのお腹は少し離れている葉月にも聞こえるくらい大きな悲鳴を上げていた。
もう歩いていると言うより足を引きずっていると言った方がいいかもしれない。
夜の道に足を引きずる音が響く。
その前方にコンビニが見えてきた。
「あずさ、ちょっと咽喉が乾いたわ。何か買って来なさい」
「そんなん無理や…」
「飼い主の命令に逆らうと罰をあげなきゃね。そのまま明日の朝まで過ごしたい?」
あずさの顔が青ざめる。
今ですら地獄の苦しみに耐えているのである。
これを朝までやられたらひとたまりもない。
「そんな事されたら死ぬ…行くから…」
お金を受け取るとわずか10m程のコンビニまでの道を1分くらいかけて歩いていった。
―――ガーーーー
コンビニに人は二人しかいなかった。
店長らしき中年男性と客のおばさんが一人だった。

店長は入ってきたあずさを見て怪訝そうな顔をした。
無理もない。
深夜に若い女の子が体操服にブルマで苦しそうな顔をして入って来たのである。
「どうかしたのかい?」
男が好色な笑みを浮かべ尋ねる。
「…何でもないわ」
ぶっきらぼうに答えると奥にある冷蔵庫を目指す。
「120円になります」
レジで清算しようとしたとき、財布からお金を出す指が震えた。
うまく掴めない。
力が入らない。
しかも葉月はあずさに10円玉を12枚渡したのである。
一枚ずつ台にお金を置いていく。
男の目には中毒患者のように映っただろう。
何も言わずその行為を見つめる。
―――最後の1枚
少し気が緩んだあずさの指から滑り落ちる。
(あっ)
いつもの条件反射でしゃがんで取ろうとする。
しかし今日はいつもと違っていた。
お腹が圧迫され、アナルプラグがブルマでグイッと押し込まれる。
「ああっ」
大きな声が出る。
立ち読みをしていたおばさんまでがあずさを見た。
「どうしました…!」
手伝おうとした男はあずさのブルマにくっきりとプラグの跡が出ているのを見つけた。
「お嬢ちゃん、一回いくらなの?」
おばさんに聞こえないように小声で尋ねる。
どうやら援交をしていると思われたらしい。
「な、何を言うとんや」
まさかプラグがバレているとは知らないあずさは男をけん制する。
「お尻にこんなもの入れて、好きなんだろ?」
あずさの豊満な胸を鷲掴みにする。
「いやや〜」
―――ゴッ
男の顎に鉄拳が炸裂する。
「はぁはぁはぁ」
お金を台の上に置くと商品を掴みコンビニを出ようとした。
「きゃ〜、変態よ〜」
おばさん特有の甲高い声が響く。
後姿を見てアナルプラグが刺さっている事に気付いたのである。
「変態のくせになんだ」
意識を取り戻した男も罵声を浴びせる。
出てきたあずさが葉月に商品を渡す。
あずさは悔し涙を流し、羞恥に体を震わせていた。
いつもなら言い返せただろう。
口には自信がある。
しかし、今の自分の姿は変態そのものである。
そんなあずさの股間がブルマさえベトベトになっているのを葉月は見逃さない。
「そう、辛かったのね。でももう少しよ、頑張って歩きましょう」
打ちひしがれているあずさに甘い声をかける。
あずさの心にその言葉が染み渡った。
あずさは頷くとまた歩を進め始めた。
(ふふふ、これでいいわ)
葉月の調教は順調だった。
辛い事の後に優しくする事によって辛い事を快感として認識できるようにし、その記憶が忠誠心を高める。
(もう少し素直になったら学校でもしてあげるわ)
後姿を眺めながら葉月は思った。

それから10分ほどしてようやく目的の公園にたどり着いた。
その公園の半分は林のようになっている自然公園だ。
昼は家族連れで賑わうこの場所も近くには疎らにしか民家がないので不気味なくらい静かである。
「こっちよ」
あずさを林の中へと連れていく。
そこには注連縄をされた御神木が前方2ヶ所でライトアップされていた。
「い、いや…」
弱々しく呟くあずさを軽く引っ張ると御神木にもたれさせる。
もう既に30分以上我慢を続けているあずさの全身の筋肉は緩みきっていた。
いままでプラグを締めつづけていたアヌスも今は意志と裏腹に緩みきっている。
葉月はあずさの両手首と右足首を一纏めに括ると注連縄に固定した。
Y字バランスのような格好で下からライトがあたる。
「こんなん…いやや…」
まるで誰かに見られているような錯覚に陥る。
「どう、お気に召したかしら?」
後ろから光があたる葉月が闇に不気味に映える。
「…お願い…やから…トイレ…お願い…何でもするさかい…」
「そう、最初は排泄したいのね。外でこんなライトを浴びて、私の目の前で」
「何でも…ええさかい…させて…お願い…」
もう理性の羞恥心より本能が危機を感じている。
「いいわ、見ていてあげるから思う存分しなさい」
「これ…外して」
「ダメ、ふふふ、頑張って拡張すれば1時間ぐらいで出せるかもしれないわよ」
「いや…外して…お願い」
「ダメといったらダメ、聞き分けの無い娘ね。お仕置きしてあげるわ」
葉月はあずさを縛って余った縄をさっき買ったジュースで濡らした。
「即席だけどこれでいいわ、後はあなたに上げるわね」

あずさの傍まで歩いてきた葉月は口ではなく頭の上からジュースをかける。
「……」
あずさは何も言わなかった。
髪が頬にはり付き体操服の上から乳首が露わになる。
「さ、早く出してみなさい」
「ぐ…う…」
先ほどからあずさの肛門は異物を吐き出そうと激しく蠕動運動をしていた。
しかしプラグが邪魔をしている。
「あら?」
葉月があずさの足を見ると茶色のスジが内股を伝い落ちている。
「ふふふ、その調子よ」
―――ビヒュッ
―――ズバーン
「あぅっ」
濡れた太い縄はムチの切るような痛みとは違い骨に響く痛みだった。
―――ズバン
「いっ」
太ももに薄っすらと赤いスジのようなものがついている。
ムチの鮮明なスジとは違うが逆に痛々しい。
―――ズバーン
「きゃぁぁっ」
敏感な内腿を打たれ夜の公園に悲痛な叫びがこだまする。
「うふふふふ、いいの?そんな大きな声を出して、誰か来るかもしれないわよ」
あずさの肩がビクッと震える。
しかし項垂れたままだ。
「ふう、手のかかる犬ね。手伝ってあげるわ」
―――ビュン
―――ズドッ
縄があずさの細い腹部にトドメの一撃を与える。
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁっ」
今まで反応の鈍かったあずさが急に顔をもたげ絶叫した。
ブルマがだんだん持ちあがる。
葉月は目を輝かせながらそれを見ていた。
葉月の位置からはあずさのブルマの中のプラグがよく見える。
あずさのアヌスはしわが伸びきっていた。
(1.5cmとはいえ最初から捻り出すなんて)
葉月はうっとりしていた。
―――コトーン
プラグが地面に落ちた。
「はふ…」
情けない声の後ブルマの染みが一気に広がる。
―――ブリブリブリ
「はぁぁぁぁぁっ」
ブルマのお尻の部分がモコモコっと盛り上がる。
許容量を超えた便はブルマの端から漏れ出し足を伝っていった。
「きれいよ」
葉月があずさと唇を重ねる。
「ん〜、んん〜」
排泄中のキスにあずさは拒絶しようとしたが動けない。
しばらくそのままでいた。
あずさは腹痛がおさまったのか顔を振って葉月の唇から逃れようとする。
「ええ加減にしいや」
自分から唇を離すといつものように葉月を睨みつける。
「あらあら、怖いわねぇ。さっきまであんなに可愛かったのに」
皮肉たっぷりに言い放つ。
「早う、これ外して」
不安定な片足がガクガクと揺れる。
「あらあら、これぐらいで音を上げるなんて、バレー部で遊んでたの?」
「そんなわけないやろ、ちょっと眩しいだけや」
流石にあずさはカチンと来て強く言い切った。
「そう、それはよかったわ。これが無駄にならなくてすみそうね」
葉月がマスクのようなものを取り出す。
「な、何やそれ」
「説明よりしてみる方がわかりやすいでしょ」
嫌がるあずさに無理やりそれを装着した。
「ん〜、ぐぅ、ん」
真っ黒なそのマスクはあずさの頭部をスッポリと覆っている。
突然真っ暗になった事であずさはパニックになる。
「ん〜」
首を振ったりしてみるが事態は好転しない。
「どうしたの?息苦しいの?」
うめき続けるあずさに葉月が尋ねる。
外してもらいたい一心のあずさは頷いてみる。
「そう、ふふふふ」
それが更に事態を悪化させる事に気付いていない。
今度はポケットから鈎付きの紐が出てくる。
葉月はその鈎をあずさの鼻腔に引っ掛け、マスクの後ろにあるリングに結びつけた。
「んん〜」
あずさの苦しそうなうめき声が漏れる。
あずさの鼻は豚のようになっていた。
「ふふふ、粗相をするメス豚にはお似合いの格好ね」
鼻を引っ張られる激痛に、もう顔を振る事も出来なくなった。
葉月は拘束を解くと木に抱きつくように再び固定した。
「うふふふ、臭いブルマね。気持ち悪かったでしょう?」
あずさの汚物まみれのブルマを膝まで下げる。
「うう〜」
葉月の吐息がアヌスにかかる。
「よくプラグを出したわね。普通出ないわよ」
まだ開き気味のアヌスを眺めながら言う。
「やっぱり脱肛してるわ。痔の女子校生、ふふふふ」
「うあ〜」
あずさのお尻が震えているのがわかる。
―――ピチャ
「ぐううぅぅ〜」
甲高い悲鳴がくぐもった声となる。
「腸の内側を舐められるのは初めてでしょう?」
葉月が裏返ったアヌスを舐める。
しかしそんな経験の無いあずさには刺激が強すぎる。
あずさには痛みとして伝わった。
「ああ〜、ひゃぅっ」
悲痛な声だけがあずさの口から漏れる。
「何、痛いの?仕方ないわね、薬を買ってきてあげるわ」
あずさの耳から足音が遠ざかっていく。
「ああっ」
必死に呼びとめようとするが言葉にならない。
「いい娘にしてるのよ、声を出したら見つかるかもしれないわ」
わざとらしく言う。
しばらくして足音が完全に消えた。
(……)
あずさは暗闇の中にいる。
聞こえる音は草木のざわめきだけ。
まだ葉月が行ってから5分も経っていない。
しかし、あずさにはそれが何時間にも感じられた。
(はよ…帰ってきいや)
少しずつ心細くなる。
そのとき、
―――ザッザッザッザッ
足音が近づいてくる。
(やっと帰ってきたんか)
あずさは少しホッとした。
しかし何か変だった。
葉月とは足音が違う。
そう思うと下半身を剥き出している事に恐怖を感じる。
(嘘や…嘘や…)
信じたくは無かった。
あの葉月ですらそばにいて欲しかった。
目の見えない状態で犯されたらどうしようもない。

「うっ」
突然胸を鷲掴みにされた。
乱暴に揉みしだく。
ぬめった舌が首筋をなぞった。
「ふぅっ」
嫌がっているのだが体は何故か感じていた。
―――女の体が恨めしい
そんな事を考えていた。
胸を揉んでいた手がお腹から股間へと滑っていく。
(あ…そこはあかん)
相手が男なら求めてくる所は一つしかない。
しかし葉月の警告が頭をかすめる。
だが、あずさの予想は見事に裏切られた。
クリトリスから割れ目をなぞりアヌスをこね回す。
一瞬アヌスがヒヤッとした。
そのまま指が入ってくる。
「ぐうあぅぅぅぅっ」
ただ指を入れられただけなのだがアヌスが燃えるように熱い。
―――ニチュニチュ
指を回すように動かす。
腸液が粘液質な音を響かせる。
あずさは犯されているにもかかわらず割れ目からは絶えず透明な糸を引いていた。
その液を舐め取ると指を乱暴に動かす。
(あっ…う…何やこれ…熱い…)
もう既にアヌスに感覚は無かった。
ジーンと痺れたようになっている。
しかし脳は快感を感じ取っていた。
(ああ…あかん…もう)
いつもより早くイキそうになっていた。
あずさの意識は真っ白になりかけている。
(こんなんでイキたない)
ある種、女としての意地だった。
外で見ず知らずのヤツにお尻でイカされたくない。
歯を食いしばって耐えていた。
―――パァン
「ぐうぅぅぅぅぅぅぅぁぁぁぁぁぁぁっ」
語尾がだんだん裏声になる。
我慢を打ち破ったのは尻への平手打ちだった。
木に両手を縛り付けられたまま膝から崩れ落ちる。
真っ白だった。
何も考えたくなかった。
手の拘束が外れマスクを剥ぎ取られる。

久しぶりに目が光を感じる。
弱々しく後ろを振り返る。
そこにはにこやかに佇む葉月がいた。
「あんた…何で…」
あずさには何が何だかわからない。
「何って、そこの木を一周して戻って貴方を責めただけよ」
あっけらかんと言う。
「あたしがどんだけ怖い思いしたと…」
恐怖は怒りへと転化する。
あずさの鉄拳が葉月に飛んだ。
―――パシッ
今回はその拳を受け止めた。
キスしそうなくらい顔を近づける。 「それにしてはお楽しみだったわね」
「くっ」
「本当の男に襲われても尻を振ってたんじゃないの?」
「そんなわけあるかい」
大きく口を開けるあずさに指を突っ込む。
「うっ、げほっげほっ…にが…何やこれ」
「貴方を楽しませたもの」
茶色く染まった指を目の前に突き出す。
「うわ…そないなもん口に入れんといて」
あずさはペッペッと唾を吐いた。
「ほら、ちょっとお尻を見せなさい」
唐突に切り出した。
「な、な…」
突然の事にあずさは狼狽する。
「ふふふ、何期待しているの?肛門を中に入れて薬を塗るのよ」
少し顔を赤らめたが渋々お尻を向ける。
「はい、終わったわよ」
仕上げに両手で尻を叩く。
「そういやさっき塗ったんは何?」
思い出したように尋ねる。
「ああ、あれね。ただのメンソレータムよ。気に入ったみたいね」
「そんなんやない!」
「ま、いいけど。そろそろ帰るわよ」
「このままで?」
あずさの格好は濡れて透けた体操服と汚物にまみれたブルマだけである。
「着替えなんてないわよ」
「嘘や…」
「嘘じゃないわ、帰りは商店街を通って帰るから」
「いやや、そんなん」
「あらあら、本当に嫌なのかしら?まあ暗いからバレないわよ」
「絶対嫌や」
「じゃあ一人で帰りなさい」
葉月はさっさと歩いていく。

「ま、待ってや」
結局、商店街を通る葉月にピッタリ寄り添うようにして帰宅した。
見られる恐怖に身を震わせながら…

「ほら、あずさエサよ」
帰ってからシャワーを浴びるように言われ、その後いつもの檻に入れられていた。
AZUSAと書かれたエサ皿の中にはカステラが入っていた。
いつものように葉月をキッと睨むとゆっくり口をつける。
「ほらほら、さっさと食べなさい」
カステラをあずさの口に詰め込む。
「う…う…」
口の中の水分を急激に取られ飲みこむに飲みこめない。
「み…水…」
「ミルクでいい?」
葉月の普通の問いに疑問も持たずあずさは首を縦に振る。
「ほら、入ってきなさい」
葉月が一声かけると扉が開き青い顔をした親友が入ってきた。
「あずさがミルクを欲しいそうよ。入れてあげなさい」
深雪は悲しそうな顔をすると、あずさのエサ皿を跨いだ。
(まさか…)
あずさにはこれが何を意味するのかわかった。
「あずちゃん、ごめんね」
―――シャァァァァァァッ
深雪がお腹に力を込めるとアヌスが開き白い奔流がエサ皿に溜まっていく。
「ぁぁぁぁぁぁっ」
深雪は切ない声を出す。
「ほら、あずさ、飲みなさい。深雪が温めてくれたミルクよ」
一見すると普通の牛乳である。
しかし所々茶色い線がある。
「気にしないで、ちゃんと洗浄はしたから」
あずさは躊躇っていた。
「それとも深雪のお腹は腐ってるのかしらね」
深雪のお腹をつねり上げた。
「痛っ」
葉月の腕の中にいる深雪が苦痛に顔をしかめる。
「じゃ、深雪にはキツイお仕置きがいるわね」
その言葉を聞いたあずさは必死で顔を近づけるが、ぬるいだけで匂いのキツイ牛乳に腸の臭いがミックスされていて気分が悪くなる。
「あずちゃん、飲まなくてもいいよ。私、大丈夫だから…」
消え入るような声で深雪が言った。
「痛っ」
今度は乳首をつねり上げた。
「深雪、いつから私の命令を邪魔するくらい偉くなったの?」
ギリギリとツメが乳首に食い込む。
「ひっ、でも、あずちゃんは…」
「じゃあ、貴方が見本を見せてあげなさい。全部飲めばあずさは飲まなくてすむわよ」

「…はい」
葉月の膝から降りるとあずさの所まで行き、ミルクに口をつけた。
「うっ」
時々吐き気を押さえながらイヌのように一心不乱に舐め続ける。
あずさはそれを呆然とただ見つめていた。
自分の中から出たミルクを舐める深雪の視界に突然、頭が出てきた。
あずさは深雪と同じようにミルクを舐め始めた。
「これで深雪ちゃんに酷い事せえへんやろ」
「そうね」
葉月は短く答えた。
(今日のところはね)
時々頭をぶつけながらウンチミルクを飲んでいる。
二人で一つのエサを奪い合っている姿は本当の仔犬の様だった。

END


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