電車の中でお漏らししてしまた私は、駅に着くなり逃げるように電車を降りました。
車内に充満し始めた臭いに気付いた人が、訝し気に私の方を見ているのに耐えられませんでした。
早くこの場を立ち去りたい...
ただそれだけを考えて駅を後にしました。
足早に駅を出た私は、歩くスピードを落とし御主人様の待つ場所を目指して歩き始めました。
おむつの中は自分の汚物でにゅるにゅるになり、気持ち悪いです。
大量の浣腸液とウンチが混じりあって、前の方まで広がってきました。
気持ち悪い...。
歩く度に汚物がおむつの中でたぷたぷと波打っています。
おぞましい感覚に背筋が寒くなります。
それでも御主人様に指定された場所までは歩いて行かなくてはなりません。
しばらく歩いていると、足を生温い物が伝っているのに気が付きました。
強烈な臭いが足許から立ちのぼってきます。
良く見るとおむつから液状の排泄物が溢れてきていました。
大量の汚物が歩く度に掻き混ぜられ、足の付け根の所から漏れてきたみたいです。
足の内側を茶色く濁った汚水が筋を引いて何筋も滴っています。
幸い人通りは少なく見られはしなかったみたいです。
私は周りを見回して誰も居ないことを確認すると、ハンカチで足の付け根から滴る汚物を拭き取りました。
「く、臭い...」
自分の物とはいえ強烈な臭いです。
惨めな気分が広がります。
一通り汚れを拭き取るともう一度周りを見回しました。
「どうしよう...」
汚物にまみれたハンカチを手にしたまま考え込んでましたが、捨てるわけにも行かず
汚れた部分を内側にして小さく畳みました。
「行かなくちゃ...」
私はハンカチをスカートのポケットにしまうと、歩き始めました。
しばらく歩いていると、また足を伝ってきているのに気が付きました。
御主人様の待つ場所までは、まだまだです。
早く行かないと御主人様にどんな目にあわされるか分かりません。
もう拭っている暇はありません。
仕方なくそのまま歩き始めました。
太ももが擦れる度ににちゃにちゃと汚物が触れあう音がします。
「き、気持ち悪い...」
おぞましい感触に自然と足が開きぎみになります。
不格好によろよろと歩いて行く私に、通行人も怪訝な顔をして行きます。
照れ落ちる汚物も止まる事なく足首まで滴り、白い靴下を茶色く変色させます。
立ち昇る臭いもますます強烈になってきました。
おむつの中は相変わらず汚物が掻き混ぜられています。
あまりの恥ずかしさに涙が溢れてきます。
わたしは、俯きながら歩き続けました。