◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆Cパリティの生成原理◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
図―2にパリティの生成原理を示します。
@システムから書き込みデータが来る。
A新しいデータを古いデータと古いパリティでEX−OR計算して新しいパリティを生成する。
B新しいデータと新しいパリティをHDDに書き込む。
図−2 パリティの生成原理
補足
まだ、パリティがない状態(一番はじめの書き込みなど)のときは、下記の式の
とおりに パリティ:Pを計算し、データとパリティの書き込みを行います。
A @ B @ … @ J = P
次に再書き込みが要求された時、上記の例で変更するときは、新しいパリティ:pは
a @ B @ … @ J = p
のように計算できますが、全HDDのR/Wが発生し時間がかかるので
p=a @ B @ … @ J
=a @ A @ A @ B @ … @ J
=a @ A @ P
として計算し、書込み要求されたドライブとパリティ用ドライブのR/Wだけで、時間
を短縮します。
(その他、ハミングコード、ECCなどのエラー訂正方法は時間があれば講義内で説明)