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96年9月18、19両日に行われたパソコン最新技術セミナーでの質疑応答の要約
◎質問:今現在アメリカでは何社位がraidビジネスに関与しているか。
回答:およそ100社~160社程。
◎質問:パリティ1つにドライブは何台接続可能か。
回答:いくつでも可能。しかし、このケースで台数を増加するとMTBFRAID
が減少し、
2台が一度に故障する確立が増大するので、4~5台が妥当と思われる。
◎質問:アメリカでRAIDシステムで有名な会社を教えて頂きたい。
回答:NCR、IBM、EMC、DEC、CLARIION、DATA-GENERAL、
MYLEXなど。
◎質問:今後のRAID市場の動向はどうなりますか。
回答:今まではDRIVERやOSに依存していたために特定のアプリケーションだけで
しか動作しなかった。今後はアプリケーションを気にせずに使用できるようになるで
しょう。3~5年後には個人のデスクトップでも使用されているかもしれない。
◎質問:RAIDはどのような使用環境から使用されていきますか。
回答:高信頼性(HIGH-AVAILABILITY)やクラスタード・コンピューティング環境が必要とさ
れる市場から利用されていくものと思われます。
◎質問:FC-HDDを利用したRAIDはいつごろから市場に出てくると思いますか。
回答:1年後くらいには出回ると思います。
◎質問:FC-HDDを利用し、顧客の用途、環境に合わせてRAIDをアセンブリーする
ときの各要素(HDD、RAIDコントローラー・ボード、シャーシ、I/Fケーブ
ル等)を販売している会社はどこか。
回答:無し(97年1月27日現在)
参考文献
The RAIDbook Fifth
Edition February, 1996
パソコン最新技術セミナー96 主催:日経BP社 日経エレクトロニクス
日経コンピュータ 92.3.9
インターフェース 93.4
日経バイト 93.3
日経エレクトロニクス 93.4.26
RAID7技術レポート0602
テクノグラフィー株式会社
実用的見地からのRAID7の機能と特徴
テクノグラフィー株式会社
ディスクアレイサブシステム・ユーザーズマニュアル
日本テクサ株式会社
ディジタルIC回路入門 高野政道著 工学図書
マルチメディアの基礎知識 原田益水著 電波新聞社