棋譜検討［15］Jurassic　対　tsuno tsuno さんとのＷＩＮＧ上での対局です。 終盤、あわや逆転というところでしたが・・・

第１図　（１手から１００手まで）

【白は 右下で大きな損をしてしまいました。
　中央の黒の大石を攻めたいが、まわりの白がそれほど強くない。】

第２図　（１０１手から１２９手まで）

【黒は１０１(1)からぐいぐい押して、白を殺しにきます。
　右上方向に黒の壁ができました。
　白は息も絶え絶え・・・】

第３図　（１３０手から１８７手まで）

【白１３０(30)と半分だけ活きました。
　黒は１３１(31)と尻尾をとりました。
　黒はこの手で右上に打つ方がよかったかも。
　（３０数目の現ナマですが・・・）

　白は 破れかぶれで １３２(32)に突撃です。】

第４図　（１８８手から２００手まで）

【右上で 大石同士の絡み合いになりました。
　黒１８９(89)のデはダメ詰まりの悪手か？】

第５図　（２０１手から２０５手まで）

【必然の手順で黒２０５(5)まで進みました。】

第６図　（２０５手目までの局面）

【ここで 白の次の一手は？】

第７図　（２０６手から２１９手（最終手））

【実戦では この図のように特大のコウになりました。
　コウ材の白２１６(16)が小さかったか？？
　（下辺をキルのがよかったかもしれません。）

　黒に活きられてしまっては万事休すです。】

変化図

【この図のように打てば 大逆転だったように思います。】

総評：
　実に残念なことでした。
　大事なところで、じっくり読むことが必要ですね。（反省）

Utyuu（WING 3k*）さん より コメントを頂きました。
上記変化図の 黒９で ツギではなく 次のように打って 黒の攻め合い勝ちではないかと・・・
（白が黒４子を取ったら 黒は１子とりかえす。）

確かに これは黒の勝ちですね。 残念。

白６で 直接７のところをキル手は・・・これもうまくいかないでしょうか・・・？


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