Modant Live at Gate's7 (2010.9.1)
コラボでライブ・ドローイング
ジャズ・ホサノバ系のゆる〜いオリジナル曲を中心に女性ボーカルとギターのデュオでライブ活動をしている友達から「一緒にやらない？」ってオファーがあり、急に決まったライブ・ドローイング。場所は中州のGate's7のピット。
もちろん事前にちょっと打ち合わせしておおまかな方向は決めて、二人のアルバムを貰って何度も何度も聴き込んで、あとは本番の相変わらずの一発勝負！
オープニングの曲がオリジナルの「一線上の日々」ということで、ボーカルの葉月さんが登場と共にボードに線を1本入れてライブがスタート。ライブの前半が終わったところでボーカルと交代して僕が出ていって、1本線が引かれたボードに絵を白い線で追加して描いて後半へ繋ぐ。ラスト1曲前に二人のプレイに合わせて色を入れていくんだけど、途中で葉月さんがお手製の銀紙の星をイタズラするように張ったりし、最後に葉月さんが絵に月を描いて完成。という段取り。
二人はけっこう固定ファンもいたりするので、客席はぎっしり満席。ライブが始まってから、彼女がどこにどんな線を引いたのかは、待機している場所からは見えないので、出番で出ていって見るまでは分からない！これってなかなかのスリルです。（^^ゞ
コラボって格闘技？(^o^;)
ライブで、コラボで絵を描くって、なんだか格闘技みたいだと思った！(^o^;)
格闘技そのものは全然見ないんだけど、なんだか格闘技の試合に出る感じ…
1月のイベントの時もそうだったけど、ダンサーと絡んで描いたり、ジャック・スパローの扮装までしてパントマイムの人とコラボして描いたり、ほんと、異種格闘技かも！(^o^;)
ただ、格闘技と違うのは勝ち負けはないってことかな。というより、永遠に負け？
どんなにがんばっても満足がいくものって描けないから、必ず「もっとこうしておけば…」っていうのが、後から噴水のように吹き出してくる！！そこで「次回こそ！！」と意欲がこれまた湧いてくる！！(^o^)v
でも、ライブが終わって、見てくれたお客さんから誉められると、やっぱり嬉しい！！(^o^)v
同じく「またやりたい！！」と思っちゃう！ほんとに単純。（^^ゞ
画材について
サイズはB全の黒いボードで、今回初めてパステルを使ったけど、けっこう使いやすくって、改めていいなって思った。2007年の「No War Love Peace」で初めてライブドローイングやった時には墨汁と不透明水彩。ボードを立てて描くと、どうしても絵の具が垂れて流れてしまって、絵の具を溶いたりと準備も大変だったし、画面や床の汚れが気になるところ。(^o^;)
２度目の今年の1月の「No War Love Peace」の時には、顔料マーカー。大きな会場で大きな画面に描くにはくっきりとした線が見えてよかった。ただし、線画のみで塗りができない！
で、今回のパステル。準備も後始末も楽だったし、一番使いやすかったかも！！最初、濃さが心配だったけど、黒い画面に描いてもかなりくっきり線が見えるし、ちょっとボカシもできるし、第一安い！！だってダイソーの1箱8色セットのパステル2種だから200円！！今までは画材店で買う一箱数千円のパステルしか使ったことなかったから、それは自分の中ではかなり衝撃的！！こんなの使って、お気楽に絵を描くってのもいいかもしれない！
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