[道具と長くつき合うために]

 シューズ、ウェア、テント、ザック……使い古して自分の手足のように体に馴染んだ道具、あたかも気心の知れた友人のように、愛着を持てるようになった道具こそ真の道具といえるでしょう。でも、フィールドで酷使して、そのまま放っておいたら、そんな道具との親密な関係もほんの束の間でしかなくなってしまいます。メンテナンスは、道具に馴染むための最短の近道であり、頼もしい相棒である道具を長持ちさせてアウトドアライフを充実させる秘訣でもあります。

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