Miss FULLSWING

 

十二支高校野球部の部室は異常な熱気に包まれていた。普段も練習後の高校球児達の獣のような汗の臭いでむせる様だが、今日は特にひどい。獣のように生臭く淫靡な匂いがその原因だろう。狭いプレハブ小屋の中で、一人の哀れな少女が大勢の野球部員らしい坊主頭に囲まれ、淀んだ空気の中に甘い牝の匂いを漂わせていた。少女の両手には二本の部員のペニスが握られ、手慣れた手つきでシュコシュコと上下にピストンされていた。セーラー服は上のみを残し下は丸裸だ。小ぶりなヒップやうつむき気味なその表情とその不自然な格好の取り合わせが猛烈に劣情を掻き立てる。既に何人分もの精子が剥き出しの白いヒップやセーラー服にこびりついている。どれもこれも黄ばんで流れ落ちない程濃厚な精液だった。

「ああ・・・すげえなマネージャー。だいぶ慣れてきたじゃん・・・」

「そりゃそうだろ。数十人いる部員全てがお世話になってるんだぜ?」

「毎日やってりゃそりゃ慣れるか。この分じゃ下の方もすげえんだろうな・・」

「だろうな、おれたち一年は手こきしかしてもらえないけど先輩達はヤリ放題だろ?」

「ああ、二年で口、三年で中、レギュラーならアナルも中出しもOKだってよ・・・畜生・・・」

「くそ・・・、もうちょい才能がありゃあ、凪ちゃんの中で思い切り出せるのによ・・・」

「無理無理、あきらめて三年間がんばろうぜ。そうすりゃ挿入だけはできるんだからよ」

少女の名は鳥居凪。十二支高校野球部のマネージャーである。メガネをかけ髪を後頭部にリボンで束ねたおとなしそうな雰囲気の女の子だ。見た目どおり小さい頃からソフトボールの練習で忙しく男の事などまるで知らなかったのがここ数ヶ月毎日部員達の性欲処理を任されるようになった今では同級生の誰よりも性に詳しく、進んでいた。最初はそのおとなしい性格につけこまれイヤイヤやっていた。だが今では部員全員に喜んでもらえるこの仕事にやりがいを感じていた。

(自分ができなかった分まで頑張って欲しいですから・・・そのためのお手伝いなら我慢して・・・やります。)

部費で買ったピルも飲んでいるし、セックスの前には皆ペニスをちゃんと濡れタオルでしっかり拭くので性病の心配もない。運動オンチでなにもできなかった自分にも出来る仕事をやっと見つけたのだ。そう思うと気が楽になり一生懸命取り組むようになった。

「今日はこの後三年とレギュラー連中が練習終わらせてから来るから急がないとな・・・」

「そうそう、先輩の命令は絶対だからよ・・・下っ端の辛いとこだよ」

そうと決まればと二人は凪の手の動きに合わせこすり付けるように自分の腰を振った。獣のような腰の動きで最大限に快感を引き出そうとする。絶頂が近づいてくる!

「ああ!俺もうイキそうだよ!凪ちゃんこっち向いてよ!」

「うっ!俺ももう限界だっ!イクよ?凪ちゃん!!」

二人のペニスが限界まで膨れ上がったかと思うと前後から凪の頭部に大量のザーメンを一気に解き放った!前の男は凪の顔にこすり付けるように射精したためメガネに大部分のザーメンが降り注ぎ、凪は一瞬視界を奪われるほどだった。後ろからも同時に射精したが後頭部に射精する形になったので、凪の黒髪とそれを束ねるリボンにべっとりとへばりついた。

「ああ・・・、こんなにイッパイ・・・。溜まってたんですね?お疲れ様です。」

凪はにっこりと微笑むとメガネを外し、視界を奪った白濁液をピンクの舌をチロ付かせて残らずレンズからねぶりとった。

「へへ、こちらこそ。また溜まったら頼むよ?」

「これの為にわざわざオナニーしないで溜めてんだからさ?イッパイ出そうとさ・・・」

「オナニー止めても精液溜まる暇ないけどね、毎日抜いてもらってるからさ」

「 はい、ありがとうございます。いつも飲みきれない程たくさん下さってうれしいです。」

「ほんと、全員終わった後だとここに精液の湖ができるからな。」

「皆多すぎだよな。ほとんど毎日ここで出してんのにな」

「凪ちゃんがうまいからだよ・・・。そろそろ先輩たち来るな・・・」

窓の外を見ると特別練習を終えシャワー室に歩っていく十人ほどの人影が見える。

「ちぇっ、じゃあ俺達はさっさと帰るか。いても追い出されるだけだしな。」

「そうだな、じゃ、凪ちゃんがんばってね。また明日よろしく」

「はい、ありがとうございます。練習頑張ってください。溜まったら遠慮無くどうぞ?」

一年生が帰る後ろ姿を手を振って見送ると部室の中は一気に静寂に包まれた。その中で凪はいそいそと先輩達を迎える準備を始めた。

床にシートを敷き体中についた精液を急いで洗い流し、汚れた制服を脱ぎ捨て体操着に着替えた。先輩がたの提案で毎回違う衣装を着る事になっていたからだ。学校指定のハーフパンツでなく何処からか調達してきたブルマーを着用していた。太股までさらされた白く細い足、ピッチリとした生地が描くヒップの丸いライン、だぼついた上着に隠された小振りなバスト・・・・。全身から溢れる清潔な色気は清楚な感じのする凪には良く似合っていた。その格好で凪はレギュラー達の来るのを待った。思わず緊張し胸の鼓動が早まる。何度やっても彼らの相手は慣れる事ができない。さっきまでとは比較にならない激しいセックスを強要されるのだ。ピルは飲んではいるもののやはり中に出されるのはたまらなく不安になる。

「やっぱり、好きな人のがいいな・・・。安心できるし、なにより幸せだもの・・・」

そんな凪の呟きも虚しくかき消された。レギュラー達がシャワーを浴びて一斉に入ってきたので、静かだった部室内の空気が一転騒がしくなった。

「あーっ!今日の練習きつかったな!!もうくたくただぜ」

「なら、凪ちゃんとはやらないんだな?よし、競争相手が一人減ったぜ!」

「馬鹿言うんじゃねえよ、それ用の体力は別に残してあるっての。」

「まあな、このためにつらい練習に耐えてるようなもんだもんな・・。」

「 そういうこと・・・。おおっ!今日は凪ちゃん体操着?超可愛いじゃん!!」

「ほんとだな。わざわざ持ってきた甲斐があったぜ?ブルマー。」

「でもやるときゃ取らなきゃならねえんだろ?なんかもったいねえな・・・」

「ちゃんと考えてあるって・・・・。まかせとけって・・・」

そういうと男たちはズボンを脱ぎ捨てて下半身をむき出しにして凪を取り囲んだ。狂暴なまでに張り詰めたペニスが凪の視界いっぱいにずらりと並んだ。余りの迫力と熱気に萎縮した凪はマットの中央で小さくなっていた。だんだんと男達の輪が狭まり、凪ににじり寄る。

(今日もあれが全て私の中とお尻で・・・射精するのか・・・)

凪がどうにも割り切れない感情に押し潰されそうで顔を背けた瞬間、男達は凪の小さな体に殺到し、あっという間に凪は覆い隠された・・・・。

 

数時間後、体中のありとあらゆる所を嬲り尽くされた凪が横たわっていた。凪の膣とアヌスからは精液が止めど無く零れだし、床に小さな水溜まりを作り出していた。顔にもまんべんなく精液をまぶされ、まともに見えるのは虚ろな光を宿す双眸だけだった。

「ふー・・・やっぱ凪ちゃんのマンコ最高だぜ?出しすぎってくらい出ちまう」

「搾られるんだよな・・・。イク時と引き抜く時によ・・・それがたまんねえんだ」

「アナルもモチモチしてるくせにキツキツでよ、前の奴と擦れるんだよな・・・。」

「もう出し尽くしたし帰るべ。皆凪ちゃんにお礼言えよ!」

「はいはい・・・・、凪ちゃん?明日も頼む・・・って聞こえてないっすよ?」

「全くあんなにやるからだ・・・。その体力を練習で出し切れよ、まったく」

「そういや、今度新入生の入部試験やるらしいっすよ?希望者増えたから」

「入部試験」と言う単語に反応して凪の目に一瞬光が戻る。

「そりゃそうだ、こんなおいしい部活なら誰でも入るぜ」

「そうそう、だから未経験者ゼロの厳しい試験になるらしいすよ?」

「ま、追い抜かれないようにしなきゃな、レギュラー抜けたら生でできなくなるしな・・・」

「そうすね、じゃ、今日は早く帰って疲れを取りますか・・・。」

男達の声が遠ざかっていく。

「猿野さん・・・・」

一人取り残され染みだらけの天井を凝視した凪はただ一言、一人の男の名を呟いた。学校の伝説を破り、自分の夢を叶えてくれるであろう男の名前を・・・・。