「ZOIDS:海底の悪魔」
 
 
 
−Dr.ディの島−
 

 夏です。海です。水着です!

 わたしとバンはDr.ディに呼ばれて、とある南の島・通称Dr.ディの島を訪れています。
 Dr.ディは、若いころ、『2つの月が合わさる時、海底からなにかが姿を見せる』という古代ゾイド人の古文書を発見し、長年の調査の結果、この島の付近の海底に古代ゾイド人の遺跡を発見したのです。

 2つの月が合わさる、つまり300年に1度訪れる『月合』は2日後の夜。
 でも明後日までは、ガーディアンフォースの仕事の緊張から解き放たれてバンと一緒に遊びまわっています。
 そして夜になれば・・・。えへっ♪
 
 

 夕食の後片付けを済ませたバンは、テーブル替わりの切り株の上でコンピュータに報告書を打ちこんでいるフィーネの横に座り、たっぷりと塩を入れたコーヒーカップを置いた。
「あ、バン、ありがとねっ♪」
「いや」
 フィーネは手を休め、コーヒーを1口飲んだ。
「ん〜いい塩加減っ」
「まだかかるのかい?」
 塩入りコーヒーが好きだというフィーネの味覚に、いつものごとく苦笑しながらバンが訊ねた。それ以外はおいしい料理を作ってくれるのだから全くもって不思議だ。
「いいえ。この島の遺跡の調査データはもうDr.ディに送ったわ。残るは例の海底遺跡だけね」
「海の底の遺跡か……本当に現れるんだろうか」
「さあ…前回の浮上は300年も前のことですもの。記録なんてないし…」
「出たとこ勝負か…やれやれだ」
「あらぁ?バン。わたしたち、出たとこ勝負はいつものことじゃない。なんとかなるわよ」
「ちがいない。あははは……」
「うふふふ……」
「……じゃあ、フィーネ、仕事はもういいだろ?」
 バンはフィーネの手に自分の手を重ねた。
「…バンったら……」
 というフィーネも嫌ではなく、コンピュータをOFFにすると、バンに顔を向けて目を閉じた。
「…フィーネ…」
「…ん……はん……」
 2人の唇はぴったりと合わさり、ちょっと離れては再び重なった。バンの舌がフィーネの唇を舐めると、フィーネはバンを受け入れ、熱い口内に迎え入れた。
 舌と舌が絡み合い、そのまま今度はバンの口内へと躍りこんだ。
 愛する男の、愛する女の唾液を味わいながら、相手へと倍返しに唾液を送り込む。溢れた唾液がポタポタと床に丸いシミを作っていった。
「…はん…はぁはぁ…」
「…はぁ…はぁ…」
 長い長いキスが終り、ようやく2人は離れた。2人とも顔を赤く染め荒い息を吐いている。

 バンはフィーネの服を脱がせた。昼間は水着が下着代わりなので、今はノーブラノーパンだ。胸元を開ければそこに熟れた果実が実っていた。バンの唇がその頂点へと吸い寄せられていく。
  ちゅっ
「あんっ…ふっ」
 

 3年前、幼い新国王の戴冠式の放送を聞きながら、荒野を駆けるブレードライガーの中で少年と少女は初めて結ばれた。ブレードライガーとジークに見守られながら愛を交わすことは2人にはとても自然なことだったのだ。
 それから共和国に戻る旅の間、2人は毎晩愛し合った。夜だけではなく、オアシスや泉で休息したとき、人目がなければ必ず抱き合った。旅と戦いに明け暮れた日々を取り戻すかのように。

 そして今、少年と少女は一人前の男と女に成長していた。バンは逞しい青年に。フィーネは美しい女性に。2人は帝国と共和国の両国の依頼によってガーディアンフォースとして再び世界平和のために旅と戦いに明け暮れる日々を送るのだった。

 成長したのは身長ばかりでなく、幼かったフィーネの乳房はいつしか共に戦ったムンベイに並ぶ巨乳へと成長していた。
 巨乳になると同時に感度も抜群になり、今ではこうしてバンに片方の乳首を吸われるだけで両方の乳首が固くしこり、淫らな果汁が身体の奥からじわりと湧き出してくるのだった。
「う、ふぅ…バン……下も脱がせてぇ。もうシミになっちゃうから…」
「了解、フィーネ。ほい、腰を上げて…そら。おっと、もったいない」
 フィーネのホットパンツを脱がせたバンは、スリットからこぼれる蜜を見つけると素早くそれを舐め取った。
「ひゃあっ バンったら。あ、やだっ。足、広げないでぇ」
 フィーネの非難を無視して、バンはフィーネの脚を左右に広げてその中心を間近で鑑賞する。
 そこはカラを剥いたゆで卵のように白く滑らかで、その奥に淫らな肉を隠しているなど一片も感じさせないようにぴっちりと扉を閉ざしていた。背は伸び、胸はふくよかになったが、なぜかここだけは3年前と変らぬ美しさを保ち続けていた。古代ゾイド人ゆえなのだろう。
「綺麗だ…フィーネのここ…」
「やだっバン。そんなに見ないで」
 秘所にバンの熱い視線を感じ、恥ずかしさで真っ赤に顔を染めるフィーネ。ひくりと秘肉が震え、扉の隙間から新たな蜜があふれしたたる。
 バンは再びそれを舌ですくい取ると、両手でスリットを広げ、現れたピンクに濡れた粘膜を舌ででろりと舐めた。
「ひっ!ああーっっ!」
 フィーネの腰が跳ね、びゅっっと愛液がしぶいてバンの顔を濡らした。膣口がひくひくと痙攣するたびに、どぷっと愛液があふれ、止めど無くしたたり落ちていく。

「くっ フィーネッ !!」
 バンももう我慢できなくなっていた。短パンの中央は大きくテントを張っている。手早くシャツとパンツを脱ぐとフィーネに覆い被さっていった。
「バン…来て」
「いくよ!」
  ずにゅっ じゅぷっ じゅちゅぶ
 派手な淫音を立てながら、バンの剛直はフィーネを貫いた。いや、フィーネがバンを呑みこんだというべきか。おそらくその両方だろう。
 その一突きで、バンの全てがフィーネに吸いこまれ、フィーネの全てはバンで満たされていた。
「あああ、バン! いっちゃう !!」
「フィーネ! うおおっ !!」
 襲いくる快感に耐えきれず、フィーネは突かれただけで達してしまった。魂が吸い取られるような締めつけにバンもまたフィーネの中に果てていた。
「あっ熱い!! ああっだめっ! またいっちゃう!」
その熱いしぶきを膣奥にあびたフィーネはさらなる絶頂を極めるのだった。

「おおっ…くはっ…うっ…あうっ… あ、あーっ」
 バンは射精の激しい快感に翻弄されながら、無理やり腰を引き、また最奥へと腰をぶつけた。中にあふれた精液が逆流して噴き出す。ペニスの付け根がクリトリスをくじり、一突きごとにフィーネをエクスタシーへと押しやる。
「イクゥ !! だめ!バン!激しすぎるよ! あぁあー!
 いくごとに収斂してバンを痛いほど締めつける肉襞を掻き分け最奥まで2度、3度と突き入れる。3度目で亀頭の先端が子宮口をこじ開けた。こりっとした感触が亀頭の先端をこすり上げた瞬間、バンはまた達していた。
    どぷっ!!
 熱い奔流がフィーネの子宮にしぶいた。バシッ バシッ とフィーネの脳がスパークする。
「熱い! 感じる! バンが!! 奥で!!」
「フィーネッ! フィーネッ! フィーネッ! ……」
 バンはフィーネに覆い被さるとフィーネの名を叫びながらフィーネの子宮に射精し続ける。
    ブビュッ! ドピュッ! ビュクッ!
 あまりの快感にバンの腰は止まることを忘れ、何度も何度も絶頂に達しながら、フィーネの胎内に己の命を注ぎ込み続けた。
「バンッ! バンッ! あっああーっ」
 しがみつくようにバンを抱きしめながらバンの名を叫ぶ。胎内で暴れマグマを吐き続けるバン自身を全身で感じながらフィーネも激しく絶頂を迎えていた。スパークが脳を灼きつくし、意識が真っ白になっていくのだった。
 
 

 バンと激しく愛し合った翌日は、わたしたちが目覚めた時はもう昼過ぎになってました。
 全裸のまま泉に行って、2人で洗いっこしちゃいました。

 バンがわたしのあそこを開いて洗おうとすると、お腹の中から大量に白いバンのセーエキが出てきちゃった。
 下腹に力をいれると、どぼどぼって感じで、もうびっくり。

 でも…こんなにされても、妊娠してくれないのよね。
 古代ゾイド人のわたしとバンとの間に子供ができる可能性はとっても低いって、Dr.ディーも言ってたし…。
 あー、バンの赤ちゃん、欲しいな…

 バンのほうはと言うと、わたしがやさしく洗ってあげてもぴくりともしないし。もーバンったら一度に出しすぎよ!
 これじゃぁ今夜はオアズケかしら?
 まあ、昨夜は気絶しちゃうほど気持ちよかったから、ゆるして あ・げ・る♪
 

続く