− プロローグ −


 横たわっている俺に全裸の娘がまたがり、腰を上下させている。
 規則正しい体の動きに合わせて、やわらかなおっぱいが揺れる。長い黒髪がそれにかかって、とてもエロチックだ。

 娘の腰が上下するたびに二人の結合部から
    にゅぶっ  じゅぷっ
と、いやらしい音が聞こえる。

 端正な顔は羞恥に真っ赤に染まり、眼の端に涙を浮かべている。
 
  はあ、はあ…
  な、なんで私が
  こんな軟弱破廉恥男と
  交わらなければ
  ならんのだ
にゅぷっ
じゅぷぷっ
にゅぶ
じゅぶぶっ

んっく……

っはぁっ……

 娘はうわ言のように同じセリフを繰り返しながらも、俺の命じるままに腰を振り続けている。
    にゅぶっ  じゅぷっ
 淫音とともに破瓜の血に真っ赤に染まったペニスがオマンコの中から現れ、また飲み込まれていく。

 娘の名は青山素子。このひなた荘に住む高校2年生。

 そう、俺は素子ちゃんの処女を奪ったのだ!
 
 

− 午後12:30 ひなた荘 −


 − なぜ俺が素子ちゃんを犯すことになったのか。話は今日の昼過ぎに遡る。

 今はゴールデンウィークの真っ最中。世間一般では楽しい連休だが、浪人である俺には何〜んも関係がない。

 予備校も連休を使って「強化合宿」なんてスケジュールしたもんだから、俺と成瀬川も合宿所で朝から晩まで勉強漬けだ。

    そーいや、なんで成瀬川まで落ちたんだろう?謎だ。
    やはり俺のせいなのか?ごめんよ成瀬川〜

 ひなた荘の住人も実家に帰ったり旅行するとかで、部活の練習があるから出かけないという素子ちゃんを除き、全員連休明けまで出かけてしまっている。

 と言うわけで(どーいうわけだ!?)忘れ物に気付いた俺は昼休みの自由時間を利用してひなた荘に戻っていた。
 露天風呂のある裏庭でキエーとかヤーとか声が聞こえるので、素子ちゃんは剣の練習でもしているのだろう。よく飽きないものだ。

 自分の部屋に行く途中、食堂の戸が開けっぱなしだった。中を覗くと床に紙切れが散らばっていて、どうやらテーブルの上に置いてあった手紙と写真が吹き込んだ風に吹き飛ばされてしまったらしい。

 床に落ちた写真の一枚を手に取ると、初老の男性、夫婦らしい男女、若い女性と笑顔の小学生くらいの少女。一家の記念撮影だろうか。
 20前後の若い女性は素子ちゃんそっくりだ。それに少女にも素子ちゃんの面影がある。この少女が素子ちゃんだとすると、5・6年も前の写真だろうか。

    モトコちゃん一家なのかな?

 彼女のこんな笑顔なんて見たことがないことに気がついて、憮然としつつ、床から残りの写真を拾った。

    な! な、なにやってんだぁ !?

 その写真には、全裸の少女があぐらをかいた老人に抱きかかえられていた!!

 全然ふくらんでいない胸も、一直線のワレメも、お尻の穴までも丸見えだった。
 少女の表情ははにかんだような笑顔で、いやがっている風ではない。

    こりゃなんだ?チャイルドポルノってやつかぁ〜?

 よく見れば、さっきの写真の少女と老人だった。

    この子が素子ちゃんだとしたら… !?

 とんでもない考えに、心臓が飛び出そうなほどドキドキしながら、俺は床に落ちている最後の写真を拾った。それはさらに衝撃的な写真だった!

 さっきの素子ちゃんそっくりの若い女性が、さっきの写真の少女と同じようにあぐらをかいて座っている男に両足をかかえられていた。
 彼女もやはり全裸で、しかもよく見れば彼女のオマンコを男のペニスが貫いていた。

「す、すげー!
 こんなふうに入っちゃうのか〜」

 初めて見るナニな写真に、俺は大声を上げていた。

 それにしても、見れば見るほどこの女性は素子ちゃんそっくりだった。
 男の顔は女性の身体に隠れているけど、衣装からあの老人に間違いない。

「マジかよ !?
 これが素子ちゃんのお爺さんとお姉さんだとすれば・・・」

き、近親相姦じゃないか !!
 あまりにショッキングな写真を見てしまった俺は、気がつけばひなた荘を飛び出し、路面電車の駅に立っていた。手にはなぜかあの写真と手紙の束を掴んでいた……。

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