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                              MOTの実践

                     自社の強みを経営に活かそう

中小製造企業がこの厳しい不況を乗り越えて生き抜いていくためには、中長期を見据えた技術戦略を立てた筋肉質の技術経営(MOT)が不可欠です。
技術経営(MOT)は大企業だけのものではありません。中小製造企業が今まで辿ってきた道のりから、今こそ中小製造企業が技術経営(MOT)を強固に進めることです。
この世界的金融危機、不況で、中小製造企業は資金繰り難で足もとが揺らぎ、危機的状況です。このような状況の中、金融庁は実態を踏まえた融資判断を金融機関に指導徹底、金融検査・点検をするなどの強化策を打ち出しております。(平成21年1月13日付紙上)即ち決算内容だけで判断せず、技術力、販売力、成長性を重視した融資促進を行うと言うことです。この主旨が無視され融資を断られたケースの中小企業があれば、申し出により検査の上、悪質であれば行政処分するとも言っています。
この技術力、販売力、成長性等々を中小製造企業自ら見直し、内外部に発信して行くのが知的資産経営及びその報告書に繋がるものです。経済産業省(中小企業庁)の大きな支援事業となっています。知的資産経営のページを参照下さい。
    
技術経営(MOT)のポイントのところを拡がる技術者の仕事(新事業創出にむけて)に示しています。クリックしてみて下さい。
当たり前のことを地道に進めていくことが技術経営(MOT)の実践ですが、なかなか渦中にいると見えないものも多いし、外部から見る目もぼやけてきます。第三者の目で見て貰い確かめるのも良い方法かも知れません。
また実践に当たっては、そのツールがあると進めやすいものです。ここにツールの参考様式を載せています。実践してみて使い易いように作り替えて下さい。



(MOT実践ツール:分析フォーマット例)

MOTフォーマット1自社製品技術・製法技術の棚卸し(競争優位の源泉、項目は要選定)
MOTフォーマット2:テクノロジー価値連鎖(バリューチェーン)の創造と技術経営
MOTフォーマット3:価値連鎖(バリューチェーン)の創造と技術経営
MOTフォーマット4
外部環境シート
MOTフォーマット5:機会・脅威シート
MOTフォーマット6:内部環境(強みと弱み)シート
MOTフォーマット7
クロスSWOTシート
MOTフォーマット8
課題構想書

    現状分析の手法 参考