(モチベーション/人間尊重)
人間は、管理されることは誰でもいやなことであります。管理者は管理者であるよりも、リーダーたるべし。と言うことであります。
リーダーたる者、明確な個人のビジョンを持ち、人を引っ張ること、これでなければ、人はついてきません。企業風土、体質をすばらしいものにするには人間を大切にし、自分自身の弱さも知ると言う自己認識も必要です。
企業で仕事をするには、企業のビジョンだけでなく、個人のビジョンを持つことが必要条件として不可欠であります。社会と個人の接点は強く意識されるものですから、個人のビジョンと企業のビジョンのすりあわせが出来てきます。個人のビジョン作りを支援できる企業は、人間を尊重する企業であり、モチベーションを持った行動力のあるすばらしい人々の集団を有することが出来る事になります。
行動なきところに、成功はありません。管理するとは、命令、指示することではなく、「目的を実現させる手段」なのです。管理者は管理するためにいるのではなく、目的を遂行するためのリーダーなのです。
リーダーはコミュニケーションの活動が大切です。目的をしっかり捉え、共に新たなことに挑戦し、共に感動し、行動する事です。
このようなリーダたる人はどうやって、見つけ、育てれば良いのでしょうか。それは権限を委譲する事です。何もかも社長が手を出し、口出しをしているようでは、リーダは育ちません。
権限を委譲する事は、組織のリスクはあるが、失敗しても責任はとると言う企業風土、文化へと革新しなければなりません。失敗を恐れない価値観を持った、前進的な社長の姿勢が非常に大切なことになります。
権限委譲には最低限の技能、技術や心構えを身につけていることは前提となりますが、革新的な組織風土がなければ権限委譲は、かけ声だけに終わり、企業の将来は開けない事になります。
原 MOT コンサルタント
(Management of Technology:技術経営)
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MOTとは設計・製造等の技術者がマーケティングも含めた経営を熟知し、技術のみ追いかけるのではなく技術に
プラスして、経営する心を持って製品を商品とする技術を言うのです。グローバルなマーケットに対し企業の技術
経営戦略を立案、実行し さらに飛躍するための経営を行うことです。
(モチベーション/人間尊重)


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