キャブレターの修理

一般にキャブの修理修理や整備を単に掃除
するだけのように表現されますが、清掃後、
点検測定し不具合原因をいかに修理するか?
がポイントになります。
配管だらけの機械室なんです。キャブって、
室内での液モレ、気体モレ、短絡、ツマリ、
機械的な不良等々いろんなケースがあります。

清掃、点検、修理作業が進み、あとはフロート
チャンバーを閉めるところですが、この後まだ
まだ作業がつづきます。

写真が暗いですが、キャブレターの吸入負圧
を各気筒ごとに計測し、同調調整しながら
パイロットスクリュウ等の調整を排気ガスを
測定(排気ガスの成分から燃焼状態がわか
ります)しながら適正な燃焼状態に調整しています。

もちろん、各気筒の圧縮圧力の測定、各気筒
ごとに、電気回りのリーク等の不具合が無いか?
点検や修理、吸入排気関連の修理もおえて
最後の仕上げ作業のような感じで燃調を調整。
この後、試乗をへて完了します。