to Top
渋い?ミーハー?北紀行

−最終日−

旅行記メニュー 3日目


がっかりクラーク
 大がかりだった旅行も早最終日。朝食を済ませて最後のお土産仕入れに出かけます。そしてもうひとつ、札幌といえば是非見てみたかったのがあの“H大学”。そう、かの漫画「動物のお医者さん」の舞台になった北海道大学です。北大は札幌駅から北へほど近く。もっと時間があれば一時間半程度の散策コースもあるようですが、残念ながらそんな時間はありません。特に漫画の主要舞台の獣医学部は一番奥の方。ホント広いし。涙をのんで諦めます。でもあの漫画(白泉社刊11巻124p)にも出てきたH大のがっかり名所くらいは見ておきましょう。それはクラーク博士の胸像〜! そう、かの有名なクラーク博士の像は北大の中には無い。北大にあるのは胸像だけ…。でも羊ヶ丘まで行く時間も無いしぃ。というわけでちょっと入ってみただけの“H大学”なのでした。でもマジ広いよ。芝生はデカイし、学内だってのに普通に標識があって車も走ってるし。

 もしまた来る機会があったなら、北大は是非ぐるっと巡ってみたいですよ。て、動物園でも丸二日、北大もぐるっとって、どんだけのスケジュールになりますか! あぁ北海道は広すぎる〜。と叫びながら、もうぼちぼち戻らねばなりません。そしてお昼にどうしても札幌ラーメンが食べたい!という向きの希望で、駅近くラーメン屋が並ぶ一角でとりあえず中の一軒に飛び込みます。もう選ぶ暇も無かったんで何が何やらだったけど、ひたすら濃ゆ〜い超こってりラーメンでした。

 そして飛び乗る列車。帰りの札幌千歳空港はごった返していました。ここで最後のお土産をゲット。実はだんぱなTシャツも、一番気に入った柄がどこでも子供サイズばっかりだったのがここでは大人サイズがあってうっかりゲットしたもの。デッカいだんぱの麻袋にお土産てんこ盛り盛りで、ちょっと遅れた飛行機に乗り込むのでした。

終章
 最終日、お天気は下り坂。東北もまだ梅雨の中休みだったわけで眼下はずっと雲雲雲。下を眺めていまはどこ?ぼちぼち着く?とか言ってた今までと違っていささか手持ちぶさた。挙げ句今までで一番時間が長い。でもこの飛行機、なかなかなサービスがありました。それは客席の上から小型ディスプレーが降りてくること。これに随時地図が表示されて、今飛んでる位置とか高度とか外気温とかが判る。これは退屈しませんよ。そんなんをほけらほけらと見ながらあっという間の空の旅は終わります。

 降り立った地元空港は暑かった。サウナの中かと思うほどの熱気と湿度。むせ返るような空気の中を「あぁ北国は本当に涼しかった〜」と反芻しつつ家路につく一行でありました。帰ったら梅雨は明けてましたよ。出発前日届いた長靴は、あれから半月以上が経つというのに一回も外に出せてません。

 なんだか渋いんだかミーハーなんだか判らない旅でしたが、今回の旅もいっぱい楽しみました。スケジュールをゆったり目に取ったおかげで疲れ切ってグズグズにもならずに大規模な移動をこなせました。思ったよりずっと立体的だった松島、そしてもっともっと時間が欲しいと切望した北海道。もしかすると本当に今度は冬、うっかり行ってしまうかもしれません。

 はるかン十年前、北海道には一度行きました。いわゆるツアーというヤツ。道東四日間とかそんなの。ただただバスに揺られて、何とかの滝とか何とか湖とかでトイレ休憩をちょっと長い目みたいな観光をして写真撮って、ホテルで名産なんだか判らない中途半端な食事して、北海道ってこんなもん?て感じの経験でした。でも今回は違いました。見たいところ、行きたいところ、ポイント絞ってじっくりと、というのがやっぱり旅行の楽しみ。またいつか、今回回りきれなかった所を満足いくまで回ってみたいと思います。

 そして今回も帰ってきてから意外な風景を画面で見ることに。あの時計台の近くの道路、そこから吹き上がる巨大な水柱。工事の重機が水道管を損傷したとかで、あの見覚えのある風景が水浸しになっていました。札幌の方々、大丈夫だったでしょうか。またきっと行きます。また、きっと。



 

旅行記メニュー 3日目