「いらっしゃい!君はアストロオーナーでしょ、アストロオーナーの顔をしてる!!」
”ネコの出店”にてデイトナ編集部の皆さんに声を掛けられました。
「デイトナのステッカー!普段は会員さんでも1000円なのに半額の500円!!さあ買いましょう!」
多少強引な(笑)セールストークに私は、
「デイトナは創刊4号から買っているのですが・・・・ステッカーはいらないです・・」
と周りの空気を張り詰めさせた後、
「あっ、!バックナンバー売ってるんですね、デュースってなかなかこっちで買えないんですよ!」
とフォローをするも、デイトナのバックナンバーを見ていると・・・・・・・・・・・
「あれっ?この号は見た事が無いぞ・・・」
と、デイトナ1冊デュース3冊を買いました。
「デイトナは創刊4号から買っているのですが・・・・ステッカーはいらないです・・」
と言った後なので、手にした後、面目ないと思いそそくさと立ち去りました。
(すこし恥ずかしかった・・・・・・)
そして、家に帰ってから”デイトナ”を読んでいると、
真っ白なカラーページに少しの文章が書かれた、なんか雰囲気違うページが・・・・・
「謹告・・・去る一月十七日に発生した兵庫県南部地震によりお亡くなりになられた皆様には・・・・・・・・・・」
そうなんです。私は兵庫県西宮市に住んでおりまして、私も被災しました。
幸いにも私共は「家屋の一部損壊」という被害だけで済んだのですが、電気で5日、ガス、水道は2ヶ月近く寸断されており、
周りの店舗などは一ヶ月以上も開かず、一部の開店しているコンビニにいっても品不足で何も売っていない普通では考えられないような時に売られていた、
1995年3月号(2月発売)のデイトナ2年半の時を得て手にする事ができました。
「えっ?、なぜバックナンバーを買わなかったのかって?」
あの震災にあった直後被災者達の価値観が少し変わりました。
高価な芸術品や食器や車など一瞬にして無になってしまう事に気付き、「生きているだけでも幸せだ!」
と感じていました。
きっと、物を無理してまで欲しくはなくなってしまったんですね。
今は、私はその頃のカマロからコルベットに乗り換え、街は再びブランド品で着飾る人で溢れかえり。
その価値観は震災前に戻ってしまったように感じます。
私はその”買いたくても買えなかったデイトナ”を手にする事が出来て、その頃を思い出しました。
懐かしい物を手にした様で正直嬉しいです。
「何か、運命的な出会いだなぁ〜」(スリスリ)