第58.5話 いいわけファンタジーIII


そのグルガンぞくのおとこは しずかにかたった・・・
このだいじしんでさえも たんなるよちょうにすぎぬと。
せかいの ひかりのみなもとである クリスタルを
ちちゅうふかくひきずりこみ まものをうみだした
おおきなふるえさえも これからおとずれるものに
くらべれば ちっぽけなものである。
それはとてつもなく おおきく ふかく くらく
そして かなしい・・・
だが きぼうはまだ うしなわれてはいない。
4つのたましいが ひかりに けいじをうけるであろう。
そこから すべてがはじまり・・・



まさはる(以下、まさ)「……おい」


4にんの しょうねんたちは みなしごで
へんきょうのむらウルの そうりょトパパに そだてられた。
だいじしんで クリスタルがちちゅうにしずみ
そこにできた どうくつへとやってきた。
4にんは たんけんきぶん。
ちょっとした どきょうだめしのつもりだった・・・




ともき(以下、とも)「もしもーし?」
ひでかず(以下、ひで)「あれ、バックが青いよ?どうして?」




まさ「コラ!なに淡々とFF3進めてんじゃ!!」
ひで「???これドラクエじゃないような気がする……」
とも「気がするもなにも、完全に別物だ!」



まさ「……このヤロ、無視かよ(怒)」
とも「しかも一人芝居までして」
ひで「え?なに?ドラクエもう終わり?」



とも「……だからさ、素直に謝ればいいと思わないか?更新滞ってすみません、って」
ひで「そうだよね、まだドラクエ終わってないもんね」
まさ「あんな中途半端で終わるわけなかろーが!」
ひで「そんなに言わなくてもいいじゃないか」



とも「……でもまぁ、ここまで現実逃避されるとかえって爽快って言うかなんて言うか」
まさ「どこが!」



まさ「……こいつ……完全にシラ切るつもりだ」
ひで「懐かしいな、僕がクリアしたFFシリーズって3・4・5・6だけなんだよね。1と2は昔RPGに興味なくてやってないし、7以降もプレステ版だからやってない。6なんか、ラスボスに二軍で勝っちゃってつまんなかったんだよ」
とも「誰もそんなこと聞いてない」




ほだか(以下、ほだ)「……というわけだ!いやーFF3は面白いねぇ!」
まさ「……で?」
ほだ「???で、と言いますと?」
まさ「肝心のドラクエ話のほうはどうなっているんだ、と聞いている」
ほだ「うむ、いい質問だ。とその前に、まずはこの画像を見て欲しい」



ほだ「これが俺のジョブレベルだ!あはは、すごいだろ!」
まさ「……帰ろうっと」
とも「……俺も」
ひで「……あ、まってよ二人とも」
ほだ「いやーFF3は吟遊詩人に限る!そう思わないかい?……って、みんな?あれ?」






 まーなんつーかそういうわけで、更新が停滞していることをお詫びします。理由は単純で、他にやることがいっぱいあったからなんですが……言い訳しても仕方ないですよね。とにかくまぁストーリー上あとはラスボス戦だけみたいなもんですから、なんとか2001年度内には終わらせるように努力していく所存で御座いますゆえヨロシクお願いします……といった所で今回はおしまいです。さてさて、これからどうなりますやら。


 では、次のお話でお会いしましょう。
 世界がこのまま平和でありますように……









次回予告


 対岸まで10キロはあろうかという大河、クレムス。その岸に並ぶ魔王軍の精鋭、幾万もの軍船を相手にするのは僅か数百と劣勢を強いられているラダトーム水軍だ。海戦に馴れていない魔王軍の水軍を相手にするには「火」しかない、との結論にラダトーム軍師ゲーブルと賢者ともきの両天才は達した。あとは東南の風さえ吹けば……


ほだ「風呼びの儀式に、意味なんかないさ。この季節でも、数日は東南の風が吹く。軍の連中に一目置かせるためのトリックだよ、あれは」
まさ「そういうことか……」

ひで「風だ!風が、東南の風だ!」
とも「さあゲーブル殿、風は来たり!今こそ攻勢に転じるとき!」
???「うむ!魔王軍の軍船に火をかけろ!突撃!」


 川面が紅蓮に染まり、魔王軍はその圧倒的な戦力差を覆されて敗走した。その瞬間、賢者ともきによる【天下三分の計】が成立したのである!!



 次回、ドラゴンクエストIII「三國志伝奇」、ご期待ください!
 (内容及びサブタイトルは変更になる場合があります。ご了承ください)










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