ちよ父

過日、DASACON6 に参加した際、 ちよ父の実物大ぬいぐるみと(【10月19日】)目が合ってしまった。 そういうわけで、そのときその場でちよ父の折紙を考えて、折った。そのちよ父折紙を解説する。

折り線図について

折り方の注目すべき所、及びこの図での説明

ちよ父折り紙

あやめの基礎 or 蛙の基礎

ayameBase

まず、あやめの基礎とか蛙の基礎などと呼ばれる折り紙の基本形を折る。

ayame

頭を折り込む

atama_orime

四方(八方)からこのへんで折目をつけておいて内側へ折り込む。 そのときは、この元は紙の中心部だったあたりを一度平らに広げてから内側に折り畳み込むようにすると良い。

atama

前後のヒラを折り込む

atama_hira

手前の(直角二等分)三角のヒラ(ヒラ)の所を内側に折り込む。 開げ気味にしながら折り目を逆に折るようにすると良い。

chichibase

前後の二つを折り込む。左右の間にあるのはそのままで折り込まないで良い。

手足を細く折る

teashihosoku

左右ともうえから2枚まで山折りで細くする。裏返して反対側からも同様にして細くする。

teashihosoi

足を折る

右手前を中割折り。いちど手前を開いてから折り上げると良い。

migi_asshi_hiraku

折り上げる。

migi_asshi_ageru

適当な辺りで折り下げる。ちよ父の足は小さめが良さそう。

migi_asshi_agesageru

開きを戻す。

migi_ashi

左側も同様にして、右足を折る。

いまちよ父を背中から見てるので、今まで折っていた右側のが左足、次に折るのが右足になる。

ryoh_ashi

手を折る

裏返してから、まず、足のときと同じ様にに折り上げる。

migi_te_ageru

ぎりぎりまで折り上げるのではなく、紙数枚分の余裕をみて折り上げる。 普通の 15cm四方の折り紙なら 1mmに満たぬ程度。

開きを戻しながら手を中割折り。

migi_te_ryoashi

左側も同様にして、左手を折る。

ryoh_te_ryoashi

左右の折込みだけど、手の折込みと足の折込みの間のヒラをまとめる。 手を折り上げるときにおいた余裕で、手の基部のポケットに足の基部を差し込む。

te_ashi (右側)

ちよ父(その0)

これで一応の出来あがり、手を曲げて表情を出そう。

chiyo_chichi_0

やっぱり耳は尖っていた方が良いでしょう。その為にはあとで少し鋏を使います。

mimi_orime

上から見るとこういう風になっている。

                uekara_0

まず、中の6つ(右3 左3)を、先の線のように折り込む。 左右とも真中のは中割折り、前後のは中割折りした間に折り込む。

                uekara_1

そして、前後の上の方には切込みをいれてこれも折込む。

ここで鋏を使う事についての感想に 「僕の正邪判定は、切る長さに異存するのかもしれない」 というがあった。

mimi_kirikomi

さっきの中割折りした所ではなく、其々の手前の細い隙間に折込むのが良いでしょう。

ちよ父(完成)

chiyo_chichi_mimiari

目を書きましょう。適宜 手を曲げてポーズを付けましょう。

ちよ父 折紙

参照


hs9587 2002/10/22-27,/28

tiyotiti.erd, tiyotiti.rd, and required folding.rb, folding.colors.txt .

ruby erb.rb tiyotiti.erd > tiyotiti.rd
ruby rd2.rb -r rd/rd2html-ext-lib --native-inline --ref-extension --headline-title --with-css=tiyo9587.css tiyotiti.rd > tiyotiti.htm