中華料理「福禄飯店」日中友好１７年。
筑紫野市塔原西

私が福岡市の近所の街、筑紫野市で一番好きな中華料理店福禄飯店。高速道路を筑紫野インターで下りて、県道３１号線（通称５号線）を福岡に向かっていくと、「県立武蔵丘高校入り口」交差点左に小規模の飲食店街があります。福禄飯店は、その一角にまるで中華料理店とは思えぬたたずまいで開店し、かれこれ１７年経ちました。

２０２０年現在は、西鉄朝倉街道バスターミナル横の商店街の一角に移転されています。

「福禄飯店」って、どんなお店

「福禄飯店」の料理

お店は、大将と女将が営まれています、少しお客さんが少ないのが気になりますがこの界隈では一番の老舗になっています。おなかが空いて、この看板を見かけたときは、是非訪ねてみてください。

水餃子や包子に春巻、胡麻団子。炒飯や皿うどん、冷麺に北京チャンポン、汁そば。景徳鎮の器にさりげなく盛られた逸品で幸せな気分になれます。福岡市近辺の中華料理は、私の自宅の近所にある老舗の影響か八角の薫りが強い物が多いような気がします。でも、福禄飯店の中華料理は、どれもそんじょそこらにある中華料理とはひと味ちがうようです。

「福禄飯店」のご近所

周りのお店は何代も変わりましたが、福禄飯店はじっとがんばり続けています。今は、筑豊が本店の流行のラーメン屋や、居酒屋・焼き鳥屋のチェーン店が隣にできています。

大将と女将

大将は、中国から帰国され神戸の超高級中華料理店で１０年近く修行された、とても地力のあるコックです。

女将は、中国の劇団で女優をされたいたそうで、何時までも若々しく、いつも元気な方です。

金曜日になると、点心や炒飯の折を抱え職場で販売される努力家でもあります。

いつも、店の奥でテレビゲームをしたいたお子さんは、今は大学生になり公認会計士めざし勉学に励んでいるそうです。

私やかみさんのお薦め

汁そばとネギそば

私は、汁そばが大好きです。かみさんはネギそばが大好きです。

汁そばは、限りなく透明なスープに細めの卵麺、小エビの唐揚げと白ネギのせん切り、ザーサイのせん切りを浮かべただけの物です。こんな上品な中華料理は初めてです。近所の宅地造成が行われた頃、一時塩辛くなりましたが、今は元に戻っています。

ネギそばは、細麺とせん切りの白ネギでこさえただけの焼きそばですが、醤油やウスターソースなど使用していないのであっさりとした物に仕上がっています、香菜が乗っかっています。

「福禄飯店」のおすすめ中華料理

私の定番は、汁そばに炒飯、麺類とご飯は肉体派労働者の定番です。水餃子や包子、ごま団子、前菜のクラゲやホルモンも逸品です。

定食は、ご飯にスープ、おかずは八宝菜、酢豚、麻婆豆腐、焼きそば、中華皿うどんから１品。これで６５０円です、お隣の特製ラーメンと変わらぬ値段です。

夜には宴会もできます、値段を決めてお任せするのが一番です、一人前３０００円もあればおなかいっぱいになれます、一人前５０００円もあればヘロヘロに酔っぱらってしまいます。

今日もテーブルに汁そばと炒飯が並びます。