さかなつりて何だ

本当にお笑いです、渓魚をつるためには「表面活性剤=家庭用洗剤」まで使用する人たちがいるそうですそうです。

辞書には

ひょうめん‐かっせいざい【表面活性剤】ヘウ‥クワツ‥

(surfactant) 強い表面活性を持つ物質。水に対しては石鹸・アルキル‐ベンゼン‐スルホン酸塩の類。分子内に親水性の部分と疎水性の部分とを合せ持つ。洗剤・分散剤・乳化剤・起泡剤・帯電防止剤などとして用いる。界面活性剤。

と、記述されています。

貴方はどう思いますか?

1.「渓魚を釣るのならしょうがない」

2.「少しだからまあいいか」

3.「ほんとにそれでつれるのならつかおかな」

私も、フロータントを使用します。でも、シンクは使用しません。なぜって、表面活性剤ですもの。上鹿川キャンプ場でキャンプするときに鍋やフライパンや食器は使います。でも、洗剤で洗いません。紙で油分を可能な限りふき取り後は1日に1回くらい水洗いをすればよい方です。確かに不潔ですが私は単なる侵入者です自然を傷つけたくありません。

ご存じですか、洗剤を使うと渓魚が減少する3段論法。

1.洗剤(表面活性剤)は水面の表面張力を奪う。

2.表面張力が無くなると水面羽化する水生昆虫が羽化できなくなる。

3。水生昆虫を食している生物が餓死する。当然、渓魚が少なくなる。

ティペットを沈めるのに極少量塗布するのだから環境に影響は少ない、とおっしゃるのならそれも結構。だったら、小さな淵で毒を少量流すかエレキでも使って浮いてきた渓魚をネットですくい写真を撮った方がまだましでしょう。

貴方は、毒を飲んだ渓魚を食べますか。毒の入ったものを大切な人の食料に出来ますか。