2008年5月06日

小さな薮沢へ

宮崎県上鹿川や福岡市近郊でのフライフィッシング

とうとう、連休最期の日です。鹿川キャンプ場は、静かになってきました。友人は、まだ寝ているようです。朝飯前に小さな薮沢へ向かうことにします。

小さな薮沢は、砂に埋まりだしています。昨年の大雨で崩落した砂が少しずつ堆積しているようです。この砂が流されてしまうにはかなりの時間が必要でしょう。

流れを観察しながら、音を立てぬよう注意し上っていきます。小さな、流れ込みとチャラ瀬で構成された部分が気になります。毛鈎をそっと放り込むと、少し小さなやまめが飛び出してくれます。

やまめのいそうな所に毛鈎を流しながら、登り上がります。いつもの場所までやってきました、鹿川キャンプ場へ戻り遅い朝食を摂ることにします。

渓へ向かいます

宮崎県上鹿川や福岡市近郊でのフライフィッシング

キャンプ場に戻り、遅い朝食を済ませコテージの見学をさせてもらいます。

既設のバンガロー2棟の間に、ダイニングキッチンと水洗トイレ、シャワールーム部分を増設し、バンガローだったところはフローリング1部屋、畳敷き1部屋。つまり、2DKの明るいコテージになっています。

午後になり気温も上昇してきたので、短パンにすね当て。ザックやベストも着用せずウエストバックにカメラだけの軽装で渓を上ることにします。

渓へ向かう途中、ミツバツツジが咲いています。

渓を駆け上ります

宮崎県上鹿川や福岡市近郊でのフライフィッシング

誰もいなくなった、静かな渓を駆け上ります。そこかしこに足跡があります、連休中多くの人がつり上がったようです。きっと渓魚は神経質になっているでしょう、1段下から毛鈎を放り込むようにします。

そこかしこから反応はあるのですがなかなか合わせることが出来ません。光があふれているチャラ瀬に毛鈎を流すと、少し大きめのやまめが姿を出してくれます。

少し大きめの淵がありますが、落ち込みに突き刺さった流木が邪魔をして白泡の部分へ毛鈎を放り込むことが出来ません。白泡の横にある大岩から流木の隙間へそっと毛鈎を落としボーと眺めていました。毛鈎が流木に絡みそうになったので引き揚げようとした瞬間、ジャッボと音を立て大きな背中が大岩の下へ戻っていきます。それだけでした、とても大きな渓魚のようです。

予定の場所まで登り、鹿川キャンプ場へ戻ることにします。友人が、サーディンとアンチョビのパスタをこさえてくれます。そろそろ、連休もおわりです。

のんびりした時間はとても幸せです